アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』のテレビシリーズの放映が開始された1995年から10年が経過し、制作会社のGAINAXでは、「エヴァンゲリオン10周年」という企画を展開中のようです。新しいフィギュアの発売とか、声優のCD制作とか……。
その一環として、制作関連会社のひとつである角川書店の月刊ニュータイプ編集部のアキさんの執筆による
「NEWTYPE×エヴァンゲリオン公式ブログ」
http://blogs.yahoo.co.jp/newtype_eva10th
も、先月、開設されています。
また、当時のインタビュー集や原画設定資料などを収録した『ディクショナリー・オブ・エヴァンゲリオン』という本も、近々、角川書店から発売になるようです。
ちょうど、今月は、テレビシリーズの放送終了からも10年ということになりますね。もっとも、テレビシリーズでは物語は完結せず、1997年夏の映画で初めて完結したので、そこから数えれば、まだ、10年にはなっていないわけですが、「エヴァンゲリオン」が古典として、アニメ史の中に定着しつつあるということは確かなことだと思います。

僕が『エヴァンゲリオン解読』(三一書房)を出版したのは、アニメ完結の4年後でしたが、それから、さらに4年以上が経過してしまいました。さいわい、この解釈本("謎本"とも呼ばれています)は、少しずつではありますが、色々なエヴァファンの方々にお読みいただいているようで、おかげさまで重版が続いています。ネット上でも、色々な方が感想を書いてくださっているようですが、そんな中のひとつ、
「Economics Lovers Live」というブログの2005年8月27日の記事
http://reflation.bblog.jp/entry/222106/
を見ると、「家人」の言として、「自分がでてきてる」という記述があって、どういう意味なのかなあと、ちょっと、気になったりしています。

アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』は、キャラクターデザインを担当した貞本義行氏によって、今でも、コミック版が書き続けられているようですし、さらには、アメリカでの実写映画版の制作の話まであるようです。
この、実写版の話題については、例えば、
「アニメ!アニメ!」というブログの2005年8月8日の記事
http://anime.blogzine.jp/animeanime/2005/08/post_33da.html
に情報が掲載されています。

〔当ブログ内の関連記事〕
http://blog.drecom.jp/masahirokitamura/archive/11
〔HP内の関連ページ〕
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/eva.htm

【追記】実写版エヴァンゲリオンについてのブログ「アニメ!アニメ!」の記事の新URLは、
http://animeanime.jp/news/archives/2005/08/post_34.html
です。
また、「アニメ!アニメ!ニュース」の2006年2月12日の記事
http://animeanime.jp/news/archives/2006/02/212.html
には、ウィーヴ社による『エヴァンゲリオン』をテーマにしたパートワーク(分冊百科)の出版予定の発表のニュースが掲載されています。(2006/03/21追記)

【追記2】3月21日の追記で書いたウィーヴ社による『エヴァンゲリオン』をテーマにした分冊百科は、タイトルが『エヴァンゲリオン・クロニクル』、発行=ウィーヴ、発売=ソニー・マガジンズ、全30巻、オールカラー、総ページ数960ページ、2006年夏創刊とのこと。ウィーヴのHPに告知が出ました。(2006/03/30追記)