北村正裕BLOG

【北村正裕のナンセンスダイアリー】童話作家&シンガーソングライター、北村正裕のブログです。 執筆情報用ホームページ(童話作家・北村正裕のナンセンスの部屋) http://masahirokitamura.my.coocan.jp/ と、音楽情報用HP(北村正裕アート空間) http://masahirokitamura.art.coocan.jp/ もよろしく。 ツイッターアカウントは「@masahirokitamra」です。

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」公開直前情報

まもなく4部作の第一部が公開される「ヱヴァンゲリオン新劇場版」は、「新しいキャラクター」「新しいエヴァ」「新しい結末」がキャッチフレーズになっているようですが、
公式サイトhttp://www.evangelion.co.jp/
http://www.evangelion.co.jp/introduction.html
に最近掲載された情報では、「いまだその結末は決定していない」とのこと。第一部(序)では、新キャラクターの登場もなく、「導入として、旧作とほぼ同じシーンからスタートする」とのこと。
そして、同サイトの
http://www.evangelion.co.jp/highlight_02.html
に掲載されている解説には、「原画、動画、レイアウト(画面の設計図)、背景をスタジオに結集」「原画も作画監督が現在の目で見直し、細かな手が加えられた」「デジタル技術でリニューアル」とあります。また、
http://www.evangelion.co.jp/highlight_03.html
には、「「EVA初号機」や「使徒」の一部は3D表現(コンピュータ・グラフィックス)に置き換えられ、予想を大きく超えるパワーアップを果たしている」とも書かれていますが、一方で、「「REBUILD」とは、『エヴァ』の原点である「手作りのアプローチ」を重視した技法であることを確認したい」ともあり、従来の手作りの手法を基本としながらも、最新のデジタル技術を最大限に利用して表現の幅を広げる試みが見どころということになりそうです。「新しい物語」の方は、第2部以降ということになるようですね。

〔公式サイト以外の関連最新情報記事〕
「シネマトゥデイ」の
http://cinematoday.jp/movie/T0005459
「OCNアニメ・特撮公式ブログ」の
http://animation.blog.ocn.ne.jp/anime/2007/07/post_4660.html
「goo映画」の
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD11055/index.html
など

〔当ブログ内の関連記事〕
http://masahirokitamura.blog.drecom.jp/archive/32
など

〔HP内の「エヴァンゲリオンの基礎知識」のページ〕
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/eva-g.htm

『新版 エヴァンゲリオン解読』出版

2001年初版発行の『エヴァンゲリオン解読』(第1版)の昨年の増刷分(6刷)が、ほぼ版元在庫切れになっているようですが、今回は、これが品切れになっても増刷はせずに、第1版は絶版とし、代わりに、新たに、『新版 エヴァンゲリオン解読』を出版することになりました。これは、第1版の「補章」をカットする代わりに、「資料に関する補足」という項目を巻末に設けて、2003年にキングレコードから発売されたリマスター版のDVDの紹介を追加するなどの改訂を加えた「新版」です。すでに、製本も完了して、僕のところには、見本も届いているので、書店への配本も、もう、まもなくということになると思います。
現在は、まだ、一部の書店では、第1版(2001年発行)の在庫があると思いますが、ネット書店で注文される場合、第1版と新版の情報・注文ページは別になりますので、ご注意ください。
例えば、Amazonの場合、
第1版の情報ページは、
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4380012158/
ですが、新版の情報・注文ページは、
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4380072150です。
Yahoo!ブックスの場合は、
第1版の情報ページは、
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/30913096
新版の情報ページは、
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31936840
です。
ISBN番号は、
第1版は ISBN4-380-01215-8
新版は ISBN978-4-380-07215-4
です。
また、今後、第1版は、一般書店では入手困難になると思いますが、現時点では、第1版(1刷)の著者直販分の在庫がまだあります。著者直販については、HP内の「著書紹介」のページ
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/chosho.htmをご覧ください。
「新版」については、書店のみでの販売とし、著者直販は行わない予定です。
「『エヴァンゲリオン解読』入手方法」のページ
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/eva-k.htmもご参照いただければさいわいです。

第1版については、ネット上でも、多くの読者の方が、ブログなどで感想記事を書いてくださっていますが、今年になってからの記事としては、
glider67skyさんの「天井の下、サブカル日和」というブログに、2月21日の
http://blogs.yahoo.co.jp/glider67sky/44866469.html
から3記事連続で、『エヴァンゲリオン解読』についてのコメントがあります。


