アザラシヴィリ作曲の「無言歌」、遠藤真理&読響ライブ盤の音源聴いているとチェロの音が日本語の歌に聞こえてきて、自分が感じたまま、詩を書いてしまい、昨日(4月9日)、ツイッターに投稿しました。
https://twitter.com/masahirokitamra/status/1248160753024024576
"Dgeebi midian"というジョージア語版の歌がすでに存在しているようですが、今回、僕が書いた詩は、その歌詞の翻訳ではなく、独自の日本語の詩です。
遠藤真理&読響ライブ盤の音源は、Spotify等の配信の他、Amazon等でのダウンロードもできます。
https://www.amazon.co.jp/dp/B07FKKWLWR/
この曲については、例えば、チェロとピアノによるGeorgia Modernによる演奏の動画が18年4月にYouTubeで公開されています。
https://youtu.be/fhTTEodT5N4
遠藤真理&読響ライブ盤のほうは、チェロとチェロアンサンブルによる演奏です。楽器編成も色々で、チェロアンサンブルとピアノによる演奏の動画としては、19年11月にYouTubeのarparecordsチャンネルで公開されたサンクトペテルブルクチェロアンサンブルによる演奏の動画
https://youtu.be/RykSJ4Ymi5k
等があります。
ジョージア語の歌詞による歌"Dgeebi midian"のジャズ風の歌唱の動画の情報が、「Langsamer Satz」というブログの16年2月28日の記事
http://nailsweet.jugem.jp/?eid=1295
の中にあります。
その中に紹介されている動画のひとつ、16年にYouTubeで公開された動画「Liza Bagrationi & Nikoloz Rachveli - Dgeebi Midian」
https://youtu.be/RkoUHlZniHU
のページには、
「Composer: Vazha Azarashvili. Lyrics by Petre Bagration-Gruzinski」という記述があります。
アザラシヴィリの曲に、グルジンスキイという人が詩を書いたということでしょうか?
今回、僕が書いた詩は、この"Dgeebi midian"のようなジャズ風の歌唱ではなく、この記事の冒頭に書いたように、遠藤真理&読響ライブ盤の音源で聴けるような音楽のイメージで書いたもので、実際に歌うなら、合唱が良いかもしれません。
なお、歌唱を伴わないバージョンのタイトルは、多くの場合、日本語では「無言歌」、英語では"Song Without Words"となっていますが、18年にNAXOSレーベルから発売されたのスレイマンの演奏の音源のタイトルは"Days Go By"(日本語では「過ぎ去りし日々」)となっています。
https://www.amazon.co.jp/dp/B07K38MLLT
そして、このスレイマンの音源について、naxos.comのサイトにある解説
https://www.naxos.com/mainsite/blurbs_reviews.asp?item_code=8.579030&catNum=579030&filetype=About%20this%20Recording&language=English
を見ると、この「Days Go By」について、
"The lyrics by the poet, P. Grouzinsky – ‘Days go by, melting away as a candle, we will always regret our silence’ – express the gentle regret of unconfessed love, while Vaja Azarashvili’s music proclaims the strength of pure feeling."
という記述があります。
この解説を日本語にすると、「アザラシヴィリの音楽は、純粋な感情の強さを表現し、詩人P.グルジンスキイによる『日々は過ぎ去り、キャンドルのように溶けていき、私たちは、いつも沈黙を後悔する』という歌詞は、告白されなかった愛への穏やかな後悔を表現している」といったところでしょうか?
