北村正裕BLOG

【北村正裕のナンセンスダイアリー】童話作家&シンガーソングライター、北村正裕のブログです。 トラックバック送信のさいには、当ブログ該当記事へのリンクをお願いします。また、コメントは投稿できない設定になっています。 執筆情報用ホームページ(童話作家・北村正裕のナンセンスの部屋) http://masahirokitamura.my.coocan.jp/ と、音楽情報用HP(北村正裕アート空間) http://masahirokitamura.art.coocan.jp/ もよろしく。 ツイッターアカウントは「@masahirokitamra」です。

ダイアリー

花やしき少女歌劇団、衣純さん卒業公演

2月9日の記事
http://masahirokitamura.dreamlog.jp/archives/52409946.html
や、ホームページの「8月のメリーゴーランド」のページ
http://masahirokitamura.my.coocan.jp/merrygoround-l.htm
でお知らせした通り、先月、『8月のメリーゴーランド~十八の情景~』という小説(Kindle版)
https://www.amazon.co.jp/dp/B01N4WVI3U/
を電子出版し、その中で、2014年夏の花やしき少女歌劇団のショーのビデオに引き込まれて、別世界にはいってしまう「私」を描いたのですが、その実在のビデオの中にも、小柄な身体をダイナミックに躍らせての熱演が記録されている衣純(いづみ)さんの歌劇団の卒業公演が、3月26日、花やしき座で行われました。
最後の曲、「空へ」を歌い、挨拶を終え、メンバーの列の最後尾を歩いてステージをあとにしようとした衣純さんでしたが、「いづみ!」という声援に呼び戻され、客席から多数の花束が贈られました。抱えきれないほど多数の花束、プレゼントを差し出されて戸惑った様子の衣純さん、思わず、助けを呼ぶように、「妃菜ちゃん!」と、仲間の名を読んで後ろを振り返りましたが、ステージには、衣純さんだけ。
衣純さん、みんな、あなたに贈られたのですよ!
卒業おめでとうございます!

izumi170326b374
花やしき少女歌劇団での最後のステージを終え、客席から贈られた花束を抱えて笑顔を見せる衣純さん
(17年3月26日、花やしき座)

2014年8月10日のライブ動画
https://youtu.be/Uf9HmLxxPys
hsk140810iz170323

https://youtu.be/Uf9HmLxxPys
には、最後に「空へ」を歌う直前、義足で立ち上がった唯さんの義足の高さを調整する様子も映っていますね。
また、2013年12月8日、手術から復帰した唯さんに客席から花束が贈られたときの動画
https://youtu.be/vLuvzAtxvrg
hsk131208-170121

https://youtu.be/vLuvzAtxvrg
の中で唯さんの椅子を押していたのも衣純さんですね。
今回のショーの中で歌われた自ら作詞した「小さなヒカリ」の中で、歌劇団を「私を育ててくれた場所」と表現していた衣純さん。
今後の活躍をお祈りします。

【17. 4. 4追記】
3月26日の小坂衣純さんの卒業ステージの映像が、YouTube(hanayashikimusicチャンネル)で公開されています。
https://youtu.be/1EbDsSmFw6k
hsk170326-170404

https://youtu.be/1EbDsSmFw6k
衣純さんは、後半からの登場です。
最後の最後まで、あくまでも花やしき少女歌劇団のメンバーの代表として「また、このステージでみなさんとお会いできる日を楽しみにしています」とあいさつするシーン、プレゼントを持った観客がステージに走り寄るシーンなども記録されています。
今回、「空へ」のコーダで、衣純さんたち4人のメンバーが「黙とう」するようなポーズをとっていましたが、この「黙とう」に、卒業公演ができなかった昨年の「卒業生」への思いが込められているように感じたのは僕だけでしょうか?
(17. 4. 4追記)

【17. 4. 8追記】
4月4日の追記を書いてから、木村唯さんの一周忌の直前の時期にあたる昨年9月29日から朝日新聞教育面に8回連載された「唯さんのいた日々」の第1回を見てみたら、小坂衣純(いずみ)さんの話として「小学生だった頃、唯ちゃんと一緒に園内で遊んで、レッスンに遅れたこともあった」と書かれていました。この記事には衣純さんの写真が掲載されておらず、初めて読んだころは衣純さんがどの人なのかわからなかったので、記事の中にあった名前も忘れていましたが、今、読み直して、「あの衣純さんだったのか」と思いました。連載7回目(10月8日掲載)には、「告別式の日。歌劇団の少女たちはひつぎを囲んで、歌劇団の代表曲『空へ』を、振りの手話をつけて歌い、唯さんを送り出した」と、あります。先日、3月26日のステージの「空へ」の映像では、唯さんとユニットも組んでいた大橋妃菜さんが、マイクを持たずに、振りの手話のパフォーマンスをしているのが右端に映っています。
(17. 4. 8追記)

〔関連ツイート〕
https://twitter.com/masahirokitamra/status/849263936599867392

MSDのC型肝炎新治療薬エレルサ/グラジナ発売

MSD株式会社のC型肝炎新治療薬エレルサ/グラジナ(一般名=エルバスビル/グラゾプレビル)が、11月18日、発売となったようです。

qlifeproの11月22日の記事
http://www.qlifepro.com/news/20161122/releasing-erelsa-and-grazyn-for-hepatitis-c-drugs.html
等に情報が出ています。

