北村正裕BLOG

【北村正裕のナンセンスダイアリー】童話作家&シンガーソングライター、北村正裕のブログです。 トラックバック送信のさいには、当ブログ該当記事へのリンクをお願いします。また、コメントは投稿できない設定になっています。 執筆情報用ホームページ(童話作家・北村正裕のナンセンスの部屋) http://masahirokitamura.my.coocan.jp/ と、音楽情報用HP(北村正裕アート空間) http://masahirokitamura.art.coocan.jp/ もよろしく。 ツイッターアカウントは「@masahirokitamra」です。

セミステージ形式「夕鶴」公演関係のブログ記事

先日、当ブログの
http://blog.drecom.jp/masahirokitamura/archive/7
にも書いたように、セミステージ形式によるオペラ「夕鶴」の公演ツアー(鮫島有美子主演)のうち、僕が見た2月16日の東京オペラシティでの公演の観劇レポートは、HPのバレエ&オペラコーナー
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/swanlake.htm
に掲載していますが、その後、今回の公演ツアーのうち、2月13日の江戸川区総合文化センターでの公演の感想、レポートのブログ記事を見つけました。

あみーずさんのブログの
http://plaza.rakuten.co.jp/amiyasjp/diary/200502130000/
と、
kzzzoさんのブログの
http://blog.so-net.ne.jp/kzzzo/2005-02-17
に、それぞれの感想、レポートがあります。

「夕鶴」「眠り」2日続きの贅沢

先日、2月16日には、東京オペラシティでのオペラ「夕鶴」のセミステージ形式による公演。続く、17日(昼)には、NHKホールでのハンブルク・バレエによるノイマイヤー版「眠れる森の美女」の公演と、2日続きで、贅沢な観劇を楽しませていただきました。どちらも、ホームページのバレエ&オペラのコーナー
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/swanlake.htm
に、観劇レポートを掲載しました。

ところで、観劇に出かけている間に、三一書房の編集者からメールが届いていて、2001年刊の著書『エヴァンゲリオン解読』の3度めの増刷(4刷)が決定したとのことです。アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の完結編の映画が公開されたのが、1997年7月ですから、それから、もう、8年近く経っているわけですが、このアニメは、一時のブームで終わらせるのは、あまりにもったいないと感じさせる希有の傑作だと思います。2003年には、音質などを改良したリニューアル版のDVDソフトも出たことですし、今後も、永く、多くの人たちを感動させ続けるのではないでしょうか。作品の見方は、人それぞれでしょうが、僕の解釈本が、読者の方にとって、新しい「エヴァンゲリオン」の見方、味わい方のきっかけになればさいわいです。

『エヴァンゲリオン解読』の紹介は、ホームページの中のエヴァンゲリオンコーナー
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/eva.htm
の中の「『エヴァンゲリオン解読』出版情報」のページ
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/eva-kaidoku.htm
に掲載しています。

バレエ「白鳥の湖」のお薦め舞台

バレエ「白鳥の湖」を初めて見るという場合に、どのバレエ団の舞台が良いでしょうか?という質問を、最近、直接受けたり、ネット上の掲示板で見かけたりすることがありますが、東京近辺の方になら、まずは、牧阿佐美バレエ団のウェストモーランド版がお薦めです。このヴァージョンは、英国ロイヤルバレエに伝わる伝統的な舞台を土台にしていて、ストーリー、パントマイムとも、基本的には、1895年のプティパ・イワノフ版(事実上の原典版)に忠実であり、「白鳥の湖」の基本を味わうことができます。音楽は、1895年版と、完全に同じではありませんが、そもそも、1895年版が、チャイコフスキーの原曲通りではなく、「白鳥の湖」以外の曲が挿入されていたりしていたのに対して、牧阿佐美バレエ団のウェストモーランド版は、そうした曲を排除して、むしろ、原曲に近づけています。
一方、海外のバレエ団で、しばしば日本公演を行っているバレエ団の中では、ムソルグスキー記念サンクトペテルブルク国立バレエ団(レニングラード国立バレエ団)のボヤルチコフ版が、1895年版に近い舞台を見せてくれます。このボヤルチコフ版は、ストーリー、音楽ともに、ほとんど、1895年版そのものであり、一見の価値があります。ただ、残念なのは、他の、多くのロシアのバレエ団同様、第2幕で、オデットが、自分の身の上を語るパントマイムが削除されていることです。それに対して、英国ロイヤルバレエのダウエル版は、ロシアで途絶えながら、英国で引き継がれたマイムをしっかり見せてくれて、これまでに僕が見た舞台の中で、おそらく、もっとも1895年版に近いものだと思います。ダウエル版の「白鳥」の日本公演は、99年に行われましたが、貴重な体験でした。
今年、これから東京で予定されている公演では、Kバレエカンパニーの熊川哲也版もお薦め公演のひとつです。これは、基本的には、プティパ・イワノフ原典版に近く、さらに、冒頭にブルメイステル版に近いプロローグを加えたり、ラストは、船で昇天していくシーンと言うより、天国そのもののシーンのようになっていたりという改訂がされています。
ロシアでは、ソ連時代に、本来、悲劇であったはずの「白鳥の湖」が、いわゆるハッピーエンドに変えられてしまったようで、今でも、そのソ連版の伝統を引き継いでいる舞台が多いようで、僕には、味気ないものに思えます。日本のバレエ団でも、そうしたソ連版を引き継いでいるものが多く、僕には、残念なことだと思えます。

