北村正裕BLOG

【北村正裕のナンセンスダイアリー】童話作家&シンガーソングライター、北村正裕のブログです。 執筆情報用ホームページ(童話作家・北村正裕のナンセンスの部屋) http://masahirokitamura.my.coocan.jp/ と、音楽情報用HP(北村正裕アート空間) http://masahirokitamura.art.coocan.jp/ もよろしく。 ツイッターアカウントは「@masahirokitamra」です。

アニメ

「REBIRTH」復活、「DEATH」は初ソフト化!~「新世紀エヴァンゲリオンBlu-ray BOX」8月発売へ~

「新世紀エヴァンゲリオンBlu-ray BOX」、2015年8月26日発売予定との告知が、2月2日に、エヴァンゲリオン公式サイトの「新世紀エヴァンゲリオン」のページ
http://www.evangelion.co.jp/ng.html
に掲載されました。
修正前の「DEATH」の初ソフト化、そして、2003年版のDVDには収録されなかった「REBIRTH」も高画質で復活!
『エヴァンゲリオン解読』(北村正裕著、第1版は2001年)の2007年新版p.183と2010年静山社文庫版p.243には、「資料に関する補足(2007年)」として、「『魂のルフラン』の流れる劇場版ソフトを入手したいという場合には、1999年に発売された古い劇場版DVDか、2000年に限定発売された『セカンドインパクトボックス』の下巻を探さなければならない」と書いてありますが、『魂のルフラン』の流れる「REBIRTH」は、2015年8月発売のブルーレイボックスに収録されると発表されたので、今後は、このブルーレイボックスをおすすめしないといけませんね。
97年春の映画「シト新生」の前半部にあたる「DEATH」は、これまで、修正された「TRUE2」ヴァージョンのみソフト発売されていましたが、2015年発売のブルーレイボックスで初めて、修正前のヴァージョンが収録されるとのことで、HDリマスターによる画質向上とともに、注目点です

以下、公式ページの告知に沿って、概要を見てみましょう。

『新世紀エヴァンゲリオン』TVシリーズ全26話+ビデオフォーマット版4話(第弐拾壱話~第弐拾四話)
*95~96年に放送されたTVシリーズ全26話中第弐拾壱話から第弐拾四話までの4話については、99年のDVD発売時に、かなり大きな修正が加えられていて、それが、ビデオフォーマット版と呼ばれています。今回、この4話については、オンエアヴァージョンとビデオヴァージョンの両方が収録されるとのことですが、この点は、2003年版のDVDと同じですね。TVシリーズの内容を受けての完結編が、映画「THE END OF EVANGELION」ですので、まずは、TVシリーズを見ないと、劇場版はわけがわからなくなりますよ~!
オーピニングテーマに続き、「時に、西暦2015年」という黒地に白のテロップで第壱話が始まるTVシリーズ!

『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生』EVANGELION: DEATH & REBIRTH
「DEATH」(初ソフト化)+「REBIRTH」
*97年春の映画。「DEATH」は、テレビシリーズの回想のような内容ですが、99年のDVD発売時には、「TRUE2」という修正されたヴァージョンが収録され、修正前のヴァージョンのソフト化は、今回が初めてということになります。、また、「REBIRTH」は、完結編の予告のような内容で、このラストで、挿入歌「魂のルフラン」が流れますが、2003年発売の「リニューアル版DVDでは、この「REBIRTH」が収録されていませんでしたので、今回、久々の復活、しかも、今回は、他の映像同様、HDリマスター。

『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』 THE END OF EVANGELION
*97年夏に公開された完結編の映画。アニメ史上の最高傑作とも言えそうな作品だと思います。

『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に』 REVIVAL OF EVANGELION
*98年に、97年の「シト新生」の「DEATH」の修正版と「 THE END OF EVANGELION」をつなげて上映された映画。

というわけで、「新世紀エヴァンゲリオン」の完全版と言えそうな内容です。

HPの「エヴァンゲリオンの基礎知識」のページ
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/eva-g.htm
等にも、以前、書いたことですが、映画「シト新生」は、「TVシリーズの総集編」と言われることがあるものの、いわゆるダイジェスト版ではなく、あくまで、TVシリーズ(少なくとも第弐拾四話まで)を見た人が見ることを前提に作られているもので、それゆえ、、僕は、『エヴァンゲリオン解読』などの中で、「シト新生」の「DEATH編」については、「テレビ版の回想」という表現を使っています。ダイジェスト版という意味での総集編だと勘違いして、TVシリーズを見ずに「DEATH」等の劇場版を見ても、何が何だかわからないはずなので、今回のブルーレイ発売を機に初めて「新世紀エヴァンゲリオン」を見ようという方は、見る順番にご注意を。

「DEATH」については、たとえば、
「cles::blog」の14年12月1日の記事
http://blog.cles.jp/item/7235
には、
「映画館に行ってこれほど
意味がわからないと思ったことはないという、衝撃だけが残った作品」と書かれていますが、97年の公開当時、TVシリーズを見ていなかった人は、当然、こういうことになったでしょう。

それから、今回のブルーレイボックスの価格ですが、店によって予約価格に差があり、それも、変動しているので、ご注意を。たとえば、
「Explore」というブログの2月2日の記事
http://blog.goo.ne.jp/explore10011230/e/a911cda4683df67bdbf1c05278c77c80
には、アマゾンでの価格について「\41,040」と書かれていますが、その後、アマゾンは、予約価格を引き下げています。