この新薬は、僕自身、昨年、治験に参加して治癒診断を得、20年以上に及んだC型肝炎に区切りをつけることになったもので、その20年以上に及ぶ闘病体験は、『歌う童話作家のC型肝炎闘病二十年~副作用の精神症状での半年入院と社会復帰から新薬での治癒までの舞台裏~』(2016年7月、Kindle版)
https://www.amazon.co.jp/ebook/dp/B01IJTYWYI/
に詳細に書きましたが、ここ数年の新薬開発の進歩で、かつては、様々な副作用と闘いながらの長年に及ぶ治療が必要になることが多かったC型肝炎も、大きな副作用がほとんど出ない飲み薬を12週間飲むだけの治療で、9割以上の確率でウイルス駆除ができるようになってきたようです。昨年秋に発売されたギリアド社の治療薬ハーボニーなどとともに、MSDのエレルサ/グラジナも、これから治療されるかたにとっては、有力な選択肢になるでしょう。

MSDが運営しているC-kan.net(C型肝炎の正しい知識-新しい治療・新しい可能性)というサイト
http://www.c-kan.net/
の中の感染経路解説のページ
http://www.c-kan.net/knowledge/03.xhtml
には、
「現在わが国の感染者の多くは、C型肝炎ウイルスが発見される前の輸血や血液製剤、あるいは注射針が使い捨てになる前の注射針の使い回しなどで感染したものと考えられています」
と、あり、
「日本にはC型慢性肝炎患者が何人くらいいますか?」というページ
http://www.c-kan.net/knowledge/05.xhtml
には、
「わが国でのC型慢性肝炎の患者さんは、肝炎症状のないキャリア(持続感染者)を含めると150万〜200万人いると推測されています。年齢は40歳代以上に多く、C型肝炎ウイルス対策が講じられる以前の輸血などの医療行為による感染が背景にあることを示しています。しかし医療機関で何らかの治療を受けている人は50万人にすぎず、残りの100万〜150万人の中には自分がC型肝炎ウイルスに感染していることに気づいていない人もいる可能性があります」
と、あります。40歳以上のかたで一度もC型肝炎の検査を受けていない方は、早く検査を受けたほうがよいと思います。そして、感染が判明したら、肝臓専門医の先生がいる病院を受診して、それぞれの人にあった治療を検討する必要があるでしょう。有効性と安全性の高い治療薬が登場したのですから、放置して悪化させてしまわないように、まずは、検査を受けることが大切だと思います。

今回発売になったエレルサ/グラジナについては、

元患者さんのmiyaさんのブログの11月18日の記事
http://blogs.yahoo.co.jp/miya_808jp/42921452.html

大阪肝臓友の会のページ
http://osaka.kanzo.org/archive/eid752.html

kusuri-new.linkというサイトのページ
http://kusuri-new.link/category5/entry65.html
などにも情報掲載されています。

また、発売直前に、
「肝臓病と共に生きる」という専門医の先生のブログの11月15日の記事
http://blog.goo.ne.jp/ryokuai_2007/e/6bd2c7858d0ae610082d231b0dfe16b4
にも情報掲載されています。

僕のホームページの中の「C型肝炎関連情報リンク」のページ
http://masahirokitamura.my.coocan.jp/c-kan-l.htm
にも掲載しています。

また、上記の闘病エッセイについては、7月17日の記事
http://masahirokitamura.dreamlog.jp/archives/52398364.html
に書いてあります。

「治そうC型肝炎」CMに薬品名がない理由

週刊「AERA」の記事が、発売元の朝日出版のページに「増える製品名を出さないCM 広告規制のある処方薬の販売戦略とは」というタイトルで出ています。
https://dot.asahi.com/aera/2016110400127.html

「いまや最短12週間。飲み薬のみの治療で治癒を目指せる時代となりました」
というギリアド社の「治そうC型肝炎」CM。昨年発売された治療薬「ハーボニー」などを販売する会社ですが、薬品名がないのはなぜか?

記事には、「国民の健康に大きな影響を与える可能性のある抗がん剤など、医師が処方しないと危険な医療用医薬品は、一般への広告が制限されているからだ」と、あります。
そういうことなのですか……
ハーボニー(一般名=レジパスビル/ソホスブビル)は、かつて主流だった治療薬のインターフェロン等と比べると、大きな副作用が出る人は少ないらしいですが、それでも、他の持病などによっては、この薬を使ってはいけない場合もあるようです。

しかし、この病気は、昨年末の同社の新聞広告によると、日本での感染者が150~200万人と推定されているにもかかわらず、そのうち医療機関で治療を受けていない未治療の患者が120万人と推定されているということで、最近の治療薬開発の進歩で、比較的簡単に高い確率で治るようになったことを知らずに治療をあきらめている人や、そもそも、病気にかかっていることに気付いていない人が多いようなので、こうした啓発だけでも、十分に意味があるわけですね。

