3月13日に、所沢ミューズでのNBAバレエ団の安達哲治版「くるみ割り人形」の公演を見てきました(14:00開演)。
ホームページのバレエ&オペラのコーナー
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/swanlake.htm
に、観劇レポートを掲載しました。演出については、そちらに詳しく書きましたが、牧阿佐美バレエ団のカーター版も、東京シティ・バレエ団の有馬五郎版も見られなくなってしまっている今、NBAバレエ団の「くるみ」は、東京近辺のバレエ・ファンにとって、貴重なプロダクションだと思いました。

このバレエ団の公演を見るのは、今回が初めてだったのですが、子役を含めて、ダンサーの質の高さも感じられ、このような優秀なバレエ団の存在を確認できたことが、僕にとっては、今回の、最大の収穫だったと思います。バレエ団のホームページを見ると、このバレエ団は、今回の安達版「くるみ」とは別に、イワーノフ原典版の復元上演をやったこともあるとのことなので、再演されることがあったら、是非、見てみたいと思います。また、それ以外でも、今後に期待が持てそうなバレエ団だと思いました。
今年1月には、ヴィハレフによる復元版「コッペリア」の上演をやったようですが、マリインスキー劇場でプティパ作品の復元を手がけているヴィハレフによる復元ということは、多分、サン=レオン版(パリ初演版)の復元ではなく、プティパ版(マリインスキー劇場版)の復元でしょう。それであれば、2003年11月に、ロシア国立ノボシビルスクバレエの日本公演で披露されたものと、基本的には同じものだったのではないかと想像しています。しかし、それでも、以前テレビ放映されたキーロフ・バレエの舞台(92年収録、ヴィノグラードフ版)は、かなり改変されたものでしたから、より原典版に近いプロダクションをレパートリーに持つことの意味は大きいと思います。

なお、央さんのブログの、
http://www.stage-door.net/blognplus/index.php?e=7
に、このNBAバレエ団による今年1月30日の「コッペリア」の公演の感想、レポート記事があります。