『新版 エヴァンゲリオン解読 そして夢の続き』(北村正裕=著、三一書房=発行、2007年8月刊行、本体1524円+税)
<目次>
序章 解釈とは何か
第一章 ゼーレがカヲルに「託」したこと …序章○「予定をひとつ繰り上げる」とはどういうことか?○「初号機による遂行」とは何を意味しているのか?○ビデオ発売にあたってテレビ放映版から修正された部分の意味は何か?○ゼーレとゲンドウの補完計画の違いと共通点は…
第二章 零号機のコアの秘密 …○リツコは零号機のコアの秘密を知っていたのか?○互換試験のとき零号機からシンジに流入したレイのイメージの正体は?○「まさか…いえ…そんなはずはないわ」とは、どういうことか?○第弐拾参話での「このことは極秘とします」とはどういうことか?…
第三章 第拾九話「だめなのね……もう」の真相 …○エヴァの「パーソナルパターン」とは何か?○第拾九話でのレイの初号機とのシンクロ失敗の本当の原因は?…
第四章 鈴原トウジ選出の舞台裏 …○エヴァパイロットが一四歳であることには意味があるのか?○エヴァパイロット選考の基準は?○アスカ選出のタイミングは?…
第五章 シンジがアスカの首を絞めた理由 …○「気持ち悪い」という台詞の意味は?○包帯の意味は?…
第六章 ミサト、カーペット発言の意味 …○マンションでの首絞めのイメージ・シーンは、何故、リアルに描かれているのか?○シンジの「アスカにひどいこと」とは何か?○ミサトの絶命寸前の「カーペット」発言は何を意味しているのか?○DEATH編の弦楽四重奏シーンは、何を意味しているのか?…
第七章 「パターン青」の謎 …○「君は僕と同じだね」とは?○「まごころを、君に」で、リリス=レイが「パターン青」と分析されながら「人間」と断定されたのは何故か?…
第八章 使徒襲来の謎 …○使徒が徐々に進化しているように見えるのは何故か?○(裏)死海文書は、何故、使徒の襲来を、その数にいたるまで正確に予言できたのか?○使徒とは何か?…
資料
資料に関する補足
旧版あとがき
新版あとがき

「白鳥の湖」幻影解釈の流行

最近、相次いで来日公演を行ったオーストラリア・バレエ団とグルジア国立バレエの「白鳥の湖」では、いずれも、白鳥や湖が、登場人物の幻影であるという解釈による演出になっていましたが、「幻影解釈」の元祖的存在のパリのヌレエフ版では幻影であったオデットが、現実の城の舞踏会に現れ、さらには、幻影を失った王子の死をも暗示するインパクトのある演出であったのに比べると、今回披露された2つの舞台では、幻影は決して現実を浸食することはなく、特に、グルジアのファジェーチェフ版は、いわゆる「夢落ち」であって、ヌレエフ版のようなインパクトのあるものではないと感じました。
グルジア国立バレエのファジェーチェフ版では、第1幕がバレエスタジオでのリハーサル。そして、第2幕以降が、練習に疲れたプリンシパルが見る夢。終曲は分断され、最後のメノモッソの部分のみ、スタジオで夢から覚めたプリンシパルのシーンに使用するというもので、好感の持てるものではありませんでした。オーストラリア・バレエ団のマーフィー版の方は、第2幕の湖と白鳥が、王子(=皇太子)の愛人問題に悩むオデット(=皇太子妃)の幻影。王子ではなく、オデットの幻想としたのはユニークですが、その契機がオデットと王子とロットバルト男爵夫人(皇太子の愛人)との三角関係であるというのは、この音楽が描く美しい幻想にそぐわないような気がしました。

このオーストラリア・バレエ団のマーフィー版について、先日、朝日新聞に掲載されたレビュー(7月27日付夕刊)の中で、第3幕ラストでのオデットについて、「彼女は病院=湖へと連れ去られる」と書かれていますが、これは間違っていると思います。男爵夫人主催の夜会の第3幕のラストで、招かれざる客のオデットを男爵夫人が再びサナトリウムに送ろうとしますが、オデットは、捕らえられることはなく、夜の闇に逃げ込んでしまいます。公演プログラムにも、「オデットは夜の闇のなかへ逃げ去っていく」と書かれています。そして、第4幕では、王子の後悔と嘆きをよそに、ついに闇の世界に消えてしまい、彼女の死が示唆されています。第2幕で現れる湖は、サナトリウムに収容されたオデットの夢想ですが、第4幕で現れる湖は、闇の中のオデットの夢想なのでしょう。第2幕のグランアダージョでドリゴの終止を採用しないなど、プティパ版にとらわれずに原曲を積極的に使うなど、見るべき点はありましたが、やはり、愛人問題とか三角関係といった設定になじめませんでした。