「白鳥の湖」については、HPの中のバレエ・オペラのコーナー「白鳥の湖への旅」
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/swanlake.htm
に、上記ダウエル版の観劇レポートなど、関連記事を掲載しています。また、同じく、HPの「著書紹介」のページには、著書「オデット姫とジークフリート王子のほんとうの物語」の紹介記事もあります。

なお、QOOさんのブログの
http://dancinqoo.jugem.jp/?eid=30
の記事に、2005年1月8日の「牧阿佐美バレエ団」の公演のレポートが載っています。

西本晃二著『落語「死神」の世界』について

西本晃二氏の著書「落語『死神』の世界」(青蛙房発行、2002年11月、本体価格3200円)については、すでに、HPの中のプロムナードのコーナー
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/promenade.htm
の「グリム童話と落語『死神』」のページでも紹介しましたが、この本、発行日こそ、僕の論文「死神のメルヘン」(「駿台フォーラム第18号」、2000年8月)より、かなり後ですが、そこに収録された研究内容の大部分は、僕の論文より、ずっと前からなされていたもののようであり、部分的に僕の論文の引用はあるものの、僕の論文の論旨をふまえたものにはなっていません。僕の主張は、落語「死神」のルーツは、あくまで、グリム童話であって、オペラ「クリスピーノ」は、全く関係ないというもので、そう考える根拠、というより、「クリスピーノ」ルーツ説の根拠とされていたものをひとつひとつ否定してきたのですが、それに対する反論は、一切、ないようです。たとえば、洋行経験のある福地桜痴が円朝のブレーンであり、福地桜痴が洋行の際に、オペラ「クリスピーノ」を見たのではないかという仮説に対しては、それ自体は、僕としては、特に、否定もしていませんが、それより、福地桜痴が、グリム(兄)と面会していた可能性が、日独双方の記録から、考えられるということも、上記論文に書きましたが、そう考えれば、福地桜痴の関与の可能性は、「クリスピーノ」ルーツ説より、グリムルーツ説に有利なものになります。
もともと、イタリア文学の研究家だった西本氏が、落語「死神」の研究を始められたのは、この落語が、イタリアのオペラ「クリスピーノ」から作られたと言われていて、そのオペラについての質問を受けたのがきっかけだったそうですが、僕の現在の考えでは、その前提、すなわち、「クリスピーノ」ルーツ説は、全くの間違いだったと思います。そして、何故、その間違った説が広まってしまったかということも、論文で述べました。しかし、だからといって、西本氏の研究が無意味なものということにはなりません。間違った説を前提にしていても、西本氏が調べた内容は、それなりに興味深い内容で、実は、僕は、未だに拾い読み程度にしか読んでいないのですが、西本氏の長年にわたる研究の成果が披露されていて、関連方面の研究にとっても貴重な資料になるのではないかと思います。
興味を持たれた方には、僕の論文と読み比べていただければさいわいです。僕の論文の掲載誌「駿台フォーラム第18号」の入手方法については、HPにも掲載しましたし、駿台教育研究所にお問い合わせいただければよいと思いますが、多分、国会図書館でも閲覧できると思います。
駿台教育研究所のHPは、 http://www.sundai.ac.jp/kyouken/ です。

なお、音楽工房「blooming sound jp」のブログの
http://bloomingsound.air-nifty.com/blog/2004/09/post_2.html
の記事に、西本氏の上記著書の話題が載っています。

ブログ開設しました

ブログを開設しました。
ブログ開設の趣旨は、「当ブログについて」
http://blog.drecom.jp/masahirokitamura/archive/1
に記した通りです。
ホームページ(童話作家・北村正裕のナンセンスの部屋)
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/
も、よろしくお願いします。

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以上3点のうち、(ポイント1)の著作権に関する規定の問題については、ドリコムブログの会員規約の第14条には、「ドリコムは、会員が本サービスを利用してつくったすべての著作物(以下「会員著作物」といいます)を、出版物等に利用する場合、本人の承諾を得るものとします」 と明記されています。

ブログサービス各社の著作権に関する規定の問題については、松永英明さんのブログサイトの
http://kotonoha.main.jp/2004/11/14copyright.html
の記事が、大変、参考になりました。
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