C型肝炎は、注射器が使い捨てになっていなかった時代の注射などで感染が広がったとされる肝臓病で、放置すると、20年から30年かけて重症化して肝臓がんを発症する危険がある病気なのですが、重症化するまで自覚症状が出ないことが多いため、何らかのきっかけで検査を受けない限り発見できないため、治療が遅れてしまう人が多いようです。
僕の場合は、1993年の年末に、たまたま体調不良で病院を受診したさいの検査がきっかけでこの病気にかかっていることが見つかり、それ以降、20年以上に及ぶ闘病の末、昨年、MSD社の新薬、グラゾプレビル(グラジナ)、エルバスビル(エレルサ)の治験に参加した結果、ようやく治癒診断を得、その闘病の手記を、今年7月に『歌う童話作家のC型肝炎闘病二十年~副作用の精神症状での半年入院と社会復帰から新薬での治癒までの舞台裏~』というタイトルでKindle版で電子出版しましたが、かつては、体質などによっては治療薬の副作用が強く、また、治癒率も高くなかったので、最近の新薬開発の進展には驚きます。
僕が治験に参加したMSD社の新薬、グラゾプレビル(グラジナ)、エルバスビル(エレルサ)は、今年9月に承認され、そろそろ発売になると思いますが、こちらも、発売後にMSD社がCMを出すとしても、やはり、薬品名は出さないのかもしれませんね。

しかし、製薬会社にとっても、患者にとっても、こうした「啓発」広告には意味があるので、これを機会に、C型肝炎の検査をしたことがない方は、是非、医療機関で検査を受けるとよいと思います。特に、40歳以上の人は、注射器が使い捨てになっていなかった時代の注射を受けていて、知らぬまに感染している可能性が低くないので、検査は必須と言えるかもしれません。そして、感染していることが判明したら、肝臓専門医のいる病院を受診して、それぞれの人に合った治療を検討することが必要だと思います。

専門医のいる病院は、日本肝臓学会のページ
http://www.jsh.or.jp/medical/specialists/specialists_list
で確認できます。

また、僕のホームぺ―ジの中に、「C型肝炎関連情報リンク」のページ
http://masahirokitamura.my.coocan.jp/c-kan-l.htm
を設けてあります。

上記の闘病記については、このブログの7月17日の記事
http://masahirokitamura.dreamlog.jp/archives/52398364.html
で紹介しています。
Amazon Kindleストア
https://www.amazon.co.jp/ebook/dp/B01IJTYWYI/
で購入できます。
PC、タブレット、スマホでも読めます。また、クレジットカード決済のほか、Amazonギフト券での決済もできます。

上記の「治そうC型肝炎」CMには、治療経験者も注目しているようで、例えば、たんぽぽさんのブログの9月27日の記事(9/29追記あり)
http://ameblo.jp/tannpopo-15/entry-12203990650.html
などに取り上げられています。
この、たんぽぽさんのブログでは、7月28日の記事
http://ameblo.jp/tannpopo-15/entry-12184922691.html
の中に、僕の闘病記電子出版の情報が書かれていて、「Kindle版のみなので、どうしようか思案中」と書かれていますが、上記の通り、Kindle版は、Kindle本は、専用リーダーがなくても、PCでもタブレットでもスマホでも、無料のKindleアプリをいれれば読めます。また、価格は変動し、発売直後はいわば「特売価格」でしたが、現在は、変更されています。

木村唯さんと大橋妃菜さんのCDと花やしきライブ映像紹介

先日、浅草、花やしきの、解体工事開始直前のBeeタワーとフラワーステージを見に行ってきたという記事
http://masahirokitamura.dreamlog.jp/archives/52402872.html
を写真付きで掲載しましたが、その中で少しだけ触れた、花やしき少女歌劇団のメンバーだった木村唯さんの歌声が収録された(おそらく)唯一のCDの紹介をします。

同じ花やしき少女歌劇団のメンバー、大橋妃菜さんとのユニット、SUMMER! フラワーのシングルCD「思い出の足跡」です。
作詞=木村唯、大橋妃菜
作曲・編曲・技術=蓮沼健介
制作協力=株式会社花やしき
発売=SUMMER!FLOWER MUSIC
商品番号=YHSF-0001

バンドの音は、コンピューターで(いわゆる「打ち込み」で)作られているのかもしれません。ビアノバージョンも収録されています。このピアノの音は生ピアノ(アコースティックピアノ)ではないような感じもしますが、打ち込みではなくて、実演のようにも聞こえます。ただし、ピアニストの名前は記されていません。また、録音年月日や録音場所も記されていませんが、発行日は、唯さんが亡くなった後の2016年6月28日になっています。

音は非常に鮮明で、大橋妃菜さんの控えめな声を追って、木村唯さんの歯切れのよい、高音がよく響く歌声が圧倒するように聞こえます。歌詞は、フジテレビが制作したドキュメンタリー番組の中で大橋妃菜さんがインタビューに答えて話していた通りの二人の友情を、そのまま、素直に表現したものになっています。そして、例えば、
「一緒にバカなことした毎日が
私にとっては宝物だよ」
という部分が唯さんのよく響く高音で歌われるのを聴くと、妃菜さんもまた、素晴らしい贈り物をもらったのだなあと感じます。曲の最後に高音で「ありがとう」と二人が声を合わせて歌っていますが、高音の得意な唯さんの声がよく響いています。