なお、僕が見たのは、オーストラリア・バレエ団のマーフィー版が7月14日(18:30)、グルジア国立バレエのファジェーチェフ版が7月21日、いずれも、東京文化会館での公演です。

今回の両バレエ団の「白鳥の湖」の日本公演については、すでに、色々なブログにコメントが載っているようです。
オーストラリア・バレエ団の公演については、
「散在日誌 ballet」の
http://ried.blog43.fc2.com/blog-entry-160.html
「Haskellな日々」の
http://plaza.rakuten.co.jp/MiriamHaskell/diary/200707140000
などに、
グルジア国立バレエの公演については、
「エンタメ日記」の
http://blog.goo.ne.jp/piero0323/e/8f551fb037606d3035be03d3ac6c0777
「萌映画」の
http://blog.goo.ne.jp/rukkia/e/86b967bfb813cf4aef1c36dfbb8aeda7
などにコメントがあります。

〔HPのバレエ・オペラコーナー〕
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/swanlake.htm

絵本『ものぐさじじいの来世』(小川未明/作、高岡洋介/絵、架空社刊)出版&原画展

架空社から絵本『ものぐさじじいの来世』(小川未明/作、高岡洋介/絵)が出版され、現在、新宿区内にある「ゑいじう」というギャラリーで、原画展が開かれています。会場内で、本の購入もできるようになっています。本日、見てきましたが、ちょうど高岡さんご本人もいらして、ご本にサインをいただいた上、お話しもきかせていただけました。原画展は、14日までとのことですが、詳しいことは、「ゑいじうBlog」の4月9日の記事
http://blog.livedoor.jp/eijiu/archives/50529224.html
に掲載されています。
さて、その絵本ですが、まず、小川未明の数ある作品の中で、あまり知られていないはずのこの作品を絵本化したということだけでも充分価値がある企画だったと思います。おそらく、これまで、文庫本などには収録されてこなかった作品でしょうし、僕も、初めて読みました。
これまで、架空社は、『電信柱と妙な男』(石井聖岳/絵、2004年刊)以来、すでに、小川未明の5作品の5人の画家による絵本を出版しており、例えば、『眠い町』(堀越千秋/絵、2006年)などは、絵の存在感が圧倒的で、未明作品の魅力を再認識させてくれるものでしたが、その『眠い町』や『電信柱と妙な男』、そして、『金の輪』の場合は、物語そのものは、どれも未明の代表作であり、文庫本などの未明作品集にはたいてい収録されているものだったのに対して、今回の『ものぐさじじいの来世』は、僕もそうでしたが、この絵本で初めて読むことになる人が多いのではないでしょうか?そして、読んでみると、これが、なかなかおもしろいのです。『眠い町』などが、先進的ではあっても、現代では普通の感じの文明批評的作品になっているのに対して、『ものぐさじじいの来世』には、有名な未明作品にはあまり感じられないナンセンステールの味があります。結末はフェードアウト的で、もし、絵がなかったら、やや印象が薄いかもしれないと思いましたが、物語全体の雰囲気には好感が持てました。そして、『眠い町』の堀越さんの絵に劣らず存在感のある高岡さんの絵が、この埋もれた物語をよみがえらせることに成功していると思いました。
まず、扉の次の最初のページの絵がすごい!ものぐさじいさんの部屋には、蜘蛛の巣などはあたりまえ、といわんばかりに、床には、なめくじやかたつむりやカエル、そして、極めつけは、ふとんの上にまで生えているキノコ!漫画家の松本零士さんが、若いころ、洗っていないパンツを押し入れに放り込んでおいたところキノコが生えた、という有名な話を思い出したので、原画展の会場にいらした高岡さんにお話ししたところ、高岡さんも松本さんのその話をご存じだったようです。
そして、この絵本を魅力的なものにしている絵のポイントのひとつは、一貫してものぐさじいさんに連れ添っている猫を登場させていることではないかと思いました。これは、文章には全くないことなのですが、まるで違和感がなく、おじいさんが死ぬときも、最後に、海の海草になるときも、猫は、おじいさんと一緒です。これが、この絵本にユーモアと暖かさを与える結果となっていると思います。
おじいさんが「風が寒いから」家から出たくないと言う場面の絵には、鳥や凧に混じって、幽霊のような浮遊物体が空に描かれているのが目に付いたので、原画展の会場で、高岡さんに「これは何ですか?」とおききしたところ、「描いた私にもわかりません」とのことでしたが、物語後半でものぐさじいさんの魂が極楽へ昇天することになるので、それへの伏線のような気がしました。
なお、最後の3点の絵は、原画と絵本との色調に微妙な違いがあり、絵本の方では原画より淡い色調になっていますが、これは、最後の場面が来世であることを考えて、現世を描く場面との色調を意図的に変えるための印刷上の工夫がほどこされているとのことで、これは、架空社の社長さんのアイデアだとのこと、やはり、原画展で、高岡さんがお話ししてくださいました。細かいところまで、ていねいに作られているということがよくわかります。
上記の通り、物語そのものも、この本以外ではなかなか読めない作品だと思うので、絵本ファンのみならず、童話ファンのみなさまにオススメの一冊です。

