北村正裕BLOG

【北村正裕のナンセンスダイアリー】童話作家&シンガーソングライター、北村正裕のブログです。 執筆情報用ホームページ(童話作家・北村正裕のナンセンスの部屋) http://masahirokitamura.my.coocan.jp/ と、音楽情報用HP(北村正裕アート空間) http://masahirokitamura.art.coocan.jp/ もよろしく。 ツイッターアカウントは「@masahirokitamra」です。

オペラ

パリのパロディ満載の英国ロイヤル・オペラ、マクヴィカー演出「ファウスト」映像紹介

英国ロイヤル・オペラの2019年9月の日本公演でマクヴィカー演出の「ファウスト」(グノー作曲)がアントニオ・パッパーノの指揮で上演される予定と発表されていますが、2010年にヨーロッパで限定発売されたライブ映像(ワーナーレーベル、指揮=パッパーノ、、出演=アラーニャ、ゲオルギュー他)のDVDを見ると、この英国ロイヤル・オペラのマクヴィガー演出の「ファウスト」には、このオペラを最も多く上演しているパリ・オペラ座、そして、パリという街そのもののパロディが満載です。そして、このユニークな演出を理解するためには、それなりの予備知識が必要だと思われるので、このDVDの映像を少し紹介しながら、自分なりの解説(演出についての解釈)を書いておきます。なお、このDVDは、限定盤で、既に在庫切れの店も多いと思いますが、一部のネットショップでは、まだ、入手可能のようです。「FAUST PAPPANO DVD」で検索すると見つかると思います。英語、ドイツ語、フランス語の作品解説のブックレットがついていますが、日本語解説や字幕はついていません。

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英国ロイヤル・オペラ「ファウスト」(2010年発売)のDVDジャケット画像

まず、第1幕のファウスト博士の書斎の場で、左奥のカーテンが、パリ・オペラ座(ガルニエ宮)の緞帳と同じ特徴あるデザイン。悪魔メフィストフェレスがファウストにマルガレーテの幻影を見せるシーンでは、この緞帳が上がってその奥からマルガレーテが登場するという演出。マルガレーテが、パリ・オペラ座で上演される舞台の虚構の存在であることを強調するような演出です。

パリ・オペラ座(ガルニエ宮)の緞帳は、とても特徴があるため、ひと目見れば、それとわかるものですが、ご覧になったことがない方は、ネット上にある写真をご覧になっておくとよいと思います。
パリの旅行案内のウェブサイトなどに載っていることがあり、例えば、現在、USNewsというウェブサイトのパリ旅行のページ
https://travel.usnews.com/Paris_France/Things_To_Do/Palais_Garnier_Opera_National_de_Paris_24221/
で見ることができます。

第2幕の広場のシーンは、何と、「キャバレー・アンフェール(CABARET L`ENFER)」。台本では純朴なイメージのマルガレーテが、祭りの広場でファウストと会うことになっていますが、マクヴィガー演出では、マルガレーテは、このキャバレーで、客としてやって来たファウストに出逢うということになっています。「アンフェール(ENFER)」は、地獄という意味なので、このキャバレーの名を直訳すれば「キャバレー・地獄」ということになりますが、「アンフェール(ENFER)」は、パリの実在の地名です。オペラファンであれば、誰もが知っていると言ってもよいパリを舞台にしたプッチーニの名作「ラ・ボエーム」第3幕の舞台がアンフェールの税関((LA BARRIERA D`ENFER)という設定になっています。現在ではアンフェールの税関は、もう、なくなっていますが、ダンフェール広場(Place Denfert Rochereau)という名の広場があり、小瀬村幸子訳による「ラ・ボエーム」の対訳本(2006年、音楽の友社)P.123によると、この広場が、アンフェールの税関があった場所だとのことです。「

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NBSの宣伝パンフ「NBS News」Vol.356の第1面に掲載されたマクヴィガー演出「ファウスト」第2幕の舞台写真