YouTubeでは、この曲のライブ映像がhanayashikimusicチャンネルで
「思い出の足跡」 SUMMER!フラワー(LIVE ver.)
として公開されているので、そちらもご覧になるとよいと思います。
https://youtu.be/7l5-fIM-LGs

「016/03/03に公開
花やしき少女歌劇団 木村唯・大橋妃菜
2015.6.28花やしき座」
と、説明書きがありますが、映像を見ると、二つのライブ映像を巧妙に張り合わせて編集しているようで、曲の途中で、何度も、二人の衣装や背景が変化します。SUMMER! フラワーの結成1周年にしてラストライブとなった2015年6月28日のセカンドライブの映像をメインに、その前年の最初のライブ映像を挿入しているように見えます。

フジテレビが制作したドキュメンタリー番組もネットで見られるようになっています。
2016.3.2 <NONFIX>それでも生きて歌いたい
https://youtu.be/CjQEZcT5xLA
「2016/03/05 に公開
花やしき」
という説明書きがあります。

一方、花やしき少女歌劇団が、毎週日曜の昼に、花やしきのフラワーステージ(Beeタワーの根元にあったステージ)で演じていたショーの映像も、ネット上で多数見られますが、その中の、2014年8月10日の花やしきのフラワーステージでのショーの映像では、冒頭で唯さんが、「8月のメリーゴーランド」という70年代アイドル曲風の歌を歌うシーン等が収録されています。この時期は、1回目の手術で右ひざから下を切断した後ですが、短時間なら、義足で立って歌うこともできた時期で、ステージの終盤で、メンバーに助けられて椅子から立ち上がって、「空へ」を歌うシーンも収録されています。このとき、比較的長身のメンバー二人が唯さんの後ろで万一の事態に備えているところなど、メンバーのチームワークの良さにも注目です。
https://youtu.be/Uf9HmLxxPys

ところで、その2014年8月10日の映像に収録されている「8月のメリーゴーランド」と「空に」の作詞、作曲者の情報が見つからないのですが、どなたか教えていただけるとありがたいです。また、歌詞の一部、聞き取りにくい部分があるので、歌詞、ご存じの方がいらっしゃいましたら、教えていただけるとありがたいです。その他、このブログ記事の内容についてお気づきの点がありましたらお知らせください。
僕の連絡先メールアドレスは、ホームページ
http://masahirokitamura.art.coocan.jp/
に掲載しています。また、ツイッターアカウントは@masahirokitamraです。
https://twitter.com/masahirokitamra

特に、「8月のメリーゴーランド」はいい曲だなあと思うのですが、僕にとっては難しい言葉が使われているみたいで聞き取れない部分があるのです。音源配信されていないかと思って、Spotify
https://www.spotify.com/jp/
等での検索もしてみましたが、見つかりませんでした。

9月29日から今日まで、木曜から日曜まで、朝日新聞教育面で合計8回連載された「唯さんのいた日々」の第7回、昨日の記事には、「唯さんの告別式の日。歌劇団の少女たちはひつぎを囲んで、歌劇団の代表曲『空へ』を、ふりの手話をつけて歌い、唯さんを送り出した」と、書かれていました。このことは、この記事で初めて知りました。それを知ってから上記の2014年8月10日のショーの映像を見ると、もう一段、深い感動を覚えてしまいます。
昨年の10月、僕は、20年以上に及んだC型肝炎闘病の末、新薬の治験に参加した結果、主治医の先生から「治ったと考えてよいだろう」と、実質的な治癒診断を告げられました。その同じ10月に、唯さんは、18歳で、小児がんで亡くなったのですね。自分自身の闘病中に、僕は、母を、自分と同じ病気で亡くしましたが、何故、自分は生き延びたのだろうと、不思議に思うこともあります。まだ、この世で、やるべきことがあるということなのでしょうけれど。僕の音楽活動中断は、20年以上におよびましたが、そのためか、今では、ライブハウスのステージに立てるだけでもありがたいと思うことがあります。それが、誰かの励みになっているようにも思えませんが、わずか18年の命で多くの人に感銘を与えた唯さんが残した録音を聴いて、「もっとしっかりしろ!」と言われているような気がしました。
僕自身の闘病記の電子出版については、7月17日の記事
http://masahirokitamura.dreamlog.jp/archives/52398364.html
をご参照ください。

やはり、昨日の記事の中に、亡くなる少し前に唯さんの意識が、一度、はっきりした瞬間があったということが書かれていました。お母さんが聴き返したところ、「レッスンを休んだり、ちゃんとあいさつをしなかったり、だらだらレッスンするのはやめてください」と言ったのだそうです。
なお、朝日新聞では、今回の連載の前日、9月28日の夕刊にも「がんで足失っても歌い続けた唯ちゃんへ」という記事を掲載しています。