原画展の情報は、上記「ゑいじうBlog」のほか、
「まごしろう日記」の3月30日の記事
http://plaza.rakuten.co.jp/magoshiro/diary/200703300000/
にもあります。

新世紀エヴァンゲリオン原作社GAINAXのサイトにも新劇場版公開日情報登場

先日、2月17日に、Yahoo! JAPAN-エヴァンゲリオン特集-のページなどで「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」9月1日公開という情報が出ましたが、ようやく、
アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」原典版の企画制作会社であるGAINAX公式サイトにも情報が出てきました。
まず、同社サイト内にある「庵野秀明公式Webサイト」
http://www.gainax.co.jp/hills/anno/index.html
では、数日前から、Yahoo! などの関連ページへのリンクが貼られています。その中のひとつ「Yahoo! メルマガ?ヱヴァンゲリヲン新劇場版だより」
http://merumaga.yahoo.co.jp/Backnumber/5923/53470/p/1
にある記事によると、スタジオカラーは、「去年の秋に誕生」したとのこと。また、「カラー」とは、ギリシャ語の「歓喜」の意とのことと解説されています。
一方、GAINAX制作本部の武田統括本部長のブログの昨年9月21日の記事
http://gainax.weblogs.jp/takeda/2006/09/post_9901.html
の中に、「夕方、庵野君の新事務所の事務所開きで某所へ」という記載があり、この新事務所というのが、スタジオカラーのことのようです。
また、通販最新情報ブログの昨日2月23日の記事
http://gainax.weblogs.jp/staff/2007/02/91_7886.html
にも、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」9月1日公開という情報が出ました。
「EVANGELION.CO.JP」
http://www.evangelion.co.jp/
は、以前は、キングレコードのDVDなどの情報ページでしたが、先日のリニューアルで、完全に「ヱヴァンゲリヲン新劇場版公式サイト」または「エヴァンゲリオン公式サイト」と呼ばれるようになっていますが、ここの管理は、どこの会社がやっているのでしょう?そもそも「EVA製作委員会」を構成する会社のリストも掲載されていないので、そのあたりのことは、依然、よくわかりません。

僕のHPの中のリンクページ
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/link.htm
には、「新世紀エヴァンゲリオン」関連の公式サイトのほか、いくつかのいわゆる謎解きサイト、考察サイトなどの個人サイトなどへのリンクもあります。
また、以前、当ブログの
http://masahirokitamura.blog.drecom.jp/archive/11
の記事にも書きましたが、HP内の新世紀エヴァンゲリオンコーナー
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/eva.htm
には、「エヴァンゲリオン解読」(三一書房、2001年)出版以前に書いたいくつかの古いエッセイも、引き続き掲載しています。これらは、当然、オリジナル版の「新世紀エヴァンゲリオン」(95?99年版)についてのエッセイです。いずれ、97年の映画は「旧劇場版」と呼ばれるようになるのでしょうか?

オリジナル版(95?99年版)のファンとしては、キングレコードのDVD情報が「エヴァンゲリオン公式ページ」から消えてしまったりと、「新劇場版」一色になっていることには、やや複雑な気持ちもあるのですが、「新劇場版」を機に、オリジナル版も見てみようという新しいアニメファンが増えるならいいことでしょう。
なお、上記公式ページから消えた2003年版DVDの情報などは、現在、キングレコードのスターチャイルドレーベルのサイト内の「新世紀エヴァンゲリオン」のページ
http://www.starchild.co.jp/special/evangelion/index.html
に掲載されています。
また、2003年版DVDと99年版DVDの違いなどについては、当ブログ内の
http://masahirokitamura.blog.drecom.jp/archive/21
や、HP内の「エヴァンゲリオンの基礎知識」のページ
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/eva-g.htm
をご参照いただければさいわいです。
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