第5幕前半のワルプルギスの場では、舞台上で魔女たちがバレエの衣装で踊るシーンがありますが、この場面の演出は、舞台美術も含めて、完全に、パリ生まれの代表的ロマンティック・バレエの名作「ジゼル」(初演=1841年、作曲=アダン)第2幕のパロディ。しかも、その舞台美術の紗幕が下りてくる前、舞台の奥に見えているのは、パリ・オペラ座(ガルニエ宮)の客席側を模した舞台美術。パリ・オペラ座・ガルニエ宮は、天井のシャンデリアやシャガールによる天井画など、豪華な建築作品としても有名です。
第1幕とは逆に、客席側が舞台という演出になりますが、舞台上のダンサーは、まるで、観客のように笑い声をあげる場面が何度かあります。いつのまにか、観客が虚構の世界にいるというようにも解釈できるかもしれません。そして、このことは、ラストが、ファウストの夢落ち的な演出になっていることにもつながっているようにも思えるのですが、ワルプルギスの場の演出が、バレエ「ジゼル」第2幕のパロディになっていることの説明を少し書いておかなければいけません。
バレエ「ジゼル」のヒロイン、ジゼルは、恋人のアルブレヒト(アルベルトと呼ぶプロダクションもあります)に裏切られたショックで第1幕で命を落とし、第2幕では、ウィリという、いわば、幽霊となって、墓のある森の中に登場します。ウィリたちは、みな、結婚前に命を落とした女性たちです。そして、ミルタというウィリの長の指示で、森にやってくる男を沼に落として命を奪うのです。そして、ジゼルに想いを寄せていた森番のヒラリオン(ハンスと呼ぶプロダクションもあります)がジゼルへの想いからジゼルの墓のある森にやって来たところを捕まえて、実際に沼に落としてしまいます。
ジゼルの墓は、台本(福田一雄著「バレエの情景」-1984年、音楽の友社-に収録されたもの)では、「下手の糸杉の下に白い大理石の十字架があり、ジゼルという名前がきざんであり」とあり、舞台の左手という位置や、十字架の形という設定は、今でも多くのバレエ団が引き継いでいます。

現在、INDEPENDENTのサイトのページ
https://www.independent.co.uk/arts-entertainment/books/reviews/giselle-royal-opera-house-marianela-nu-ez-a8172791.html
で、英国ロイヤルバレエによる「ジゼル」第2幕で十字架の形の墓の前でジゼルが踊るシーンの写真を見ることができます(写真右はアルブレヒト)。

マクヴィカー演出の「ファウスト」第5幕前半では、これを模した舞台美術の前で、ウィリのパロディと思われるダンサーたちが踊ります。
ジゼルのパロディとしてのマルガレーテが、身ごもった姿で現れ、他のウィリたちが、彼女にあざけりの笑いを浴びせ、それを見るファウストは、頭をかかえて苦悩します。また、左手には、パリ・オペラ座のバルコニー席を模したと思われる客席まで設けられていて、そこの「観客」と舞台上でダンサーに鞭をふるう男が、かつて、娼婦同然の身分だったダンサーの歴史を思わせ、それが、マルガレーテの悲劇に重ねられているように見えます。

このように見ていくと、一見、過激な演出も、決して、ただ、ふざけているだけというわけではなく、第1幕から終幕まで、一貫性があり、演出家の意図が見えてきます。しかし、パリ・オペラ座(ガルニエ宮)の緞帳や客席天井の特徴、アンフェール(ENFER)という地名、そして、バレエ「ジゼル」の舞台などについての知識がないと、この演出の面白さが理解できないと思うので、今回、日本公演が行われる年の初めにあたって、このようなブログ記事を書くことにしたという次第です。9月の日本公演をご覧になる方々の参考になればさいわいです。

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-1990年にパリで購入したパリ・オペラ座(ガルニエ宮)の客席ホールの絵はがき-

ワルプルギスの場の演出に戻って、ウィリたちが捕えるのは、ヒラリオンではなく、何と、血まみれのバレンティン(マルガレーテの兄)。そして、ウィリたちは、前の幕でファウストとの決闘で刺されたバレンティンに決闘の剣を突き付けて、嘲笑のような笑い声を浴びせます。
ワルプルギスの場には、1868年にパリ・オペラ座での上演のために追加作曲されたバレエ音楽7曲が、パリ・オペラ座以外での上演でも挿入されることがありますが、このマクヴィガー演出もそのひとつ。2015年のパリ・オペラ座・バスティーユでのヴェスペリーニの新演出では、ここのバレエ音楽のうち、使用されたのは、第7曲だけでしたが、パリのパロディを全面に出すマクヴィカー演出では、7曲中4曲を使用しています。なお、1858年にパリのテアトル・リリックで初演された当時のオペラ「ファウスト」は、ワルプルギスのバレエ音楽がなかっただけでなく、今日上演されているものとは、かなりの違いがあったようです。これについては、「オペラ「ファウスト」(グノー作曲)の音楽改訂の経緯などについて」のページ
http://masahirokitamura.my.coocan.jp/faust.htm
をご参照ください。

このようなパロディ満載のユニークな演出に引っ張られたためか、パッパーノの指揮が、気合ははいっているものの、彼本来の抒情性を欠いているように感じる演奏になってしまっていることろがあり、ラストのマルガレーテ、ファウスト、メフィストの三重唱は、テンポが速すぎて、作品の味を十分に出せていないように感じてしまうのですが、同じ演出で上演されたベニーニ指揮による演奏の録音がNHK-FMで放送されたときにも、同じ場面の演奏が淡泊な感じがしました。ですが、パッパーノは、2012年のドヴォルザークの交響曲「新世界より」のライブ録音などで、その抒情性豊かな演奏の実力は実証済みの指揮者ですから、2019年の日本公演では、2010年のライブ録音とは違った抒情性を感じさせる演奏を期待したいと思います。会場として予定されている東京文化会館大ホールにはパイプオルガンがなく、電子オルガン、PA装置を使うことになるのでしょうし、このことが、日本でのこの演目の本格上演を阻んでいる最大の要因ではないかと思うのですが、それでも、一流指揮者による貴重な日本公演になることでしょう。