SUMMER! フラワーのシングルCD「思い出の足跡」の購入方法については、
SUMMER! フラワー、大橋妃菜さんのツイート
https://twitter.com/sama08130430/status/765902950208110592
https://twitter.com/hinappp4301/status/747444401748643841
をご参照ください。

summerflower-cd
SUMMER!フラワー「思い出の足跡」CDジャケット表紙画像

hanayasikiza160930
花やしき座の入り口前(2016.9.30撮影)

【16.10.28追記】
解体されたBeeタワーの下にあったステージから花やしき座に舞台を移して再出発2週目の10月23日の花やしき少女歌劇団の日曜昼のステージを見てきました。Beeタワーはなくなりましたが、花やしきも少女歌劇団も健在でした。
ところで、14年7月13日のライブ映像を見て、「8月のメリーゴーランド」の歌詞がようやく聞き取れるようになりました。始めのほうにファッション用語が出てきて、2014年8月10日の映像だけでは聞き取りにくかったのですが、二つの映像を見て、ようやくわかるようになってきました。後半は、初めて映像を見たときからすぐに聞き取れましたが、「ショーウィンドウに映る君 また少し背が伸びたようですね 私をおいておとなになるのは ルール違反で逮捕しちゃうぞ」という部分は特に気に入っていて、こういう母性愛に満ちた歌を歌えるのは、女性歌手の特権だなあと感じます。憧れてしまうほど幸福感がいっぱいで、何だか悲しくなってしまうほどです。メロディーも素晴らしく、また、「夏が来ました」という歌詞が何度も繰り返されていますが、メロディー、リズムを変化させて歌われていて、細部にいたるまでよく練られていることに感心してしまいます。木村唯さんが、半音進行なども含めて、精密に、かつ、情感をこめてきれいに歌っていて、素晴らしいと思います。映像を見ると、メンバーのダンスの振りもよく工夫されていて、唯さんの椅子の後ろに格納されていた玉を使っての、メンバー二人によるお手玉の演出も見事です。14年7月13日の舞台映像では、そのお手玉をふたりとも落としてしまうシーンまで収録されていて、それはご愛敬、微笑ましい感じです。
https://youtu.be/ar8cY-QrmeI
それで、この曲の作詞、作曲者の情報がいまだに見つかりません。ご存じの方がいらっしゃいましたら、是非、教えてください。
(16.10.28追記)

【17. 1. 7追記】
「8月のメリーゴーランド」の作詞・作曲者の件ですが、花やしきに直接問い合わせて教えていただきました。作詞=織音さん、作曲=蓮沼健介さんとのことです。どうもありがとうございました。
なお、近々、「8月のメリーゴーランド」に関連するお知らせができると思います。HPの中の情報ページ
http://masahirokitamura.my.coocan.jp/merrygoround-l.htm
とツイッター(@masahirokitamra)
https://twitter.com/masahirokitamra
でお知らせする予定です。2017年2月ごろになると思います。
(17. 1. 7追記)

merrygoroundprg

花やしきのBeeタワーとステージが解体

9月30日、浅草の遊園地、花やしきに初めて行ってきました。以前から行ってみたかった場所のひとつでしたが、10月からBeeタワーの取り壊しが始まるというので、急きょ、訪問。すでに、Beeタワーは工事用のフェンスで囲まれていて、ふもとのステージにも近づけない状態になっていましたが、園内の建物の屋上(スカイプラザ)にのぼってみたら、Beeタワーのふもとのステージも見えました。ここのステージ、昨年10月に18歳で亡くなった木村唯さんが、花やしき少女歌劇団のメンバーとして、小児がんと闘いながらも歌い続けたステージなのですよね。先日、生前の唯さんの歌声を、初めてネットで聴きました。取り壊しを待つステージを見たら、なんだか、せつない気持ちになってしまいました。何事もなかったように平和な園内の雰囲気が、余計に悲しい気持ちにさせてしまいます。

僕自身、肝臓治療の副作用による体調不良などのために、音楽活動を20年以上中断してから再開した経緯があり、入院中にはもっと重い病気と闘っている人たちに出会ったということを、7月に電子出版した闘病記『歌う童話作家のC型肝炎闘病二十年』
https://www.amazon.co.jp/ebook/dp/B01IJTYWYI/
にも書きましたが、小児がんの患者さんと出会ったことはありませんでした。
右足を失ってからも、一度はステージに復帰した唯さんと、それを支えた仲間たちのことが、現在、朝日新聞教育面に連載されています。
唯さんの一周忌とステージの取り壊しの時期が重なる10月……。

hanayasiki160930a0187
園内屋上(スカイプラザ)から見えるBeeタワーのふもとのステージ、16.9.30撮影(クリックで拡大可)

hanayasiki160930b0180
まもなく解体されるBeeタワーを望む、16.9.30撮影(クリックで拡大可)

新薬治験での治癒診断までの22年分のC型肝炎闘病記を電子出版

昨年のC型肝炎治癒診断にいたるまでの20年以上に及んだ闘病を綴ったエッセイを、
『歌う童話作家のC型肝炎闘病二十年
~ 副作用の精神症状での半年入院と社会復帰から新薬での治癒までの舞台裏~』
としてkindle版で電子出版しましたのでお知らせします。
https://www.amazon.co.jp/ebook/dp/B01IJTYWYI/

