以前、08年7月9日の記事
http://masahirokitamura.dreamlog.jp/archives/51606168.html
で、雑司が谷の失われた風景の写真を絵本『ガラスの中のマリー』の中に使い、また、出版社が制作した書店向けその宣伝用の絵はがきにも使われたということを書きましたが、その写真の中に写っていたやきとり屋さん、豊島屋の移転先店舗の目の前に、先月、ひぐらし文庫という小さな本屋さんが誕生しました。新刊、古本の両方を扱い、また、喫茶店も併設されています。仕入れには、取次会社を通さず、知り合いの業者さんに協力してもらって、独自の方法でやっているとのことで、どんな本でも仕入れ可能というわけではないそうで、お客さんからの注文は受けないそうです。ですから、新刊書も扱うとはいっても、普通の本屋さんとは違います。雑司が谷には、すでに、古書店はいくつかあり、喫茶店もいくつかありますが、ひぐらし文庫は、それらの要素を合体させた上に、一部、新刊書も扱うというスタイルといったところでしょうか?この地域の場合、池袋徒歩圏なので、品ぞろえを売りにするようなお店は成り立ちにくいでしょうし、また、池袋徒歩圏でありながら、まだまだ、ひなびたレトロ風味の街並みなので、お店も、ユニークです。

ひぐらし文庫「雑司が谷つれづれ日記」というお店のブログ
http://higurasibooks.blog.so-net.ne.jp/
の1月4日の記事
http://higurasibooks.blog.so-net.ne.jp/archive/20100104
や、
雑司が谷 鬼子母神通り「みちくさ市サービス」
のブログの1月8日の記事
http://kmstreet1.exblog.jp/9601671/

開店直前のお知らせがあります。

また、
旅猫雑貨店 雑司が谷・路地裏縁側日記
というブログの
http://tabineko.seesaa.net/article/137862436.html
に、1月9日開店直後の紹介記事があります。

さらに、
ぴっぽのしっぽ
というブログの1月10日の記事
http://blog.livedoor.jp/pipponpippon/archives/51319969.html
の中にも、この新しいお店の紹介があります。
この「ぴっぷのしっぽ」というブログを書いていらっしゃるぴっぽさんという方は、音楽(ポップス)をやっていらっしゃるようですね。
この近所には、ポップスのライブハウスはないようで、僕が弾き語りライブをやるときは、今は、お茶の水のライブハウスに出演させていただいていますが、ポップスやっている人は、この近所にいらっしゃっても不思議ではありません。

ポップスの話になったついでに記しておきますと、僕のライブ情報は、ホームページの「弾き語りライブ情報」のページ
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/live.htm
に掲載しています。次回は、3月23日(火)、御茶ノ水 KAKADO(カカドゥ)でのライブに出演させていただく予定です。
KAKADOのホームページは
http://kakado.netne.net/
道順は、同サイト内の
http://kakado.netne.net/modules/gmap/
に出ています。

今、住んでいる雑司が谷からは、サンシャイン60がよく見えます。見えるだけでなく、その付近は、今でも、僕の散歩道で、僕にとっては、ある意味では、サンシャイン60を眺めることも、充分、レトロなのかもしれません。僕の創作活動の原点は、弾き語りのための作詞・作曲でしたが、かつて弾き語りライブをはじめたころ、僕は、サンシャイン60のすぐそばの木造アパートの三畳一間の部屋に住んでいました。今、ホームページの中の「詩のページ」
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/poem.htm
に掲載している「二人乗りの気球」という歌は、そのころ、その部屋で作ったものです。