ラストで、メフィストフェレスが天使に合図をして、ゆっくり地下に沈んで去っていくというシーンは、最後に現れる書斎のファウスト以外がすべて劇中劇、ファウストの夢想であることを示唆していうるように思えます。怯えたようなファウスト。それをどう解釈するかは、観客にゆだねられているのでしょう。

日本公演の前の2019年4月には、現地、英国ロイヤル・オペラ・ハウスで、同演目が、ダン・エッティンガー指揮、ファビアーノ、ダムラウ他の出演で上演されるようで、その最新映像が、6月14日から6月20日まで、シネマ上映されるようですので、2010年のDVDが手に入らないという方や、日本語字幕付きの映像で「ファウスト」のマクヴィカー演出を見ておきたいという方には、こちらのシネマ上映をご覧になるのもよいかもしれません。

いずれにしても、9月には、いよいよ、日本公演です。グリゴーロ、ヨンチェヴァ他の出演が発表されています。

なお、2015年にパリ・オペラ座・バスティーユで上演されたヴェスペリーニによる新演出の「ファウスト」については、ホームページの中のページ
http://masahirokitamura.my.coocan.jp/faust-paris2015.htm
と、ブログ記事
http://masahirokitamura.dreamlog.jp/archives/52361739.html
をご参照ください。

〔ホームページ内のバレエ・オペラコーナー〕
http://masahirokitamura.my.coocan.jp/swanlake.htm

〔NBSによる日本公演チケット情報のツイート〕
https://twitter.com/NBS_opera/status/1078634775672279041

〔パッパーノ関連のツイート〕
https://twitter.com/masahirokitamra/status/987551212286369792

〔英国ロイヤル・オペラ・ハウス・シネマの公式サイト〕
http://tohotowa.co.jp/roh/

〔北村正裕ホームページ紹介サイト〕
https://masahirokitamura33.wixsite.com/masahirokitamura

パリ・オペラ座、新演出「ファウスト」の舞台写真の情報

先日の記事
http://masahirokitamura.dreamlog.jp/archives/52360053.html
で、パリ・オペラ座でのグノーの「ファウスト」の公演を見てきたことを書きましたが、
"Diapason"の3月6日の記事
http://www.diapasonmag.fr/actualites/critiques/opera-de-paris-faust-sombre-dans-l-ennui
に、先日のパリ・オペラ座のヴェスペリーニ(Vesperini)新演出「ファウスト」の舞台写真がいくつか掲載されています。

掲載されている写真の場面は、
0 ワルプルギスの夜の場でメフィストと魔女たちに囲まれるファウスト(第5幕前半)
1 街の広場で折られた剣を逆さに持って十字架を作りメフィストを退けようとするヴァレンティン(第2幕)
2 街の広場でマルガレーテの分身たちが現れて踊るシーン(第2幕)
3 去ってしまったファウストを想って沈み込むマルガレーテ(第4幕序盤)
4 ワルプルギスの夜の場で魔女たちに囲まれるファウスト(第5幕前半)
5 牢の中で倒れているマルガレーテを助け出そうとやってくるファウスト(第5幕後半)
6 黄昏色の背景の中に消えていくマルガレーテと冒頭の書斎でのファウストの回りにマルガレーテの分身たちが寄り添っている姿が現れるラストシーン(第5幕ラスト)
7 メフィストフェレスの登場シーン(第1幕)
8 メフィストの「金の子牛の歌」のシーン(第2幕)
9 街の広場のバーのカウンター前に集う群集(第2幕)

例えば、「6 (第5幕ラスト)」の写真のページのURLは
http://www.diapasonmag.fr/actualites/critiques/opera-de-paris-faust-sombre-dans-l-ennui/(offset)/6#content-anchor
です。

これらの写真は、新演出初日(3日)の舞台か、新演出2日めにあたる3月5日の舞台またはリハーサルで撮影されたものと思われます。

このほか、パリ・オペラ座公式facebookページ
https://www.facebook.com/operadeparis
でも、いくつかの舞台写真が公開されています。
また、パリ・オペラ座ホームページの中の「ファウスト(2014-2015)」のページ
http://www.operadeparis.fr/saison-2014-2015/opera/faust-gounod?genre=1
には、現在、ラストシーンの画像が使われているようですが、これは、実際の舞台と比べて左右が逆になっているので、リハーサル段階での写真ではないかと思います。