〔HPのエヴァンゲリオンコーナー〕
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/eva.htm

〔ツイッターの関連ツイート〕
https://twitter.com/masahirokitamra/status/562084318084726785

ミラノ座ラストショー「新世紀エヴァンゲリオン劇場版」終劇後拍手の客席

12月31日で閉館となる座席数日本最大の映画館、新宿ミラノ座のラストショー、24作品のうちのひとつに選ばれた「THE END OF EVANGELION」(「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に」、97年公開)、25日の上映を見てきました。
『エヴァンゲリオン解読』の序章(静山社文庫版『完本 エヴァンゲリオン解読』ではP.33)にも書いた通り、僕は、97~98年に、東映パラスなどで12回見ていますが、ミラノ座では見ていませんでした。今回、ついに、新宿ミラノ座での鑑賞。そして、映画館での鑑賞13回となって、自己記録を更新してしまいました。
ある意味で未完に終わったTVシリーズ「新世紀エヴァンゲリオン」の結末を描くこの映画は、日本のアニメ映画の歴史的傑作だと言っていいでしょう。また、実写部分に登場する映画館の客席の映像が新宿ミラノ座のものだということはよく知られていますが、今回、上映前に、館長さんが挨拶に立ち、「ご存じと思いますが」と前置きした上で、改めて「当館で撮影されたものです」と明言していました。ミラノ座のラストショーには最適な映画のひとつですね。
上映が終わると、控えめに始まった拍手が、少しずつ広がり、客席全体が拍手に包まれました。もちろん、僕も、拍手に参加しました。
さらに、多くの観客が、スクリーンの前に立って、客席を撮影していました。

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上映前には、スクリーンに「新宿ミラノ座より愛をこめて~LAST SHOW~」

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上映終了後、多くの観客がスクリーンの前から客席を撮影していました。


昨年は、「劇場版魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語」という傑作アニメ映画が誕生しましたが、「THE END OF EVANGELION」がなかったら、たぶん、あの傑作も生まれなかったでしょう。昨年12月のブログ記事
http://masahirokitamura.dreamlog.jp/archives/52315781.html
にも書いたように、「叛逆の物語」は、童話とバレエ「くるみ割り人形」の影響を強く受けていると思いますが、「エヴァンゲリオン」の影響を強く受けているということにも疑いの余地はないでしょう。「劇場版魔法少女まどか☆マギカ」の「前編」と「後編」の宣伝用パンフには、「エヴァンゲリオン」の監督(総監督)の庵野秀明さんのコメントが載っており、庵野さんにコメントを依頼した「まどか☆マギカ」スタッフの庵野さんへの尊敬の念が感じられます。

ところで、12月1日のエヴァンゲリオン公式サイトのニュースでの発表
http://www.evangelion.co.jp/3_0/news/det_11355.html
によると、2015年夏に、『新世紀エヴァンゲリオン』HDリマスターBlu-ray BOXが発売され、これまでビデオソフトが発売されていなかった修正前の「DEATH」(映画「シト新生」の前半部)も収録されるとのこと。また、2003年発売のリニューアル版DVDには収録されなかった「REBIRTH」も収録されるとのことなので、名曲「魂のルフラン」の流れる映像も復活することになります。『エヴァンゲリオン解読』(初版2001年、三一書房)の2007年新版発行のさい、「資料に関する補足(2007年)」として、「『魂のルフラン』の流れる劇場版ソフトを入手したいという場合には、1999年に発売された古い劇場版DVDか、2000年に限定発売された『セカンドインパクトボックス』の下巻を探さなければならない」と書き、この「補足」は、この本の文庫版である『完本 エヴァンゲリオン解読』(静山社文庫、2010年)でもP.243に載っていますが、2015年にブルーレイが発売されたら、そちらをおすすめしなくてはならなくなります。
HPのエヴァンゲリオンコーナー
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/eva.htm
の中の「エヴァンゲリオンの基礎知識」のページ
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/eva-g.htm
には、すでに、「2015年夏、新世紀エヴァンゲリオン Blu-ray BOX発売予定」の情報追加しました。

静山社文庫版『完本 エヴァンゲリオン解読』の読者の感想は、たとえば、ブクログのページ
http://booklog.jp/item/1/4863890486
などにいくつか出ています。

1995年にTVシリーズの放送が始まった「新世紀エヴァンゲリオン」の舞台は「西暦2015年」ということで、放送開始25周年にあたる2015年は、「エヴァンゲリオン」にとって特別な年。そういうわけで、「ヱヴァンゲリヲン公式インフォメーションセンター」のウェブサイトには、エヴァ20周年記念特設ページ「EVANGELION 2015」
http://www.eva-info.jp/20th/
が、12月24日に開設されました。

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズのほうは、「新世紀エヴァンゲリオン」の世界に対するパラレルワールドのような感じで、そちらの「完結編」(「シン・エヴァンゲリオン劇場版:❘❙」、EVANGELION:3.0+1.0)で「新世紀エヴァンゲリオン」の世界との関係が鮮明になるのかどうか、また、そもそも、いつ公開になるかもまだわかりませんが、
「みんなのエヴァファン」というブログの12月25日の記事
http://neweva.blog103.fc2.com/blog-entry-3498.html
には、「2015年秋~冬に公開予定?」という情報が載っています。