チェロでの演奏の音源は、ト長調になっているものが多いようですが、歌唱バージョンでは、イ長調のものがあるなど、キーが違っているものがあるようです。また、キーの違い以外にも、バージョンによって編曲が色々です。複数のバージョンで、中間部、後半で、二度転調してもとのト長調に戻っているようにきこえます。チェロの演奏で、キーは同じでも、1オクターブ高い音を出して、バイオリンのようにきこえるような演奏になっているバージョンもあるようです。スレイマンの演奏は、チェロでの演奏のようですが、バイオリンのようにきこえる高い音を多用しています。本当にバイオリンで弾いている音源もあるようです。
昨日、ツイッターに、詩そのものだけでなく、関連情報もいくつかツイートしましたが、ツイートの字数制限でツイート数が多くなってしまうため、書ききれなかったこともあり、このブログ記事に、その書ききれなかった情報も含めて、まとめてみました。
〔ツイッターの関連ツイート〕
https://twitter.com/masahirokitamra/status/1248161984060649472
〔北村正裕ホームページ紹介サイト〕
https://masahirokitamura33.wixsite.com/masahirokitamura
【2020.4.19追記】
4月10日の記事の中で、P. Grouzinskyによるジョージア語の歌詞についての情報を記しましたが、そのジョージア語の歌詞の日本語訳の日本語による歌唱音源の情報を得ました。
許瑛子による訳詞、米良美一による歌唱で、「無言歌」というタイトルで、発売されていて、AmazonやSpotifyの配信で聴くことができます。
「うたまっぷ/com」のページ
https://www.utamap.com/showkasi.php?surl=k-170405-031
には、訳詞が載っていて、そのページには「作詞 許瑛子」と書かれていますが、
「Mkiki」というサイトに載っている米良美一のインタビュー記事
https://mikiki.tokyo.jp/articles/-/14144
を見ると、「グルジア(ジョージア)の作曲家ヴァージャ・アザラシヴィリの楽曲で本国では愛唱歌として親しまれている。日本語訳詞は作詞家の許瑛子」と書かれており、原詩の作詞者のグルジンスキーの名は記されていませんが、ジョージア語の歌詞の日本語訳であることが明記されています。
"dgeebi midian"という原詩の一部はジョージア語のまま日本語の訳詞の中にはいっています。ジョージア語の歌のタイトルでもあるこの言葉、「時は過ぎる」というような意味のようですが、米良美一の歌唱では「ダハビ ミディアン」というようにきこえます。YuTubeにあるLiza Bagrationiの歌唱では「ドゥレービ ミディアン」というようにきこえます。また、米良美一のバージョンは、キーが原曲と違っています。
そして、このGrouzinskyの詩は、僕の感覚では、アザラシヴィリの曲の美しさを十分に表現できていないように感じるのですが、いかがでしょう?
僕は、先日の記事の中にも画像を載せた僕自身の詩で、女声または混声合唱で歌っていただきたいと思います。合唱団や、歌手、関係者の方などで、興味お持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひ、ご連絡ください。
ホームページ
http://masahirokitamura.art.coocan.jp/
に掲載しているアドレス宛にメールで連絡いただければありがたいです。
YouTubeで聴けるジョージア語の歌は、チェロで奏でられる音楽のイメージとはかなり違ったイメージで、ジャズ風のアレンジでの歌唱になっていますが、僕が書いた詩は、先日の記事にも書いた通り、遠藤真理さんのチェロの音色からイメージして書いたものです。遠藤さんのチェロの演奏を聴いていると、先日の記事の中にある詩のようにきこえたので、自分で書いたその詩での歌唱を、ぜひ、聴きたいと思っています。
(2020.4.19追記)
〔関連ツイート〕
https://twitter.com/masahirokitamra/status/1248512913721053185
https://twitter.com/masahirokitamra/status/1248160753024024576
"Dgeebi midian"というジョージア語版の歌がすでに存在しているようですが、今回、僕が書いた詩は、その歌詞の翻訳ではなく、独自の日本語の詩です。
遠藤真理&読響ライブ盤の音源は、Spotify等の配信の他、Amazon等でのダウンロードもできます。
https://www.amazon.co.jp/dp/B07FKKWLWR/
この曲については、例えば、チェロとピアノによるGeorgia Modernによる演奏の動画が18年4月にYouTubeで公開されています。
https://youtu.be/fhTTEodT5N4
遠藤真理&読響ライブ盤のほうは、チェロとチェロアンサンブルによる演奏です。楽器編成も色々で、チェロアンサンブルとピアノによる演奏の動画としては、19年11月にYouTubeのarparecordsチャンネルで公開されたサンクトペテルブルクチェロアンサンブルによる演奏の動画
https://youtu.be/RykSJ4Ymi5k
等があります。
ジョージア語の歌詞による歌"Dgeebi midian"のジャズ風の歌唱の動画の情報が、「Langsamer Satz」というブログの16年2月28日の記事
http://nailsweet.jugem.jp/?eid=1295
の中にあります。
その中に紹介されている動画のひとつ、16年にYouTubeで公開された動画「Liza Bagrationi & Nikoloz Rachveli - Dgeebi Midian」
https://youtu.be/RkoUHlZniHU
のページには、
「Composer: Vazha Azarashvili. Lyrics by Petre Bagration-Gruzinski」という記述があります。
アザラシヴィリの曲に、グルジンスキイという人が詩を書いたということでしょうか?