僕が見たのは新演出3日めにあたる3月9日の公演で、その観劇レポートは、HPの中のページ
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/faust-paris2015.htm
に掲載しています。


【追記】2016年2月11日移転後のホームページ新URLは
http://masahirokitamura.my.coocan.jp/
15年3月パリオペラ座観劇レポートのページの新URLは
http://masahirokitamura.my.coocan.jp/faust-paris2015.htmhttp://masahirokitamura.my.coocan.jp/faust-paris2015.htm
です。

パリ・オペラ座でグノーの「ファウスト」観劇

パリ・オペラ座(バスティーユ)で3月9日夜にミシェル・プラッソンの指揮により上演されたグノー作曲のオペラ「ファウスト」の公演を見てきました。

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パリ・オペラ座・バスティーユ(クリックで拡大できます)

本日、帰国したばかりなので、観劇レポートは、後日、ホームページの観劇レポートのページ
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/faust-paris2015.htm
に掲載することにして、今日のところは、観劇前日と当日朝のパリ散策について記しておきます。

パリ到着は7日夕刻。パリ・リヨン駅にあるホテルに宿泊し、8日は、徒歩で パリ・カルチェラタン(ラテン区)を散策。この地区は、プッチーニ作曲のオペラ「ラ・ボエーム」第2幕の舞台となった地域。

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3月8日、パリ・カルチェラタンで、デジタルカメラで自分撮り(クリックで拡大できます)

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その名も「カルチェラタン」というカフェをバックにタブレット端末で自分撮り(クリックで拡大できます)

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パリ・リヨンからバスティーユを通り、アンリ4世通りを通ってカルチェラタンへ行く途中セーヌ川を渡る橋の上から見えるノートルダム寺院(クリックで拡大できます)

9日朝には、地下鉄を使って、 サン・トゥシュタッシュ教会の外観を見て来ました。

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3月9日、朝、サントゥスタッシュ教会をバックにタブレット端末で自分撮り(クリックで拡大できます)

この教会は、グノーが、まだ無名だったころに合唱隊の隊長をしていたという教会。グノーが隊長だったときに、後の大画家、ピエール・オーギュスト・ルノワール少年が入団し、グノーの指導を受けたということです。映画監督のジャン・ルノワールの著書『わが父 ルノワール』(粟津則雄訳、みすず書房)に、画家ルノワールから聞いた話としてこのことが書かれています。この本には、「彼(グノー)はルノワールが大歌手になることに何の疑いももたなかった」と、ある一方、(ルノワールは)「人前に出るのが嫌いだった」とも書かれています。こういうことの紹介は、旅行用のガイドブックでは見当たりません。

ホテルに戻って休憩後、夜、いよいよ、プラッソン指揮によるパリ・オペラ座(バスティーユ)でのグノー作曲「ファウスト」の公演を見に、ホテルから徒歩10分程度の劇場へ。
上記の通り、この公演の観劇レポートは、後日、ホームページの観劇レポートのページ
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/faust-paris2015.htm
に掲載する予定です。

【追記】2016年2月11日移転後のホームページ新URLは
http://masahirokitamura.my.coocan.jp/
15年3月パリオペラ座観劇レポートのページの新URLは
http://masahirokitamura.my.coocan.jp/faust-paris2015.htm
です。


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公演当日、会場で配布されたキャスト表。予告通りですが、改めて、すごいキャスト!(クリックで拡大できます)

ルイジ、フリットリ好演(メトの『ボエーム』)

指揮者のレヴァインが体調不良で来日できなくなってしまったメトロポリタン・オペラの『ラ・ボエーム』は、代役指揮者のファビオ・ルイジのゆったりとしたテンポの丁寧で抒情的な演奏などで、期待以上の素晴らしい舞台だったと思います。僕が見たのは6月11日(土)と19日(日)の公演ですが、歌手では、ミミ役のフリットリのやわらかい美声が、昨年のトリノ王立歌劇場日本公演の『ボエーム』のきと同様に圧巻。また、ムゼッタ役のフィリップス、マルチェルロ役のグヴィエチェン、ロドルフォ役のベチャワ(11日)、アルバレス(19日)と、主要メンバーがみな好調で、さすがメトという感じでした。今回は、原発事故の影響を懸念する歌手たちが何人も出演を取りやめたために、当初の予定とは、かなりキャストが変わり、フリットリは当初の予定では他の演目に出る予定からの変更でしたし、アルバレスなどは、直前に来日が決まったようですが、これまた昨年のトリノ王立歌劇場日本公演の『ボエーム』のときと同様に、フリットリとの名コンビで、美声を披露してくれました。
最終日の19日夜の公演終了後のカーテンコールでは、再び幕が開いた後、フリットリたちが、プロンプターボックスからプロンプターを舞台に引っ張り上げてしまうなど、達成感を発散させるカーテンコールでした。
なお、ネット上の一部で、拍手のフライングについて話題になっているようですが、今回、11日の公演では、第3幕開幕時に、「拍手は音が完全にとまってからお願いします」というアナウンスがありました。その効果もあってか、後半は、フライングの拍手はありませんでした。ルイジのような丁寧な演奏をじっくりきいていると、この曲が、細部にいたるまで、ほんとうに、よく精密に作られていることに、あらためて気付かされます。