クレジットカードでもコンビニなどで売っているAmazonギフト券でも決済できます。
無料のKindleアプリをいれればスマホでもタブレットでもPCでも読めます。

かつて注射器が使い捨てになっていなかった時期の注射などで広がったとされるC型肝炎は、最近の新薬の開発の進展で、ほとんど副作用のない比較的短期間治療で高い確率で治るようになりましたが、長い間、治療の副作用で多くの患者を苦しめてきた病気で、体質、体力によっては、強い治療が出来ずに、悪化して亡くなった方も多い病気です。今回の本には、自分自身の3度にわたる治療失敗や、同じ病気だった母の病状悪化による死亡や、自身の音楽活動の長期休止と再開や、一見、闘病と関係なさそうな音楽や文学、アニメとの出会いなど、ときに治療前にまでさかのぼって記述することで、闘病の全体像が浮かび上がるように試みました。また、初期のインターフェロン療法に始まり、最終的に新薬(グラゾプレビル+エルバスビル)の治験で治癒診断を得るまでの様々な治療について語ることで、ひとつの病気の治療法の進歩、変遷の歴史の記述にもなっています。

なお、ホームページに関連情報リンクのページ
http://masahirokitamura.my.coocan.jp/c-kan-l.htm
があります。

ネット上には、多くの患者や元患者の方々が闘病、関連情報を綴ったブログが多数ありますので、少し、紹介します。

ばんばんさんの「あかるい肝炎生活」というブログ
http://ban2ban.net/
では、過去のインターフェロン療法で治らなかったばんばんさんが、新薬の情報などを発信されています。

akioさんの「HCV(C型肝炎ウイルス)との闘い」というブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/akiokiokio1962
では、レジパスビル+ソホスブビルの治験で治癒されたakioさんの闘病記録と、新薬の情報が掲載されています。レジパスビル+ソホスブビルは、すでに、昨年(2015年)後半に「ハーボニー」の商品名で承認、発売されており、僕が治験に参加したグラゾプレビル+エルバスビル((米国での商品名はZEPATIERゼパティア)と同様、治験で高い効果が示されていて、すでに、この薬で治癒診断を得た人は多いと思います。akioさんの自己紹介記事
http://blogs.yahoo.co.jp/akiokiokio1962/28012147.html
は、今年(2016年)5月21日に更新されていて、治療歴を概観することもできるようになっています。

この他、多くの患者、元患者の方々の闘病記が、この病気の治療の歴史を語っているように思います。

【16. 7.31追記】
kindle本をAmazonギフト券で購入する場合には、Amazonの1-Click設定をそのように変更する必要があります。1-Click設定の変更については、Amazonのサイトのヘルプのページ
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=201889370
に説明があります。
(16. 8.31追記)

【16. 8. 8追記】
元患者の方のブログをもうひとつ紹介します。
長い闘病の末、ソホスブビル/レジパスビル(商品名=ハーボニー)で治癒されたmiyaさんのブログ「いい日でありますように」
http://blogs.yahoo.co.jp/miya_808jp
では、最近の新薬の情報も掲載されています。例えば、16年3月29日の記事
http://blogs.yahoo.co.jp/miya_808jp/42553586.html
では、MSD社(メルク・シャープ・アンド・ドーム)のエルバスビル/グラゾプレビルの承認申請の情報が掲載されています。僕自身は、闘病記『歌う童話作家のC型肝炎闘病二十年』にも書いた通り、このエルバスビル/グラゾプレビルの治験に参加して治癒診断を得たのですが、もし、治験の被験者候補に選ばれていなければ、miyaさんと同じソホスブビル/レジパスビル(商品名=ハーボニー)での治療を受ける予定でした。どちらの治療薬も、高い治癒率(ウイルス駆除率)が期待できるようです。
(16. 8. 8追記)

【16. 9.14追記】
エルバスビル、グラゾプレビルの日本での商品名は、それぞれ、グラジナ、エレルサとなるようです。
medical-tribuneの9月12日の記事
https://medical-tribune.co.jp/news/2016/0912504703/
に、厚生労働省の薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会が承認の了承をしたとあり、「早ければ来月(10月)にも正式に承認される見通し」と、書かれています。
(16. 9.14追記)

【16.10. 2追記】
日経プレスリリース(16.9.28)
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=423997&lindID=4
によると、MSD株式会社は、9月28日、新薬、エレルサ(エルバスビル)、グラジナ(グラゾプレビル)の製造販売承認を取得したとのことです。

世界観とは?(作風、作品イメージの意味?)