今回、僕が書いた詩は、この"Dgeebi midian"のようなジャズ風の歌唱ではなく、この記事の冒頭に書いたように、遠藤真理&読響ライブ盤の音源で聴けるような音楽のイメージで書いたもので、実際に歌うなら、合唱が良いかもしれません。
なお、歌唱を伴わないバージョンのタイトルは、多くの場合、日本語では「無言歌」、英語では"Song Without Words"となっていますが、18年にNAXOSレーベルから発売されたのスレイマンの演奏の音源のタイトルは"Days Go By"(日本語では「過ぎ去りし日々」)となっています。
https://www.amazon.co.jp/dp/B07K38MLLT
そして、このスレイマンの音源について、naxos.comのサイトにある解説
https://www.naxos.com/mainsite/blurbs_reviews.asp?item_code=8.579030&catNum=579030&filetype=About%20this%20Recording&language=English
を見ると、この「Days Go By」について、
"The lyrics by the poet, P. Grouzinsky – ‘Days go by, melting away as a candle, we will always regret our silence’ – express the gentle regret of unconfessed love, while Vaja Azarashvili’s music proclaims the strength of pure feeling."
という記述があります。
この解説を日本語にすると、「アザラシヴィリの音楽は、純粋な感情の強さを表現し、詩人P.グルジンスキイによる『日々は過ぎ去り、キャンドルのように溶けていき、私たちは、いつも沈黙を後悔する』という歌詞は、告白されなかった愛への穏やかな後悔を表現している」といったところでしょうか?
チェロでの演奏の音源は、ト長調になっているものが多いようですが、歌唱バージョンでは、イ長調のものがあるなど、キーが違っているものがあるようです。また、キーの違い以外にも、バージョンによって編曲が色々です。複数のバージョンで、中間部、後半で、二度転調してもとのト長調に戻っているようにきこえます。チェロの演奏で、キーは同じでも、1オクターブ高い音を出して、バイオリンのようにきこえるような演奏になっているバージョンもあるようです。スレイマンの演奏は、チェロでの演奏のようですが、バイオリンのようにきこえる高い音を多用しています。本当にバイオリンで弾いている音源もあるようです。
昨日、ツイッターに、詩そのものだけでなく、関連情報もいくつかツイートしましたが、ツイートの字数制限でツイート数が多くなってしまうため、書ききれなかったこともあり、このブログ記事に、その書ききれなかった情報も含めて、まとめてみました。
〔ツイッターの関連ツイート〕
https://twitter.com/masahirokitamra/status/1248161984060649472
〔北村正裕ホームページ紹介サイト〕
https://masahirokitamura33.wixsite.com/masahirokitamura
【2020.4.19追記】
4月10日の記事の中で、P. Grouzinskyによるジョージア語の歌詞についての情報を記しましたが、そのジョージア語の歌詞の日本語訳の日本語による歌唱音源の情報を得ました。
許瑛子による訳詞、米良美一による歌唱で、「無言歌」というタイトルで、発売されていて、AmazonやSpotifyの配信で聴くことができます。
「うたまっぷ/com」のページ
https://www.utamap.com/showkasi.php?surl=k-170405-031
には、訳詞が載っていて、そのページには「作詞 許瑛子」と書かれていますが、
「Mkiki」というサイトに載っている米良美一のインタビュー記事
https://mikiki.tokyo.jp/articles/-/14144
を見ると、「グルジア(ジョージア)の作曲家ヴァージャ・アザラシヴィリの楽曲で本国では愛唱歌として親しまれている。日本語訳詞は作詞家の許瑛子」と書かれており、原詩の作詞者のグルジンスキーの名は記されていませんが、ジョージア語の歌詞の日本語訳であることが明記されています。
"dgeebi midian"という原詩の一部はジョージア語のまま日本語の訳詞の中にはいっています。ジョージア語の歌のタイトルでもあるこの言葉、「時は過ぎる」というような意味のようですが、米良美一の歌唱では「ダハビ ミディアン」というようにきこえます。YuTubeにあるLiza Bagrationiの歌唱では「ドゥレービ ミディアン」というようにきこえます。また、米良美一のバージョンは、キーが原曲と違っています。
そして、このGrouzinskyの詩は、僕の感覚では、アザラシヴィリの曲の美しさを十分に表現できていないように感じるのですが、いかがでしょう?
僕は、先日の記事の中にも画像を載せた僕自身の詩で、女声または混声合唱で歌っていただきたいと思います。合唱団や、歌手、関係者の方などで、興味お持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひ、ご連絡ください。
ホームページ
http://masahirokitamura.art.coocan.jp/
に掲載しているアドレス宛にメールで連絡いただければありがたいです。
YouTubeで聴けるジョージア語の歌は、チェロで奏でられる音楽のイメージとはかなり違ったイメージで、ジャズ風のアレンジでの歌唱になっていますが、僕が書いた詩は、先日の記事にも書いた通り、遠藤真理さんのチェロの音色からイメージして書いたものです。遠藤さんのチェロの演奏を聴いていると、先日の記事の中にある詩のようにきこえたので、自分で書いたその詩での歌唱を、ぜひ、聴きたいと思っています。
(2020.4.19追記)
〔関連ツイート〕
https://twitter.com/masahirokitamra/status/1248512913721053185