[他のブログ記事の紹介]

「クラシック音楽、オペラの道を究める」というブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/hrs3927513/28856934.html
に、6月8日の公演の記事があります。

「ネコにオペラ」というブログ
http://kametaro07.blog.so-net.ne.jp/2011-06-23
に6月19日の公演の記事があります。

レヴァイン来日見合わせ、残念!

来月のメトロポリタン・オペラの日本公演。レヴァイン指揮の「ラ・ボエーム」(プッチーニ作曲)を楽しみにしていたのですが、昨日の朝日新聞夕刊に、「ジェームズ・レバインが療養のため来日を見合わせることになった」との小さな記事が。ああ、残念。僕は、「ボエーム」の全曲盤CDは、現在、5種類持っていますが、名盤の誉れ高いものが色々ある中で、レヴァイン指揮のものが特に気に入っていて、そのことは、かなり前に、このブログの記事
http://masahirokitamura.dreamlog.jp/archives/51606159.html
にも書きましたが、今回、レヴァイン指揮の「ボエーム」の生の舞台が見られることを楽しみにしていたので、来日見合わせは残念です。代役は、ファビオ・ルイジとのこと。こうなったからには、ルイージに期待しましょう。

[関連ブログ記事]
★めぐみさんが帰ってくるまで★頑張らなくちゃ
というブログの5月7日の記事
http://blogs.yahoo.co.jp/takashidoing0826/60482672.html

「杏村からからのカワセミ寅次郎」
というブログの5月7日の記事
http://blogs.yahoo.co.jp/kogarasitorazirou19751015/38326820.html

新国立劇場10/11シーズンに「トリスタンとイゾルデ」登場

「指環」(トーキョーリング)再演で、いわばお預けになっていたワーグナーの楽劇「トリスタンとイゾルデ」が、2010年12月?2011年1月に、「指揮:大野和士、演出:デイヴィッド・マクヴィカー」で、ついに、新国立劇場に登場するとのこと。
日程などは、新国立劇場のHPの
http://www.nntt.jac.go.jp/release/updata/20000882.html
などに掲載されています。
音響のよいこの劇場での「トリスタン」、今から楽しみです。
その「トリスタン」は、まだ、一年後ですが、来年は、同劇場で、今年春から始まっている「ニーベルングの指環」再演の後半2演目が2月、3月にあるので、こちらも楽しみです。再演を担当している指揮者のエッティンガーが、初演のときのメルクルに劣らず、いい音を出していて、特に、今年4月の「ワルキューレ」が、初演時以上に感動的だったので、後半2作にも期待しています。

来シーズンの「トリスタン」を振る大野和士については、僕は、かなり前の二期会公演での「ラインの黄金」と「ワルキューレ」以来で、最近の演奏を聴いていませんが、ヨーロッパでかなり活躍しているようですね。

「ちょこっと劇場へ行ってきます」
というブログの
http://miya810.blog102.fc2.com/blog-entry-767.html

「本と音楽のクロスオーバー」
というブログの
http://kkana.exblog.jp/11508330/
などに、早くも、大野指揮の「トリスタン」に期待する記事が出ています。