「まどかマギカ 叛逆の物語」と「くるみ割り人形」

歴史的な傑作と言ってもよさそうなアニメ映画「劇場版魔法少女まどか☆マギカ[新編〕叛逆の物語」(新房昭之総監督、虚淵玄脚本)。常識的な日常に戻らないストーリー、そして、「異空間設計」として参加しているアニメ制作ユニット、劇団イヌカレーによる幻想的な映像が素晴らしいと思います。
先日、14日に劇場で配布されたという「魔女図鑑」は入手できなかったのですが、ネット上に出ている情報によれば、パンフレットに載っていない解説も結構載っていたようですね。パンフレットでは「ほむら魔女」としか書かれていなかったほむらの魔女には、「ホムリリー」という名がついていて、「くるみ割りの魔女」という解説が載っているそうですね。
そう言えば、終盤でおもちゃのような兵隊(くるみ割りの魔女の手下でロッテというらしい)の行進の場面は、バレエ「くるみ割り人形」イワーノフ版第1幕でのおもちゃの兵隊とねずみたちとの戦いのシーンでのおもちゃの兵隊の行進を連想させます。
このバレエの原作にあたるホフマンの「くるみ割り人形」は、主人公のマリー(イワーノフ版のバレエでのクララに相当)が、いわゆる「現実」世界を捨てて、「人形の国」へ行ってしまい、「マリーはいまでも、あのきらめくクリスマスの森や、すきとおったマジパンのお城のある国で、王妃さまとしてくらしているということです」(山本定祐訳)という結末を持つ物語で、「夢」より「現実」を重んじるいわゆる大人の発想に対する叛逆とも言える物語なので、今回の「叛逆の物語」の映像作りのヒントにするにはふさわしい作品だと言えるかもしれません。

ところが、現在、多くのバレエ団では、このホフマンの原作意図を無視して、あたかも「すべては夢でした」というように思わせる夢落ち演出で上演していて、それは、とても残念なことだと思います。
イワノフ版のプティパによる台本では、ラストシーンについての具体的な記述がないので、ここは、演出家の腕の見せ所だと思うのですが。ワイノーネンによる夢落ち演出以来、それが主流になってしまったのは残念なことだと思います。
そんな中、英国ロイヤルバレエのピーター・ライト版の1985年の舞台の映像を見ると、これは、比較的、イワノフの原典版に近く、さらに、原作の要素を取り込もうという工夫がされているようなので、この映像のDVDは、オススメです。
このDVDについては、以前、2006年2月の記事
http://masahirokitamura.dreamlog.jp/archives/51606136.html
に書いてあります。
なお、英国ロイヤルバレエのピーター・ライト版の「くるみ割り人形」の映像は、複数あって、ほかの映像もそれなりに価値あるものですが、1985年収録のものとは大きい違いがあるので、ご注意を。
また、ホームページの中に「くるみ割り人形の基礎知識」というページ
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/nutcracker-g.htm
がありますので、ご参照ください。
ところで、ホフマンの原作では主人公の名はマリーですが、そのマリーが両親からもらう人形の名がクララなのです。今回の映画「叛逆の物語」では、上記の「魔女図鑑」の情報によると、「偽街」の子供達の名が「クララドール」だそうですが、クララという名が原作では人形の名であったことも、制作者の方は意識されているのかもしないなあ、と思いました。
「叛逆の物語」の映像とバレエ「くるみ割り人形」との関係については、「魔女図鑑」配布の前から指摘されているファンの方が何人もいらっしゃったようですね。

「くるみ割り人形」は、ホフマンの原作も、そしてチャイコフスキーのバレエ音楽もとても好きで、しばしば公演見に行っていますが、自分の創作の中にも影響を与えているのを自覚しています。
例えば、今年1月に電子出版した童話『何もない遊園地』
http://www.amazon.co.jp/dp/B00B6FTH6Q/
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/yuuenti-e.htm
は、1996年に執筆したものなのですが、これの第8話の中で木馬のミオが人間の少女の姿に変身するシーンを書いたときには、バレエ「くるみ割り人形」第1幕で、くるみ割り人形が王子の姿に変身するシーンを意識していました。


〔「くるみ割りの魔女」に関する情報があるネット上のページの例〕

流行の最南端
http://trend-of-southenmost.blog.so-net.ne.jp/2013-12-15-1

赤いふうせん
http://palloncinorosso.blog45.fc2.com/blog-entry-233.html

なんでも(ダリルの墓のブログ)
http://kuuki141414.blog46.fc2.com/blog-entry-149.html

遊佐さんブログ
http://ameblo.jp/yusayusa0211/entry-11729059349.html

まど☆マギブログ
http://matomagi.doorblog.jp/archives/34967391.html


〔北村正裕のツイッターの「まどかマギカ」関連ツイート〕
https://twitter.com/masahirokitamra/status/403109727086727168
など


【2014. 1. 5追記】
アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」では、「異空間設定」として参加しているアニメ制作ユニット、劇団イヌカレーが担当する魔女の結界シーンなどに独自の魔女文字(「まどか文字」とも言われているもの)が登場しますが、海外のファンによって解読された結果をまとめたという一覧表(魔女文字とローマ字との対照表)が、
http://wiki.puella-magi.net/Deciphering_the_runes#Table_of_runes
に載っています。
現在、多くの「まどかマギカ」ファンが、この対照表(魔女文字解読一覧表)を参照しているものと思われます。
(2014. 1. 5追記)