「CDジャーナル」5月号(4月20日発売)の「新譜試聴記」のコーナーに北村正裕ライブアルバム「宝石の作り方」のミニレビューが掲載され、WEB版にも出ました。
http://artist.cdjournal.com/d/-/4116021389
そのレビューに、
「宮沢賢治を彷彿とさせる、不思議な世界観を漂わす」
という一節がありますが、実は、最近、「世界観」という言葉が、本来の哲学的な意味ではなく、作家の作風とか、作品のイメージ、雰囲気といった軽い意味で多用されていることが気になっていたところだったので、とうとう、自分のCDの批評にまでこの言葉が登場してしまって、「ここまで来たか」という感じです。
例えば、「この世とあの世をつなぐ銀河鉄道を描いた宮沢賢治の童話『銀河鉄道の夜』には彼の仏教的世界観が反映されている」というように使うのが、この言葉の本来の使い方でしょう。
「広辞苑」第四版を見ると、
「世界を全体として意味づける見方。人生観よりも包括的。単なる知的把握に止まらず、より直接的な情意的評価を含む。楽天主義・宿命論・宗教的世界観・道徳的世界観などの立場がある」
と、あります。
その「世界観」が、作家の作風等の意味で使われるようになったのは、それを考えるのが、芸術というもののひとつの役割であることに一因があるのかもしれないと想像したりもしていますが、それにしても、最近の、この言葉の使われ方には驚くばかりです。今回の「「CDジャーナル」5月号の「新譜試聴記」では、僕のCDの批評が出ているページ(P.108)の中だけでも、他のCDのレビューの中にも「世界観」という言葉が使われていて、しかも、それは、インストアルバムで、二つのレビューの執筆者は同じではありません。僕のCDのレビューの中の言葉は、「世界観が漂う」と、「漂う」の一言があるために、まだ、本来の意味を失っている使い方とは断言できませんが、中には、完全に、本来の意味を失ってしまっていると感じさせる使い方も見られます。「イメージ」と言ったほうがわかりやすいと思われるような使用例も多いように思います。良いとか悪いとかいう問題ではありませんが、みなさんは、どう、お感じでしょうか?

ところで、今回の僕のCD、歌詞カードの中にライブ写真が印刷されているので、その中の僕の風貌と音楽のイメージとがアンバランスだというのなら、充分納得なのですが、レビューでは、詩と音が「アンバランス」という表現になっていますね。そこ、「面白い」と言うほどアンバランスですか?まあ、「面白い」ということなら、それはそれでいいのですが。

言及されている歌唱技法は、多分、アルバム1曲目などのところどころで通常のビブラートより小さい振幅で声を揺らしながら歌っていることを指しているのだと思います。この技法は、全曲で使っているわけではありませんが、1曲目の表題曲の序盤で連発されているので、そこが、評者さんにとっての第一印象となったのかもしれません。

今後も、色々な、批評、感想、楽しみにしています。

〔音楽情報ホームページの中のリリース情報リンクのページ〕
http://masahirokitamura.art.coocan.jp/release-l.html

〔ツイッターの関連ツイート〕
https://twitter.com/masahirokitamra/status/725963155872968705

【16. 5. 4追記】
以前、僕の「全然オッケー」という曲の歌詞に関連して、「全然+肯定形」について、音楽情報ホームページの中のページ
http://masahirokitamura.art.coocan.jp/zenzen-ok.html
に書き、「全然+肯定形」は、間違いとか誤用とまでは言えないまでも、正統とは思えないといようなことを書きましたが、「世界観」という言葉を「作風」とか、「作品イメージ」とか「作品の雰囲気」といった意味で使う使い方についても、やはり、間違いとか誤用とまでは言えないまでも、違和感は否定できないというのが、今のところの僕の感想です。

ネット検索してみたところ、
「トガシユキのブログ」の2011年12月の記事
http://higashiyuki.at.webry.info/201112/article_12.html
の中に、「全然+肯定形」の話題があり、「世界観」の意味についても、少しだけ言及がありました。
また、「q.hatena」の2004年の書き込み
http://q.hatena.ne.jp/1079010355
に「世界観」という言葉の話題が出ているので、「作品の世界観」というような使い方は、遅くとも、すでに、このころには一般的になっていたようですね。

ホームページ移転のお知らせ

二つのホームページのうち、
著書情報や、エッセイ等を掲載しているサイト
(童話作家・北村正裕のナンセンスの部屋)のURLが
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/
から
http://masahirokitamura.my.coocan.jp/

に変更になりました。

これにより、このブログの中の記事にあるリンク先のURLもかなり変更になってしまい、それらをすべて直すことはできませんが、最近1年間の記事の中にあるリンク先のいくつかのページの新URLを、ここに記しておきます。

15年3月の記事の中にある、パリ・オペラ座でのオペラ「ファウスト」(グノー作曲)の観劇レポートのページは、
http://masahirokitamura.my.coocan.jp/faust-paris2015.htm

15年4月の記事の中にある「安房直子作品集と収録作品」のページは、
http://masahirokitamura.my.coocan.jp/awa.htm

15年6月と8月の記事の中にある、「完本 エヴァンゲリオン解読」(北村正裕著、静山社文庫)の情報のページは、
http://masahirokitamura.my.coocan.jp/eva-kaidoku.htm

15年9月の記事の中にある、「エヴァンゲリオン基礎解説」のページは、
http://masahirokitamura.my.coocan.jp/eva-g.htm

15年10月の記事の中にある、エヴァンゲリオンのページは、
http://masahirokitamura.my.coocan.jp/eva.htm

です。

なお、音楽情報を掲載しているサイト(北村正裕アート空間)
http://masahirokitamura.art.coocan.jp/
のURLは、今のところ、変更の予定はありません。