パリ国立オペラ、セラーズ演出「トリスタンとイゾルデ」東京公演

先日、7月31日、東京・渋谷のオーチャドホールで、パリ国立オペラ(パリオペラ座)初来日公演最終日の「トリスタンとイゾルデ」(セラーズ演出、ヴィオラ映像、インガルス照明、ビシュコフ指揮)の公演を見てきました。
この公演は、映像を使った斬新な演出ということで話題になっていて、その映像については、すでに、紹介記事がネット上にもでているようなので、ここでは、あえて、それ以外の部分で注目に値すると感じた点を中心に、いくつか、気づいたことを書いておきます。
まず、演出で、一番、注目に値すると感じたのは、第1幕のラストで、トリスタンが、「欺まんに満ちた栄光よ!」と歌う場面で、客席がうっすらと明るくなり、幕切れとともに、その明かりが、舞台の明かりとともに消えるという演出です。ここでは、一瞬、客席そのものが、舞台の一部となり、「欺まんに満ちた栄光よ!」というトリスタンの台詞が観客に向けられるという、いわば、挑戦的な演出になっていました。映像が目立ちすぎて、こういう演出があまり注目されていないもしれませんが、僕は、この演出を、映像以上に挑戦的な演出だと感じました。
次に、第2幕でブランゲーネが歌う警告の歌ですが、通常、舞台裏や物陰で歌われるこの歌を、今回、ブランゲーネ役のグバノヴァは、オーチャードホールの客席側の左の壁の上方にあるバルコニーでこれを歌っていました。このため、この美しい歌が、客席全体に響き渡り、音響の面でとてもよい効果を上げていたと思います。歌手のグバノヴァも、気品のある美しい声で、今回の歌手陣の中で、一番よい出来だったのではないかと思います。そして、この場面、舞台背景には、森の木々の上に輝く月が映し出されていましたが、舞台の上では、照明が暗くなり、横たわるトリスタンとイゾルデの左手から、ふたりの男(マルケ王とメロートか)が近づいてきて、ふたりをのぞき込むという演出になっているのですが、これは、ブランゲーネの心の中の世界なのかもしれません。オーチャードホールの客席上方のバルコニーのような造形物は、これまで、単なる飾りだと思っていたのですが、こんな使い方があったとは!パリのバスッティーユ劇場で上演するときには、どのようにしているのでしょうか?僕は、パリ・ガルニエ宮(旧オペラ座)では、バレエ公演を見たことがありますが、新オペラ座(バスティーユ劇場)での観劇経験がないので、バスティーユ劇場の客席部分の構造がわかりませんが、もしかしたら、オーチャードホールの方が、本拠地よりも、今回の演出に向いていたのではないでしょうか?その他、水夫や舵取りが2階席で歌ったり、管楽器の一部が2階席や3階席で演奏して、立体音を出していましたが、これらは、特に驚くような仕掛けではないでしょう。かつて、東京文化会館でティーレマンが「ローエングリン」を指揮したときには、第3幕での国王出陣の音楽のときに、金管楽器が、4階席で演奏していましたが、こうした客席での演奏は、珍しくはないようです。
音楽面では、ブランゲーネ役のグバノヴァがよかったということは、今、書いた通りですが、それに対して、トリスタン役のフォービスは、声量不足が否めず、余裕のない歌唱になってしまって、音楽の味を充分に出し切れていなかったと感じました。イゾルデ役のウルマーナは、特に悪いところはないと思いましたが、ラストの「愛の死」では、充分に音楽の味を出し切れていなかったと感じました。しかし、その原因は、ウルマーナの歌唱ではなく、ビシュコフの指揮にあるように感じました。というのは、この「愛の死」の場面で、ビシュコフのテンポが速くなり、また、オーケストラの音量をかなり上げてしまったのです。これでは、歌手がじっくりと歌おうとしても、無理ではないかと感じました。というわけで、ここは、昨年のバレンボイム指揮による公演でのマイヤーの歌唱などには及ばなかったというのが、僕の感想です。

なお、東京公演より先に行われた兵庫公演の感想記事が、
「無弦庵」というブログの
http://mu-gen-an.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_5152.html
や、
「オペラの夜」というブログの
http://blog.goo.ne.jp/operanoyoru/e/97b4344f36afce263b263c05dcd344bf
にあります。

スコット&クラウス主演、レヴァイン盤「ボエーム」CDに感嘆!

2007年中に購入したオペラCDの中で、いちばん気に入ったのが、ミミ=レナータ・スコット、ロドルフォ=アルフレード・クラウス、指揮=レヴァインによる「ラ・ボエーム」(プッチーニ作曲)のCD(79年録音、06年ヨーロッパ発売、EMIレーベル輸入盤)でした。このCDを聴くまでは、ミミ=レナータ・テバルディ、ロドルフォ=ベルゴンツィ、指揮=セラフィンによるCDが「ボエーム」のベストCDだろうと感じていたのですが、レヴァイン盤CDは、期待以上の名演で、セラフィン盤以上に気に入ってしまいました。セラフィン盤以上と感じる最大のポイントは、第1幕のラストシーンです。ここで、主役二人が二重唱で「アモール!アモール!アモール!」(「愛よ!愛よ1愛よ!」)と3回くり返しますが、この最後の3回目の高音の「アモール!」、あのテバルディでさえ叫び声になってしまっているのに対して、スコットの高音のなんと美しいことか!クラウスの美声と溶け合って、見事な微弱音のハーモニーを聴かせてくれます。スコットの声は、非常に柔らかで、また、クラウスの声が、哀愁を帯びた比類のない美しいテノールで、この二人の声は、非常によく調和しているのです。そして、それをささえるレヴァイン指揮、ナショナル・フィルの繊細な音の見事さ!実際の舞台では、最後の弱音が終わる前に、フライングの拍手が起こってしまうことが多いですが、このCDをじっくり聴いていると、幕切れの最後の微弱音の美しさには、ほんとうにうっとりさせられます。
このCDを購入して以来、ミニコンポに入れっぱなしにして、第1幕後半の「私の名はミミ」から幕切れまでの部分を、しばしば、就寝直前に、寝床の中で聴いています。「私の名はミミ」は、特に、「でも雪どけのときがくると最初の太陽は私のものです」(小瀬村幸子訳)の部分が気に入っています。ここにだけ現れる感動的なメロディー。あまりの美しさに、思わず涙が出るところです。セラフィン盤のテバルディも、ここは素晴らしいです。幕切れ近くの、ロドルフォの「優美なおとめよ、甘きおもざしよ」(小瀬村幸子訳)の部分から聴くこともあります。あるいは、もっと前の「冷たい手を」から聴くことも。
「私の名はミミ」が以前から気に入っていたのに対して、「冷たい手を」は、レヴァイン盤CDのアルフレード・クラウスの名唱を聴くまでは、それほど好きなアリアではなかったのですが、アルフレード・クラウスの歌唱で聴くと、このアリアも実に味がある名曲だなあと感じます。例えば、パバロッティの歌唱(例えばカラヤン盤CD)だと、声が強すぎて、必ずしも"哀愁"を感じさせる歌になっていないように思うのですが、クラウスの声は、まさに哀愁そのもの。気品も感じさせます。セラフィン盤のベルゴンツィもいいですが、クラウスは別格という感じがします。
「ボエーム」のCDというと、セラフィン盤が"定番"と呼ばれることが多いと思いますが、僕の場合は、上記のレヴァイン盤CDが愛聴盤になってしまいました。ただ、どのCDでも、第4幕は、悲しすぎて、ちょっと聴くのがつらいですね。ついでながら、2006年に音楽之友社から出版された小瀬村幸子氏による対訳本は、コンパクトな本ながら、複数のヴァージョンの台本のト書きの違いなどの注釈も掲載されていて、内容の充実した本だと思います。

生の舞台では、これまでに色々な歌手のミミを聴きましたが、これまでに生の舞台で聴いたミミの中では、2006年2月の二期会公演で聴いた木下美穂子さんのミミが、いちばん印象に残っています。「私の名はミミ」をしっかりとしたのびやかな声で歌い、その末尾は、一転して、コロラトゥーラ風にしめくくって、素晴らしい歌唱力を披露してくれました。そのときの公演は、ブリニョーリ指揮、東京フィルの演奏も、とても素晴らしいもので、第3幕で、ロドルフォの悲しみをなぞるように流れる弦の響きは、特に心に響き、行間ならぬ音と音の間の静寂にただよう余韻が圧倒的でした。CDを聴いて感動できるのも、こういう素晴らしい舞台との出会いの記憶があるからこそなのかもしれません。

〔「ボエーム」CD関連のブログ記事〕
「究極の娯楽?格調低き妄想音楽日記?」の
http://beethoven.blog.shinobi.jp/Entry/204/

トーキョーリングの前に「トリスタンとイゾルデ」

新国立劇場は、2009年3月から『ニーベルングの指環』、いわゆるトーキョーリングの再演を開始することを、すでに発表していますが、2008/2009年シーズン全演目が発表される2008年1月20日を目前にして、「朝日新聞」2007年12月1日付夕刊に掲載された新国立劇場オペラ部門芸術監督の若杉弘氏のインタビューの中で、若杉氏は、自身の就任前の同劇場のレパートリーについて、「ワーグナーでは『トリスタンとイゾルデ』をやる前に、なぜ超大作『ニーベルングの指環』なのか」と疑問を投げかけています。
以前、新国立劇場・情報誌「ジ・アトレ」2007年5月号(vol.126)に「次期芸術監督」インタビューとして掲載された若杉氏のインタビューの中には「『トリスタンとイゾルデ』への道程として、まず『タンホイザー』を見ていただきたいです」(p.2)とあり、実際、就任第1作として『タンホイザー』を取り上げたわけですから、次の目標は、当然、『トリスタン』ということになるのでしょう。
これら、特に、「朝日」のインタビューでの発言は、トーキョーリング再演の前に『トリスタンとイゾルデ』を上演する意欲の表明であるように思えるのですがどうでしょう。上演は2008年秋ごろでしょうか?
2007年には、ベルリン国立歌劇場の日本公演で『トリスタンとイゾルデ』を堪能させてもらいましたが、2008年7月には、パリ国立オペラの初来日公演で『トリスタンとイゾルデ』の上演が予定されていて、僕は、すでに7月31日の公演のチケットを確保してありますが、観劇スケジュールに、新国立劇場での『トリスタンとイゾルデ』が加わる可能性が高そうな気がします。
新国立劇場で『トリスタンとイゾルデ』を上演するなら、ブランゲーネ役には、藤村美穂子さんの出演を期待したいです。トーキョーリングでは、フリッカとワルトラウテ役で、圧倒的な美声を披露してくれましたが、日本では、まだ、ブランゲーネを歌っておらず、藤村さんのブランゲーネは、まだ、生で聴いたことがありません。新国立劇場でブレイクした歌手でもあるので、是非、ここでブランゲーネを歌ってもらいたいものです。『トリスタンとイゾルデ』全編の中でも、第2幕の主役ふたりの二重唱の際、背後からきこえるブランゲーネの警告の歌声は、特別に美しい音楽シーンのひとつだと思うので、藤村さんの歌で、このシーンを味わってみたいものです。さらに、将来的には、藤村さんには、イゾルデを、と期待しているのですが。
いずれにしても、2008年1月20日の発表に注目しましょう。

公演そのものは、パリ国立オペラの日本公演も、まだ、半年以上先ですね。
その前に、僕の、2008年のオペラ観劇初めは(2007年もそうでしたが)「ラ・ボエーム」(プッチーニ作曲)になる見込みです。

なお、2001?2004年のトーキョーリングの観劇レポートは、HPのバレエ・オペラコーナー
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/swanlake.htm
の中のトーキョーリングのページ
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/ring-tokyo.htm
に掲載しています。


〔新国立劇場のワーグナー上演の関連情報〕
「オヂュッセウスのワグネリアン日記2」の
http://blogs.yahoo.co.jp/wotan73meister19/26033564.html

〔新国立劇場ホームページURL〕
http://www.nntt.jac.go.jp/

【08/01/03追記】
「えすどぅあ」というブログの07年10月22日の記事
http://josquin.sakura.ne.jp/sb/log/eid1105.html
のリンク先に、トーキョーリング再演のうち、まだ公式発表されていない後半2演目の公演日程や、指揮者の情報があります。

【08/01/19追記】
新国立劇場の2008/2009シーズンラインアップは、当初、1月20日発表と予告されていましたが、少し早く、昨日、同劇場ホームページに掲載されたようですね。予想に反して、「トリスタンとイゾルデ」はなし。若杉監督のこれまでの発言に照らすと、意外でした。新国立劇場の「トリスタンとイゾルデ」、いつのなるのでしょう?

首都オペラ「ファウスト」公演関係記事

HPのバレエ・オペラコーナー
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/swanlake.htm
に、先日9月16日の神奈川県民ホールでの首都オペラの「ファウスト」の公演の観劇レポート
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/faust-shutoopera.htm
を掲載しましたが、すでに、ネット上に、様々な感想など、関連記事が登場しているようなので、いくつか紹介させていただきます。

まず、神奈川フィルを応援されているというyurikamome122さんのブログ
「yurikamomeの妄想的音楽鑑賞とお天気写真」の
http://yurikamome.exblog.jp/6997555に感想記事があります。
先日、僕のHPに、
「オペラ『ファウスト』の音楽改訂の経緯などについて」
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/faust.htmという記事を掲載したさい、ラストの救済の合唱について、ワーグナー・オペラとの関連に触れましたが、今回、yurikamomeさんの記事でもワーグナー作品への言及があります。

次に、
「やっぽん・ゆかりどんの日記」の
http://yappon-yukaridon-nikki.at.webry.info/200709/article_5.htmlに合唱団員のおひとり、やっぽんさんの感想記事があります。
僕は、自分のHPの記事で、男声合唱については「ファウストの書斎の場の舞台裏での合唱が不安定で、出来が悪いように感じました」などと書いてしまいましたが、ごめんなさい。でも、兵士の合唱の出来は悪くなかったと思いますよ。
「最後の「天使の合唱」は演出的に泣けるシーンで、練習の度に涙腺が緩んで歌えませんでしたが、当日の舞台でもオーケストラが派手に鳴り、雷鳴が轟き、歌いながらジーンと来てしまいました」とありますが、あそこは、ほんとうに感動的ですね。僕は、NHKホールでのイタリア歌劇団公演ライブのDVDであのラストシーン(合唱は舞台裏ですが)を見るたびに(牢獄シーンから)涙を抑えられないのですが、そうなるとせっかくの舞台が見えなくなってしまうので、今回は、懸命に涙をこらえていました。後ろの席からは、すすり泣きの声が聞こえていましたよ。

そして、もうひとつ、ソリストのおひとり、ヴァレンティン役で柔らかな美声を披露してくださったバリトン歌手、月野進さんのブログ
「ししのブログ」の
http://blog.so-net.ne.jp/luna-shishimi/2007-09-17
にソリストのお立場からの感想があります。
「お客さま、応援してくれる方々のありがたみを痛感した」「感謝感激です」とありますが、こちらこそ、出演者の方々、そして、演出家をはじめとするスタッフの方々には、素晴らしい舞台を見せていただいて、感謝感謝です。
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