「今日の日はさようなら」とエヴァンゲリオン&ヱヴァンゲリヲン

先日、9月4日に、テレビ朝日の新番組「侃侃諤諤 (かんかんがくがく)」のスタッフの方がうちに来てくれて、アニメ「エヴァンゲリオン」をテーマにしたインタビューを受けました。「ガンダムvsエヴァンゲリオン」というテーマでの放送を企画しているとのことで、スタッフのひとりは、僕の著書「完本エヴァンゲリオン解読」(静山社文庫)を読んでいただいたようで、それに興味を持っていただいたのはうれしいことです。
放送は、主に「エヴァンゲリオン」を見ていない人が見ることを前提にしているようで、インタビューワーも見ていないないとのことだったので、「エヴァンゲリオンの魅力は?」と言われても、短時間では難しいですね。
途中で、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」での「今日の日はさようなら」(金子詔一作詞・作曲)の使用の秀逸さについて話したら、そこは、インタビューワーが興味を持ってくれたようで、「その曲、歌ってください」と言われ、練習なしで、ギター弾き語りで歌ってしまい、そこもビデオ収録されてしまいました。
「今日の日はさようなら」の使用については、2011年8月9日に、ブログ
http://masahirokitamura.dreamlog.jp/archives/52122803.html
に書きましたが、「完本エヴァンゲリオン解読」(静山社文庫)では、「文庫版あとがき」で、直感的に、「内包する悲しみをクローズアップさせられたこの曲も、また、『エヴァ』によって新たな命を吹き込まれたように思える」と書いただけで、その後、作詞作曲者の金子詔一さんのエッセイを読んで曲の成立の背景を知って、ブログに紹介記事を書いたというわけです。
この曲の使用だけで、エヴァンゲリオンやヱヴァンゲリヲンシリーズの魅力を語るなどということは不可能ですが、でも、作品を見ていない人に、エヴァ&ヱヴァシリーズの非凡さについて具体的に語ろうとしたときには、ちょっと面白いかなと思い、そういう話をしました。平和な感じの歌詞の背景の意味を残酷な映像が見事に描き出していると思います。
30分番組でありながら多くの人に取材しているようなので、僕の話を取り上げていただけるかどうかはわかりませんが。
番組は、10月3日(木)深夜25:51(4日、金、未明1:51)に始まるようです。

ところで、「完本 エヴァンゲリオン解読」(静山社文庫)は、ハードカバーの単行本の第一版が2001年に三一書房から出た「エヴァンゲリオン解読」の文庫版で、ハードカバーのほうは、すでに一般書店では入手できなくなっていますが、静山社文庫版のほうは入手可能で、また、上記の「文庫版あとがき」などが追加されている他、編集者の方が作ってくれた「DVDガイド」なども追加されているので、これからお求めの方には文庫版のほうをおすすめします。

〔ツイッターの関連ツイート〕
https://twitter.com/masahirokitamra/status/383503997132226560

〔HP内の著書紹介のページ〕
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/chosho.htm

〔HP内のエヴァンゲリオンコーナー〕
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/eva.htm

〔三一書房版「エヴァンゲリオン解読」の最近の感想ブログ記事〕
http://evaspell.blog.fc2.com/blog-entry-105.html

「となりのトトロ」と所沢市松郷、牛沼の風景

宮崎駿監督(原作・脚本・監督)による、スタジオジブリ制作のアニメ映画「となりのトトロ」(1988年)では、主人公姉妹の妹のメイが迷子になって姉のサツキが捜しに出かけたとき、「どこから来た?」とたずれられて「松郷」と答えるシーンがあり、また、そのサツキのためにトトロが呼んだネコバスの行き先表示がくるくると変わって「めい」という表示になる直前に「牛沼」という地名が出ますが、この、「松郷」と「牛沼」は、埼玉県所沢市に実在している地名であり、このふたつの地区は、東川(あずまがわ)をはさんで南東側に松郷、北西側に牛沼というように互いに隣接しています。そして、その境界の東川沿いの牛沼側には、所沢市立東中学校(ひがしちゅうがっこう)があって、実は、僕は、この学校の卒業生です。つまり、この地域の周辺で子ども時代を過ごしています。そんなこともあって、昨年のテレビでの「トトロ」放映を機に、これらの地域の現在の風景を見たくなって、先日、三十数年ぶりに松郷、牛沼地区を散策し、写真も撮ってきました。
予想はしていたことですが、かつて存在していた「自然」は、その多くが失われて、風景はかなり変わってしまっていました。1970年ごろには、牛沼の北東部には森林が残っていて、ここで、クワガタをとって遊んだり、巨大な毒キノコを発見したり、スズメバチの巣に遭遇したりしましたが、今では、そこも、木々の一部が残っているだけで、かつての森の中を大通りが走っていました。また、かつては、牛沼の中央部には、「トトロ」にでてくるクスノキのような巨大な木がありましたが、それも、今はなく、やはり、大通りが走っていました。東川や一部の茶畑などは健在でしたが、もはや、牛沼地区を「トトロの森」と呼ぶことはとてもできないなあと、実感しました。現在「トトロの森」と呼ばれている狭山丘陵は、ここから、西方向に5~10キロ程度離れた地域です。アニメの中の電話機の使い方を見ると、時代は、僕が生まれるよりも前の、古い時代が想定されているようです。
ところで、この作品の中盤の木の実が芽を出すシーンで、トトロが見せてくれた夢について、姉妹が「夢だけど夢じゃなかった!」と何度も叫びますが、この台詞は、この作品の中でとても重要な台詞だと思います。トトロとネコバスが見せてくれるシーンは、夢と現実の中間なのだということ。これは、生と死の中間の世界という意味にもとれるし、「現実のようでも現実じゃない」という解釈にもつながるものでしょう。そういえば、ネコバスには、宮沢賢治の童話「銀河鉄道の夜」の中の列車のイメージが感じられます。ネコバスの姿は、「注文の多い料理店」などの賢治の童話に出てくる山猫のイメージに重なりますし、一時、池に落ちたのではと心配されたメイの捜索シーンは、「銀河鉄道の夜」での沼で溺れたカンパネルラの捜索シーンのイメージと重なります。そして、「銀河鉄道」は、死の世界へ旅立つカンパネルラが乗る列車であり、友人のジョバンニが途中まで同行して見送ってから地上に戻る物語であり、この世とあの世をつなぐ鉄道という性格がはっきりしています。そして、「トトロ」では、後半で、姉妹の入院中の母親の容態急変が示唆され、ひとりで病院に向かおうとして迷子になったメイをサツキが捜し、トトロが呼んでくれたネコバスに乗って無事にメイを見つけだし、さらに、ネコバスに乗って、ふたりで病院へ向かうのですが、ラストシーンで、病院の庭から二人が見たのは、予想外に元気そうな母親の姿でした。姉妹の気配は感じられても姿を見ることができない母親の病室の窓辺に、メイのトウモロコシの贈り物を置いて、姉妹が再びネコバスに乗って帰路につくところで物語は終わりますが、このラストシーンが夢なのかどうかは、解釈は視聴者にゆだねられていると言えるでしょう。
エンディングテーマとともに現れる絵のような幸せな結末をイメージすることもできますが、上記の「夢だけど夢じゃない!」という、夢と現実の中間のシーンであると考え、また、上記のようなネコバスの性格を考えれば、ここで母親の死が暗示されているようにも思えます。行き先表示に「牛沼」とでる二つ前には「墓道」という表示が一瞬でることにも注目したいところです。そして、このエンディングが母の死を暗示しているとすれば、死というのは単なる消滅ではなく、ネコバスに乗って姿を見に行くこともできるし、贈り物を届けることもできる世界への旅立ちなのだということを、この物語は語っているように思えます。それは、通常、「夢」と言われるものですが、この物語は、こう語るのです。「夢だけど夢じゃなかった!」と。
ここで、ひとつ注意しておきたいのは、「銀河鉄道の夜」で沼で溺れたカンパネルラと違って、メイの場合には、池に落ちたのではと心配されただけで、実際には落ちていないということです。心配の唯一の根拠は、池で見つかったサンダルでしたが、駆けつけたサツキは、安堵の表情で「メイのじゃない!」と断言しています。ここの表情は、僕には、決して、無理に本当の事実を否定しようとしているようなものには見えません。ですから、僕は、ネット上の多くのブログ記事にあるような「都市伝説」とも呼ばれているメイ死亡説には否定的です。物語が誰かの悲しい死を暗示しているとすれば、それは、やはり、姉妹の母の死なのではないでしょうか?

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松郷と牛沼地区の境界を流れる東川(あずまがわ)(2013.2.28)*左が牛沼、右が松郷

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松郷側(南側)から東川越しに牛沼地区内の所沢市立東中学校を望む(2013.2.28)

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牛沼地区内の茶畑(2013.2.28)*右下に「牛沼」という地名表示が見えます(クリックで拡大できます)


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北側から見た牛沼地区内の東中学校(2013.2.28)*後方は、松郷地区内の鉄塔


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牛沼地区内の東中学校校舎建築当時の写真(1971年)*後方は松郷地区内の鉄塔


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牛沼東部の鉄塔(2013.2.28)*鉄塔の位置に注目して1971年の同じ場所の写真と比較して下さい


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牛沼東部の鉄塔(1971年)*鉄塔の位置に注目して2013年の写真と比較して下さい



ここで、「となりのトトロ」に関するブログ記事をいくつか紹介しておきます。
まず、
「となりのココロの里山ブログby周」の2011年3月29日の記事
http://shusan0630.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/2010-3fd5.html
に、グループで、「『となりのトトロ』の舞台"松郷"・"牛沼"」を歩いたというレポートがあります。

「blog 荷風!」の2008年4月の記事
http://nihonbungeisha.cocolog-nifty.com/kahooblog/2008/04/post_bf01.html
には、「トトロの里」として、所沢市松郷を訪ねたというレポートが写真付きで掲載されています。

「cles::blog」の2012年7月」の記事
http://blog.cles.jp/item/5085
では、所沢に隣接する東京都東村山市にある「八国山緑地」が「トトロ」で姉妹の母が入院していた「七国山」のモデルだろうということで、八国山緑地の写真が掲載されています。

さて、ネット上の多くのブログに、「トトロ」について、「都市伝説」とも呼ばれるメイ死亡説が書かれていますが、
「怖い話」の2012年5月の記事
http://fiercestory.blog.fc2.com/blog-entry-10.html
も、そのひとつです。

こういう説に対して、制作会社のスタジオジブリの公式ブログの2007年5月1日の記事
http://www.ghibli.jp/15diary/003717.html
には、
「かかってくるのはなぜか「トトロは死神なんですか?」という一般の方からの問い合わせばかり。みなさん、ご心配なく。トトロが死神だとか、メイちゃんは死んでるという事実や設定は、「となりのトトロ」には全くありませんよ。最近はやりの都市伝説のひとつです。誰かが、面白がって言い出したことが、あっという間にネットを通じて広がってしまったみたいなんです。「映画の最後の方でサツキとメイに影がない」のは、作画上で不要と判断して略しているだけなんです。みなさん、噂を信じないで欲しいです。 ...とこの場を借りて、広報部より正式に申し上げたいと思います」
というコメントが掲載されています。

そして、
「佐藤秀の徒然幻視録」の2010年8月の記事
blog.livedoor.jp/y0780121/archives/50498445.html
には、ジブリのブログの2007年5月1日の記事が引用されています。

【2016.10.29追記】
2016年7月にKindle版で電子出版した『歌う童話作家のC型肝炎闘病二十年』第8章の中にも「となりのトトロ」の紹介がありますのでも興味お感じの方はご参照ください。
『歌う童話作家のC型肝炎闘病二十年』についての紹介記事
http://masahirokitamura.dreamlog.jp/archives/52398364.html
は、16年7月17日に掲載しています。
「となりのトトロ」は、2年に一度くらい、日テレの金曜ロードショーで放送されていて、前回は、2014年7月11日に放送されました。
(関連ツイート=
https://twitter.com/masahirokitamra/status/487539481847685120 )
今年(2016年)も、まもなく、11月4日21:00から放送されるようです。
(2016.10.29追記)

【北村正裕ホームページ】
http://masahirokitamura.my.coocan.jp/

【北村正裕twitter】
https://twitter.com/masahirokitamra

『完本エヴァンゲリオン解読』の韓国版刊行-謎解釈解説-

『完本 エヴァンゲリオン解読』(北村正裕著、静山社文庫、2010年)の韓国版が、2012年3月9日の発行日で韓国の出版社YOOUNGSANG PUBLISHING COMPANYから出版されました。『完本 エヴァンゲリオン解読』は、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」(95~99年版)の解釈本『エヴァンゲリオン解読 そして夢の続き』(北村正裕著、三一書房、第1版=2001年、新版=2007年)に、加筆修正を加えた2010年発行の文庫版です。謎本とか謎解き本などと言われるタイプの解釈本です。これの韓国版が出たと言っても、僕には読めないので、日韓(日朝)バイリンガルの方に読み比べていただきたいところです。しかし、韓国で「エヴァンゲリオン」、どんなふうに見られているのでしょう?僕の日本語の解釈本の翻訳本を出そうという人がいるくらいだから、それなりに見られているのでしょうが。
静山社文庫版は、本体価格705円で、国内各書店で入手可能です。2010年の文庫化のさいに、単行本のミスプリを訂正したほか、テレビシリーズの放送や完結編映画「THE END OF EVANGELION」公開や、DVD発売の経緯などについての解説や、DVD紹介ページを加えるなどの改訂をしていますが、解釈そのものは、2001年の第1版と同じです。「文庫版あとがき」で、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」の音楽などにも触れています。

evangelionkaidoku-korea-b


〔HP内の「エヴァンゲリオン解読」出版情報ページ〕
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/eva-kaidoku.htm

〔音楽HP内の「エヴァンゲリオン解読」紹介ページ〕
http://masahirokitamura.art.coocan.jp/evangelion.html

●『完本 エヴァンゲリオン解読』(北村正裕著、静山社文庫、2010年)目次●

文庫版のために-『新世紀エヴァンゲリオン』の経緯(放送、上映、ソフト発売)
『新世紀エヴァンゲリオン』(95~99年版を読み解くためのDVDガイド
序章 解釈とは何か
第一章 ゼーレがカヲルに「託」したこと …序章○「予定をひとつ繰り上げる」とはどういうことか?○「初号機による遂行」とは何を意味しているのか?○ビデオ発売にあたってテレビ放映版から修正された部分の意味は何か?○ゼーレとゲンドウの補完計画の違いと共通点は…
第二章 零号機のコアの秘密 …○リツコは零号機のコアの秘密を知っていたのか?○互換試験のとき零号機からシンジに流入したレイのイメージの正体は?○「まさか…いえ…そんなはずはないわ」とは、どういうことか?○第弐拾参話での「このことは極秘とします」とはどういうことか?…
第三章 第拾九話「だめなのね……もう」の真相 …○エヴァの「パーソナルパターン」とは何か?○第拾九話でのレイの初号機とのシンクロ失敗の本当の原因は?…
第四章 鈴原トウジ選出の舞台裏 …○エヴァパイロットが一四歳であることには意味があるのか?○エヴァパイロット選考の基準は?○アスカ選出のタイミングは?…
第五章 シンジがアスカの首を絞めた理由 …○「気持ち悪い」という台詞の意味は?○包帯の意味は?…
第六章 ミサト、カーペット発言の意味 …○マンションでの首絞めのイメージ・シーンは、何故、リアルに描かれているのか?○シンジの「アスカにひどいこと」とは何か?○ミサトの絶命寸前の「カーペット」発言は何を意味しているのか?○DEATH編の弦楽四重奏シーンは、何を意味しているのか?…
第七章 「パターン青」の謎 …○「君は僕と同じだね」とは?○「まごころを、君に」で、リリス=レイが「パターン青」と分析されながら「人間」と断定されたのは何故か?…
第八章 使徒襲来の謎 …○使徒が徐々に進化しているように見えるのは何故か?○(裏)死海文書は、何故、使徒の襲来を、その数にいたるまで正確に予言できたのか?○使徒とは何か?…
資料編-資料
資料に関する補足(2007年)
あとがき-〔単行本旧版〕あとがき
〔単行本新版〕あとがき
文庫版あとがき

新劇場版序破急Q公開機にエヴァンゲリオン謎解釈解説本

「三千世界、辻観察ブログ」というブログの11年1月6日の記事
http://electric-nokogiri.at.webry.info/201101/article_3.html
に、映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」を見たのを機に、「新世紀エヴァンゲリオン」の解釈本、「新世紀エヴァンゲリオン完全攻略読本」を読んだという趣旨のことが書かれていました。この本は、複数の著者による本で、1997年3月、つまり完結編の映画の公開前に三一書房から発行されたものですが、当時のエヴァンゲリオン解釈本の中では、ていねいに作られていて、当時、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」がどのように見られていたのかを振り返るための資料としても価値があるかもしれません。
僕が「エヴァンゲリオン解読」を出版したのは、劇場版完結編が公開され、さらに、テレビ版に修正が加えられた映像と劇場版完結編の映像のDVDビデオが発売された後の2001年でしたが、版元は、「新世紀エヴァンゲリオン完全攻略読本」と同じ三一書房でした。僕の本は、出版社の依頼で書いたものではなく、いわゆる持ち込み企画だったのですが、原稿の持ち込み先として三一書房を選んだ理由の第一は、ここが、「新世紀エヴァンゲリオン完全攻略読本」の版元だったからです。そして、同じ編集者が担当してくれることになり、その後、その編集者には、他の本などでもお世話になっています。「エヴァンゲリオン解読」が2010年に文庫化され、「完本 エヴァンゲリオン解読」というタイトルになって、静山社文庫として、静山社から一部加筆修正の上発行されたときにも、フリーの編集者となった同じ編集者にお世話になっています。そして、そんなおつきあいも、1997年に、僕が「新世紀エヴァンゲリオン完全攻略読本」を読んだことがきっかけだったわけです。
2007年にスタートした新作アニメ「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」(序・破・急(Q)+完結、4部作)シリーズは、「新世紀エヴァンゲリオン」のキャラクターたちが活躍する、いわば、もうひとつの「エヴァ」とも呼ぶべきものですが、現在、第二作「破」まで公開されているこの新作の公開を機に、その原作であるアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」について、改めてじっくり考えてみるのは、とてもおもしろいことだと思います。

僕の、静山社文庫版の「完本 エヴァンゲリオン解読」についても、いくつかのブログ記事で紹介されているようですが、新しいところでは、
「hi-sai BLOG」というブログの11年1月1日の記事
http://hi-sai.blog.so-net.ne.jp/2011-01-01
で紹介されています。
テレビシリーズの放送が始まった95年当時から「エヴァンゲリオン」を見ていた方のようで、「あきらめていた謎解きに触れ、忘れていた興味が一気に復活した」とのこと。新しい味わい方を発見するきっかけになってくれたのならうれしいです。

[HP内のエヴァンゲリオンコーナー]
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/eva.htm

静山社文庫版『(完本)エヴァンゲリオン解読』発売

アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」(95~99年版)の解釈本、『エヴァンゲリオン解読』(北村正裕著)については、三一書房からハードカバーで発行された2001年の第1版、2007年の「新版」ともすでに版元品切れ、絶版となっていましたが、2007年新版にさらに加筆修正を加えた新編集版が、『完本 エヴァンゲリオン解読』というタイトルで、静山社文庫の1冊として、発行されました。
文庫化にあたっての主な加筆、修正点は、まず、序章の前に、「新世紀エヴァンゲリオン」の放送、映画公開、ビデオソフト発売の経緯などを簡単にまとめた1ページをおいたこと。また、2003年版のDVDの紹介ページを設けたこと。そして、「文庫版あとがき」の中で、2009年の「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」について触れたことなどです。

詳しい情報は、ホームページ内の「『エヴァンゲリオン解読』出版情報」のページ
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/eva-kaidoku.htm
に掲載しています。

[当ブログ内の関連記事]
http://masahirokitamura.dreamlog.jp/archives/51606143.html
http://masahirokitamura.dreamlog.jp/archives/51606154.html
など

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」DVD情報など

「みんなのエヴァンゲリオン(ヱヴァ)ファン」というブログの12月19日の記事
http://neweva.blog103.fc2.com/blog-entry-765.html
と20日の記事
http://neweva.blog103.fc2.com/blog-entry-766.html
に、発売になったばかりの雑誌「Cut」1月号掲載の鶴巻監督のインタビューの内容が紹介されていて、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」DVDの発売が来年2010年春ごろになるらしいとのこと。
また、ほぼ同じ内容の情報が、「エヴァ緊急ニュース」というブログの20日の記事
http://evangeliwon.blog107.fc2.com/blog-entry-999.html
に、また、同ブログの22日の記事
http://evangeliwon.blog107.fc2.com/blog-entry-1000.html
には、さらに、関連の情報が出ています。
また、DVD&Blu-ray用に修正作業やっているみたいですね。
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」、完結編の公開は、まだまだ先になりそうですね。
上記2つのブログ、情報早いですね。
公式サイト
http://evangelion.co.jp/
より早い情報ですね。

それから、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」は、大晦日に、もう一度、一部の映画館で上映されるようで、こちらの情報は、上記のブログでも紹介されていますが、公式ブログ「ヱヴァンゲリヲン新劇場版ブログ:破」の、本日25日の記事
http://eva2.0.b-ch.com/blog/2_0/archives/234
に情報が出ています。

今年夏の「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」は、今年というより、最近十年間くらいの間に見た映画の中で、もっとも印象深いものだったと言っていいような気がします。

[当ブログ内の関連記事]
http://masahirokitamura.dreamlog.jp/archives/51606148.html
など

〔ホームページ内の「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」のページ〕
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/eva-johaq.htm

〔ホームページ内のエヴァンゲリオンコーナー〕
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/eva.htm

エヴァンゲリオン新作映画の挿入歌にフォークの名曲

HPのエヴァンゲリオンコーナー
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/eva.htm
の中の「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」のページ
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/eva-johaq.htm
に、「エヴァの郷愁全開!」として、新作映画第2弾「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」にフォークソングの名曲「今日の日はさようなら」、「翼をください」が使われたことなどに触れましたが、「翼をください」については、以前、このブログの
http://masahirokitamura.blog.drecom.jp/archive/60
記事で、歌詞にいくつかのヴァージョンがあることを書いたので、それとの関係で、ここでひとこと触れておきますと、今回の「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」で流れた「翼をください」の歌詞は、以前の記事で紹介した3つのヴァージョンのうち、「71年レコードヴァージョン」と呼んでいたもので、レコード音源としては、もっとも古いオリジナルのものです。ちなみに、僕が、今年3月に、ライブハウスで弾き語りで出演させていただいたときに、自作曲中心のプログラムの最後に、「翼をください」をカバー演奏しましたが、そのときの歌詞は、以前のブログ記事で「ショートヴァージョン」と呼んでいたものです。
僕の弾き語りライブの情報は、HPの中の「弾き語りライブ情報」のページ
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/live.htm
に掲載しています。
「今日の日はさようなら」は、ライブで歌ったことはありませんが、練習では、時々、歌うことがあります。「鳥のように」という歌詞が、「翼をください」と同じですし、空を飛ぶというイメージも似ているなあと、常々思っていました。ですから、映画の中盤で「今日の日はさようなら」が流れだしたときに「翼をください」を連想していたのですが、まさか、クライマックスで本当に出てくるとは!
中盤の残酷シーンは、「今日の日はさようなら」がバックに流れると、残酷さが強調されますね。そして、この曲の中に潜んでいる哀愁や、せつなさを意外な形で引き出していたように思います。
この2曲を歌っている歌手は、サントラ盤CDのネットでの予約情報のページを見ると、林原めぐみさんのようですが、せつなさ、哀愁といった感じがよく出ていたと思います。
こういう音楽の使い方や、昭和レトロ風の風景画の効果的な使用が、今回の映画では秀逸だと感じました。

次回予告で、タイトルは「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」となっていましたが、これが当初発表の「4部作」の第3部(序破急の急)+第4部(完結)ということなのでしょうか?公開時期は、いつごろになるのでしょう?来年?それとも、もっとかかる?

〔ヱヴァンゲリオン新劇場版公式サイト〕
http://www.evangelion.co.jp/

〔当ブログ内の関連記事〕
http://masahirokitamura.blog.drecom.jp/archive/55
http://masahirokitamura.blog.drecom.jp/archive/49
など

〔HP内の「エヴァンゲリオンの基礎知識」のページ〕
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/eva-g.htm


【09/07/09追記】
「今日の日はさようなら」などの挿入について、僕の感想とは反対の批判的な感想記事を見つけましたのでご紹介します。
「Kagechoの音楽生活」というブログの7月2日の記事
http://blog.goo.ne.jp/kagecho_001/e/2924a60684cacbb79e22280e49fce28e
に感想が出ています。僕の場合は、今回、この昭和レトロ風の音楽の使い方に、一番、感心したのですが、これは、従来の普通の「昭和レトロ」ではなく、ある意味では非常に斬新な、実に「エヴァ的」な手法だと感じたのですが、こういう斬新な手法には、反発や批判はつきものなので、「Kagecho」さんのような批判的な感想が出てくることも、僕は、十分に予想していました。
僕の場合は、2001年に出版した『エヴァンゲリオン解読』第1版(三一書房)の「あとがき」でも、「郷愁を感じさせる列車シーンは、筆者のお気に入りのシーン」とか、「無人の教室シーンなども、『郷愁』そのもの」などと書いて、「郷愁」を、「エヴァ」の重要ポイントだというような言い方をし、「こうした筆者の『エヴァ』の味わい方が、極めて『異端的』であるということを知っている」(p.188)とまで書いておきましたが、今回の新作「破」でも、「エヴァ」の"郷愁路線"が全開!という好意的な感想を抱きました。
パンフレットを見ても、メカニックデザインやCGのことばかり書かれているようですが、僕の場合は、全然違ったところに注目しています。
(09/07/09追記)

【09/07/12追記】
「エヴァ緊急ニュース」というブログの
http://evangeliwon.blog107.fc2.com/blog-entry-827.html
のページに、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」の感想リンク集があります。
(09/07/12追記)
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