ライブハウス、鈴ん小屋に初出演(14.7.10)

ホームページのライブ情報のページ
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/live.htm
と、ツイッター
https://twitter.com/masahirokitamra
でお知らせした通り、先日、7月10日(木)、池袋にあるライブハウス、鈴ん小屋(りんごや)にギター弾き語りで初出演しました。
このライブハウスは、未だ少数派のホール内禁煙のライブハウス(扉で隔てられた喫煙所あり)なので、それだけでも貴重ですが、靴を脱いであがるというお店で、ライブハウスとしては珍しいお店だと思います。音響なども良いようです。

このブログの4月の記事
http://masahirokitamura.dreamlog.jp/archives/52327464.html
で、「二人乗りの気球」(北村正裕作詞・作曲・歌)の音源発売について書きましたが、そのiTunes等での配信開始後、今回が初ライブでした。そして、その「二人乗りの気球」は、1980年10月に当時住んでいた木造アパートの小さな部屋で作った古い曲なのですが、当時の部屋は、現在のこのライブハウスがある場所から徒歩で10分もかからないところにあり、また、「二人乗りの気球」を東池袋のライブハウスで歌うのは今回が初めてなので、今回は、この歌の「里帰りライブ」でもありました。
今回、僕の持ち時間は30分だけだったので、多くの歌を歌うということはできませんでしたが、このライブハウスには、機会があったら、また、出演したいと思っています。

今回の僕のステージでの曲目は、
1 全然オッケー(北村正裕作詞・作曲)
2 レイナ(北村正裕作詞・作曲)
3 乙女座の女の子(北村正裕作詞・作曲)
4 二人乗りの気球(北村正裕作詞・作曲)
5 また会おうね(北村正裕作詞・作曲)
以上でした。

鈴ん小屋(りんごや)のウェブサイトは
http://www.ringoya.org/
鈴ん小屋の今月のスケジュールは
http://ringoya.org/schedule.php?py=2014&pm=7&pd=1
に掲載されています。

音楽配信ページリンクは音楽用HP(北村正裕アート空間)の中の
http://masahirokitamura.art.coocan.jp/release-l.html
にあります。

masahirokitamura140710lb0015

旧友、五神真君から感想「懐かしさ」

昔、大学生の頃に、僕が初めてギターを買ったのは、今使っているフォークギターではなく、クラシックギターでしたが、そのクラシックギターを買うとき、すでにギターを弾いていた身近な友達であった五神真(ごのかみまこと)君(当時の名前は桑田真君)にお茶の水の楽器店まで同行してもらって、初めてのギター選びを手伝ってもらったのですが、今年春に音源発売された僕の自作曲「二人乗りの気球」
(4月の記事
http://masahirokitamura.dreamlog.jp/archives/52327464.html
に書いたもの)
について、その旧友の五神君から、「懐かしさを感じる、良い曲ですね」という感想メールが届きました。久しく会う機会がないままですが、初めてのギター選びに同行してもらった旧友からの便り、とてもうれしいものです。
メールにある「懐かしさを感じる」というのは、旧友の作品だからという意味ではないと思います。五神君は、最近まで僕の作品を聴いていなかったはずなので、そういう意味での「懐かしさ」ではないはずです。多分、僕の作品そのものに、「懐かしさを感じる」ような雰囲気があるのでしょう。実際、僕は、ノスタルジーというものにとてもシンパシーを感じるし、ドヴォルザークのいくつかの作品など、郷愁を感じさせる音楽が好きです。
五神君のほかに、もっと最近知り合った知人で、間違いなく僕の音楽を聴くのが今回の音源で初めてという人から、「似た曲があったわけでもないのに、懐かしい感じがする」というような感想を口頭でいただいたこともあり、もしかすると、これは、僕の作品の特徴なのかもしれないなあと思ったりします。
メールでの感想は、いくつかいただいていますが、「いい曲ですね」だけでなく、「懐かしさを感じる」といった一言でも具体的な感想を添えていただけると、とてもうれしいものです。
ところで、五神君は、物理学者で、しばらく前から東京大学大学院理学系研究科の教授として教育、研究活動を続けているようですが、今回いただいたメールによると、今年4月からは、理学部長、理学系研究科長としての仕事も加わったそうで、管理的な仕事も多くなったとのことですが、「優秀な学生に恵まれており、研究も楽しんでいます」とのこと。「勉強家」健在のようです。
ギターを先に弾き始めたのは五神君の方でしたが、五神君が学業に専念して物理学者の道に進んだのに対して、僕の場合は、趣味的な芸術活動の比重が高まり、一方で、教師の仕事にも興味があったので、芸術活動と数学教師の仕事を両立させる道を選択し、今日に至っています。
僕は、ときどき、自分の名前や作品名でネット検索して、ネットに書いていただいた本や音楽の感想もできるだけ読むようにしています。今後も、色々な人の色々な感想を読みたいと思っています。

musashi
高校時代の写真(前列4人のうち右端が北村正裕、2番目が五神真君)
記事検索
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計: