北村正裕BLOG

【北村正裕のナンセンスダイアリー】童話作家&シンガーソングライター、北村正裕のブログです。 トラックバック送信のさいには、当ブログ該当記事へのリンクをお願いします。また、コメントは投稿できない設定になっています。 執筆情報用ホームページ(童話作家・北村正裕のナンセンスの部屋) http://masahirokitamura.my.coocan.jp/ と、音楽情報用HP(北村正裕アート空間) http://masahirokitamura.art.coocan.jp/ もよろしく。 ツイッターアカウントは「@masahirokitamra」です。

エヴァンゲリオン

『ゴジラ』より断然『エヴァンゲリオン』!

映画『シン・ゴジラ』、人気ありますね。
先月下旬、ライブハウスに出演したときには、楽屋で『シン・ゴジラ』について熱く語るミュージシャンがいたり、それに呼応して「ゴジラが夢に出た」と言っていたミュージシャンもいました。このお二人は、いずれも女性シンガーソングライターの方でしたが、他にも、色々なところで、『シン・ゴジラ』が話題になっています。
ネットでもこの映画を取り上げた記事がちらほら。
黒嵜想(くろさきそう)さんのnote
「ゴジラは沈黙する。」
https://note.mu/kurosoo/n/n6c3d79f5bb9e
も、そうしたネットでの批評のひとつですが、この批評の中のアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」批評について触れた部分について、ツイッターで半木糺さんが疑問を投げかけるツイートをしていて、9月18日の一連のツイートの中のひとつ
https://twitter.com/tadasunakaragi/status/777499215182213120
の中に、
「『エヴァ』批評に関しては2001年に出版された北村正裕『エヴァンゲリオン解読―そして夢の続き』が今に至るまで一番形を成した批評であると私は思っている」
と、あり、
「おおっ!」と、感心してしまいました。
さすが!読むべきものをしっかりお読みになっていますね。
著者として、ありがたいと思います。
この『エヴァンゲリオン解読』は、2001年に三一書房から初版本が出た後、重版を繰り返し、2007年には改訂を加えて「新版」が発行され、2010年には静山社から文庫版(「完本 エヴァンゲリオン解読」)が出て、2015年8月に、その文庫版が重版となったさいに、さらに加筆改訂が加えられ、「文庫版第2版」が出ています。改訂のたびに、新しい「あとがき」を追加しているので、これから購入される方には、「文庫版第2版」をおすすめします。これには、それまでの版の「あとがき」もすべて収録されています。例えば、アマゾンでは、重版出来前に、一度、品切れになっているので、今、アマゾンで静山社文庫版の『完本 エヴァンゲリオン解読』を注文すれば、「文庫版第2版」が入手できるはずです。中古品は、ほとんどが、改訂前の古いものだと思うのでご注意を。

ところで、『シン・ゴジラ』が『エヴァンゲリオン』と比較されるのは、監督が、同じ庵野秀明さんなので、当然のことでしょうし、僕も、庵野さんの作品ということで、先月、映画館で見てきました。しかし、僕の場合は、断然、『新世紀エヴァンゲリオン』ですね!しかも、僕が気に入っている部分は、『新世紀エヴァンゲリオン』の中でも、『シン・ゴジラ』と似ていない部分と言えそうです。例えば、使徒との戦闘シーン等には、あまり興味はないのです。
『エヴァンゲリオン解読―そして夢の続き』にも書いたことですが、「エヴァ」で特に気に入っているシーンというと、例えば、夕日に照らされた列車のシーンとか、劇場版「DEATH」の中でパッヘルベルのカノンをバックに現れる無人の教室のシーンなどです。そして、劇場版完結編の「まごころを、君に」の中でバッハの「主よ、人の望みのよろこびよ」がインストゥルメンタルで流れる中で始まるシンジとレイのほとんど支離滅裂な対話(これ、褒め言葉ですよ!)、さらに、カヲルも加わっての心の対話とバックの音楽などなど。戦闘シーン等とは全く違うところに魅力を感じます。
『エヴァンゲリオン解読―そして夢の続き』は、ひとりのファンの立場で、作品の中にはいって、その世界を考えるというスタンスで書かれています。それ故、新聞や雑誌などに書かれる評論家の方々による、「エヴァ」を高い視点から見下ろすような批評とは一線を画すものになっていると思います。そして、あくまでも、97年の映画で完結し、99年にDVDも出そろった『新世紀エヴァンゲリオン』の解釈論です。わざわざ、そうことわるのは、時々、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズと『新世紀エヴァンゲリオン』を混同しているような記述を見かけることがあるからです。もちろん、「新劇場版」は、『新世紀エヴァンゲリオン』という土台の上に作られた、いわば、「もうひとつのエヴァ」であって、『新世紀エヴァンゲリオン』と関係はあるわけですが、上記の黒嵜さんのnoteに『新世紀エヴァンゲリオン』について書かれている「『新劇場版』として作り直されている」という表現には疑問を感じます。「作り直されている」のではなく、あくまで、「新作」が作られていると言うべきだろうと思います。ついでに言えば、「新劇場版」のタイトルには「新世紀」の三文字はついていません。『新世紀エヴァンゲリオン』と言ったら、それは、97年の映画で完結し、99年にDVDも出そろったあの歴史的作品のことです。先日、そのテレビシリーズのNHKBSプレミアムでの放送が始まった、あの作品です。テレビシリーズの後、回想的劇場版「DEATH」、劇場版完結編「Air/まごころを、君に」は放送されるのかどうか、それはわかりません。

〔HPのエヴァンゲリオンコーナー〕
http://masahirokitamura.my.coocan.jp/eva.htm

〔HPの中の「エヴァンゲリオン解読」出版情報のページ〕
http://masahirokitamura.my.coocan.jp/eva-kaidoku.htm

〔関連ツイート〕
https://twitter.com/masahirokitamra/status/776736525534896128

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『完本 エヴァンゲリオン解読』文庫版第2版の裏面(クリックで拡大可)

NHKBSで「新世紀エヴァンゲリオン」放送開始

アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」テレビシリーズ全26話が、本日、9月16日(金)から、毎週金曜夜に、NHKBSプレミアムでHDリマスター版で放送されます。
95年10月からテレビ東京で半年間放送されたテレビアニメ。その後、劇場版「Air/まごころを、君に」で97年に完結した「新世紀エヴァンゲリオン」については、僕も、2001年に解釈本「エヴァンゲリオン解読」(三一書房)を出版し、今では、文庫版「完本 エヴァンゲリオン解読」(静山社文庫)が出ていて、自分の文筆活動の幅を広げてくれたアニメでもあります。
昨年、ブルーレイボックスが発売され、僕は、それを購入しましたが、未購入の方には、今回のNHKBSプレミアムでの放送、おすすめです。

〔HPのエヴァンゲリオンコーナー〕
http://masahirokitamura.my.coocan.jp/eva.htm

〔関連ツイート〕
https://twitter.com/masahirokitamra/status/650504496120881152

〔NHKアニメのぺージ〕
http://www6.nhk.or.jp/anime/program/detail.html?i=eva

〔NHKPRのページ〕
http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=07386&f=prtw

〔エヴァ公式情報のページ〕
http://www.eva-info.jp/2033

エヴァ20周年記念街頭上映会

10月4日、「新世紀エヴァンゲリオン第壱話」放送20周年記念の街頭ビューイングを、池袋のP'PARCOで見てきました。
20年前と同時刻に全国の街頭ビジョンで行われたもので、ニコニコ生放送とのコラボ。

当日は、ツイッターで「エヴァ20周年」の大量のツイートがあふれていて、そのいくつかがエヴァ公式アカウントでリツイートされ、「ありがとう」ツイートが連発されていました。
例えば、
https://twitter.com/evangelion_co/status/650504815894642688
のように。

P'PARCOでは、上映前に「ゆるしと」が登場。
オープニングで「20周年おめでとう」のテロップが出ると、観客から歓声が。
P'PARCOでは、上映の途中で壁面モニターに不具合が発生して映像が映らなくなってしまい、みなで、小型モニターの前に移動。僕の場合、さらに、建物内のモニターの前まで移動することになりましたが、特に混乱はありませんでした。係りの人たちが、車道にはみださないように交通整理をしていました。

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上映開始直前のP'PARCO前

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P'PARCO前、上映前に登場した「ゆるしと」

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オープニングテーマ開始

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大型ビジョン不具合のため、小型モニターの前に移動して迎えた上映終了

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上映終了時、画面に現れたテロップ、「これからも」

20年前の手帳を見たら、20年前のこの日は水曜でしたが、僕は、夜まで池袋で仕事して、ホテル・レイというビジネスホテルに宿泊していたことが判明。そのころは、まだ、「エヴァ」を知りませんでした。
みなが、それぞれの20年を心の中に抱いて街頭ビジョンの前に集まっていたのでしょう。もちろん、エヴァより若い、10代のファンも少なくなかったようです。

上映終了後、モニターに「これからも」のテロップ。

〔ホームページのエヴァンゲリオンコーナー〕
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/eva.htm

〔ツイッターの関連ツイート〕
https://twitter.com/masahirokitamra/status/650300925513347072

GYAOでアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」TV版動画全話無料配信

アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」Blu-ray BOXの発売を記念して、GYAOで、期間限定で、「新世紀エヴァンゲリオン」TV版動画無料配信、9/16~9/23、全話配信するそうです。
http://special.gyao.yahoo.co.jp/anime/evangelion/
に情報が載っています。このページには、「新世紀エヴァンゲリオン」の登場人物の紹介も載っています。
もし、まだ、Blu-ray BOXもDVDも持っていない方で、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」を見てみたいという方にとっては、チャンスかもしれませんね。
ただし、TVシリーズでは、物語が完全に完結しているとは言えず、物語の完結編は、映画「THE END OF EVANGELION」として97年夏に公開された劇場版「Air/まごころを、君に」ですので、もし、TVシリーズを見て、完結編の映画が見たいという場合には、「「新世紀エヴァンゲリオン劇場版(Air/まごころを、君に)」を含むソフトを入手するといいと思います。このDVDは、レンタル店にもあると思いますが、TVシリーズも含めて高画質で楽しみたいという場合には、先月発売されたBlu-ray BOXを購入されるとよいと思います。「新世紀エヴァンゲリオン」は、劇場版だけを見てもわけがわからないということになってしまうと思うので、見る順番にご注意を。ますは、TVシリーズから見てください。
なお、DVDの種類、見る順番などについては、HPのエヴァコーナーの中の「エヴァンゲリオン基礎解説」のページ
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/eva-g.htm
もご参照ください。

また、「新世紀エヴァンゲリオン」を見て、その解釈論や、いわゆる謎解きについて興味をお感じの方には、先月重版となったばかりの『完本 エヴァンゲリオン解読』(『エヴァンゲリオン解読』の文庫版)をお読みいただくことをおすすめします。
『エヴァンゲリオン解読』については、HPのページ
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/eva-kaidoku.htm
をご参照ください。

なお、「新世紀エヴァンゲリオン」のパラレルワールドのように始まった新作映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」(序破Q)+未公開の「シン・エヴァンゲリオン劇場版」は、「新世紀エヴァンゲリオン」と関係はあっても、別の作品なので、混同しないようにご注意を!新劇場版の完結編「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の公開時期は、未だ不明のようです。

『完本 エヴァンゲリオン解読』重版(改訂あり)

静山社文庫版『完本 エヴァンゲリオン解読』(北村正裕著、2010年)が、15年6月に版元品切れになってしまいましたが、資料についての改訂を加え、「文庫版第2版」として重版となりました。資料のページに「新世紀エヴァンゲリオンブルーレイボックス」発売情報を加え、8ページの「文庫版第2版あとがき」を追加しました。「文庫版第2版あとがき」では、アニメ映画『劇場版魔法少女まどか☆マギカ』や、オペラやバレエの現代演出にも触れています。もちろん、これらも、「エヴァ」解釈の一助とすべく盛り込んだ内容で、「エヴァ」と無関係の話ではありません。どうぞ、ご期待ください。
書店によっては、まだ、文庫版第1版が残っている可能性がありますが、文庫版第2版(15年8月発行の改訂版)は、帯の下のほうに「時に、西暦2015年 未知なる領域へ!」という文言があるので、書店店頭で購入される場合は、それで区別できます。また、Amazon、楽天ブックスでは、古い版の在庫はなくなっているようなので、今、ご注文いただければ、文庫版第2版が入手できると思います。
奥付記載の第2版発行日は2015年8月24日となっていますが、書店によって、入手可能日に多少のズレは生じると思います。今回は、改訂は加えてありますが、新刊ではなく、重版(増刷)という扱いになっているので、大規模書店やアニメ関係本の品ぞろえが豊富な書店以外では、ご注文いただかないと入手できないと思いますのでご承知おきください。これまでの例から見ると、店頭で見つけやすい書店の例としては、東京の場合、たとえば、書泉ブックタワー(秋葉原)、ジュンク堂池袋本店などでは、店頭で入手できる可能性が高いと思います。

〔ホームページの情報ページ〕
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/eva-kaidoku.htm

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帯を付けた状態の画像です(クリックで拡大できます)

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帯を付けた状態での裏側の画像です(クリックで拡大できます)

「新世紀エヴァンゲリオン」ラストシーン別台詞版情報

2015年6月17日にエヴァンゲリオン公式サイト
http://www.evangelion.co.jp/
で発表された「新世紀エヴァンゲリオンBlu-ray BOX」の詳細情報によると、映像特典として、「ラストシーン 別台詞版」も収録されるとのことです。
『エヴァンゲリオン解読』(初版2001年)には、「まごころを、君に」のラストシーンの台詞「気持ち悪い」が、原案では「あんたなんかに殺されるのは、まっぴらよ!」であったらしいということも書きましたが(2010年静山社文庫版ではP.154)、当時、そのバージョンの音声も収録されていて、今回、その音声を用いたラストシーン映像が、初登場するということかもしれません。
8月26日発売予定というこのブルーレイボックスについては、このブログの2月22日の記事
http://masahirokitamura.dreamlog.jp/archives/52358519.html
に、「DEATH初ソフト化」などについて書きましたが、今回、新たに映像特典も発表され、ますます、価値ある1点になりそうです。

ところで、『エヴァンゲリオン解読』は、2010年に『完本 エヴァンゲリオン解読』というタイトルになって、静山社文庫の一冊となり、単行本((三一書房版ハードカバー)は絶版になっていますが、「新世紀エヴァンゲリオンBlu-ray BOX」を前に、2010年静山社文庫版
http://test.sayzansha.com/jp/books/978-4-86389-048-0.html
も版元品切れになってしまったようです。
現在、ブルーレイ発売情報等を追加した改訂版(文庫版第2版)の発行について、静山社で検討中とのことですので、改訂版発行が決まれば、僕のホームページの『エヴァンゲリオン解読』出版情報のページ
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/eva-kaidoku.htm
または、ツイッター
https://twitter.com/masahirokitamra
等でお知らせしようと思っていますが、まだ、どうなるかわかりません。

なお、今回発表された映像特典の情報については、
「エヴァ緊急ニュース」というファンのブログの6月17の記事
http://evangeliwon.blog107.fc2.com/blog-entry-2454.html
など、エヴァファンのブログやツイッターで、すでに、話題になっているようです。
僕自身もツイート
https://twitter.com/masahirokitamra/status/611898302930366465
しています。

【15. 7.10追記】
先月(6月)、版元品切れになってしまった静山社文庫版『完本 エヴァンゲリオン解読』(2010年)が、改訂を加え、「文庫版第2版」として重版されることになりました。7月10日現在、静山社のページを見ると、まだ、「重版未定」となっていますが、順調にいけば、来月(15年8月)に重版ということになると思います。「新世紀エヴァンゲリオンブルーレイボックス」発売情報を加え、8ページの「文庫版第2版あとがき」を追加することになっており、現在、執筆中です。「文庫版第2版あとがき」には、アニメ『劇場版魔法少女まどか☆マギカ』などにも触れる予定です。
HPの『エヴァンゲリオン解読』出版情報のページ
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/eva-kaidoku.htm
に情報掲載しています。
(15. 7.10追記)

【15. 8.27追記】静山社文庫版『完本 エヴァンゲリオン解読』(2010年)の「文庫版第2版」、8月24日発行となりました。
http://masahirokitamura.dreamlog.jp/archives/52375383.html
に情報掲載しています。
また、「新世紀エヴァンゲリオンBlu-ray BOX」、26日発売になっています。映像特典として収録されている「ラストシーン 別台詞版」は、やはり、「あんたなんかに殺されるのはまっぴらよ」でした。これは、絵コンテとも一致しています。
(15. 8.27追記)

「REBIRTH」復活、「DEATH」は初ソフト化!~「新世紀エヴァンゲリオンBlu-ray BOX」8月発売へ~

「新世紀エヴァンゲリオンBlu-ray BOX」、2015年8月26日発売予定との告知が、2月2日に、エヴァンゲリオン公式サイトの「新世紀エヴァンゲリオン」のページ
http://www.evangelion.co.jp/ng.html
に掲載されました。
修正前の「DEATH」の初ソフト化、そして、2003年版のDVDには収録されなかった「REBIRTH」も高画質で復活!
『エヴァンゲリオン解読』(北村正裕著、第1版は2001年)の2007年新版p.183と2010年静山社文庫版p.243には、「資料に関する補足(2007年)」として、「『魂のルフラン』の流れる劇場版ソフトを入手したいという場合には、1999年に発売された古い劇場版DVDか、2000年に限定発売された『セカンドインパクトボックス』の下巻を探さなければならない」と書いてありますが、『魂のルフラン』の流れる「REBIRTH」は、2015年8月発売のブルーレイボックスに収録されると発表されたので、今後は、このブルーレイボックスをおすすめしないといけませんね。
97年春の映画「シト新生」の前半部にあたる「DEATH」は、これまで、修正された「TRUE2」ヴァージョンのみソフト発売されていましたが、2015年発売のブルーレイボックスで初めて、修正前のヴァージョンが収録されるとのことで、HDリマスターによる画質向上とともに、注目点です

以下、公式ページの告知に沿って、概要を見てみましょう。

『新世紀エヴァンゲリオン』TVシリーズ全26話+ビデオフォーマット版4話(第弐拾壱話~第弐拾四話)
*95~96年に放送されたTVシリーズ全26話中第弐拾壱話から第弐拾四話までの4話については、99年のDVD発売時に、かなり大きな修正が加えられていて、それが、ビデオフォーマット版と呼ばれています。今回、この4話については、オンエアヴァージョンとビデオヴァージョンの両方が収録されるとのことですが、この点は、2003年版のDVDと同じですね。TVシリーズの内容を受けての完結編が、映画「THE END OF EVANGELION」ですので、まずは、TVシリーズを見ないと、劇場版はわけがわからなくなりますよ~!
オーピニングテーマに続き、「時に、西暦2015年」という黒地に白のテロップで第壱話が始まるTVシリーズ!

『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生』EVANGELION: DEATH & REBIRTH
「DEATH」(初ソフト化)+「REBIRTH」
*97年春の映画。「DEATH」は、テレビシリーズの回想のような内容ですが、99年のDVD発売時には、「TRUE2」という修正されたヴァージョンが収録され、修正前のヴァージョンのソフト化は、今回が初めてということになります。、また、「REBIRTH」は、完結編の予告のような内容で、このラストで、挿入歌「魂のルフラン」が流れますが、2003年発売の「リニューアル版DVDでは、この「REBIRTH」が収録されていませんでしたので、今回、久々の復活、しかも、今回は、他の映像同様、HDリマスター。

『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』 THE END OF EVANGELION
*97年夏に公開された完結編の映画。アニメ史上の最高傑作とも言えそうな作品だと思います。

『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に』 REVIVAL OF EVANGELION
*98年に、97年の「シト新生」の「DEATH」の修正版と「 THE END OF EVANGELION」をつなげて上映された映画。

というわけで、「新世紀エヴァンゲリオン」の完全版と言えそうな内容です。

HPの「エヴァンゲリオンの基礎知識」のページ
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/eva-g.htm
等にも、以前、書いたことですが、映画「シト新生」は、「TVシリーズの総集編」と言われることがあるものの、いわゆるダイジェスト版ではなく、あくまで、TVシリーズ(少なくとも第弐拾四話まで)を見た人が見ることを前提に作られているもので、それゆえ、、僕は、『エヴァンゲリオン解読』などの中で、「シト新生」の「DEATH編」については、「テレビ版の回想」という表現を使っています。ダイジェスト版という意味での総集編だと勘違いして、TVシリーズを見ずに「DEATH」等の劇場版を見ても、何が何だかわからないはずなので、今回のブルーレイ発売を機に初めて「新世紀エヴァンゲリオン」を見ようという方は、見る順番にご注意を。

「DEATH」については、たとえば、
「cles::blog」の14年12月1日の記事
http://blog.cles.jp/item/7235
には、
「映画館に行ってこれほど
意味がわからないと思ったことはないという、衝撃だけが残った作品」と書かれていますが、97年の公開当時、TVシリーズを見ていなかった人は、当然、こういうことになったでしょう。

それから、今回のブルーレイボックスの価格ですが、店によって予約価格に差があり、それも、変動しているので、ご注意を。たとえば、
「Explore」というブログの2月2日の記事
http://blog.goo.ne.jp/explore10011230/e/a911cda4683df67bdbf1c05278c77c80
には、アマゾンでの価格について「\41,040」と書かれていますが、その後、アマゾンは、予約価格を引き下げています。

〔HPのエヴァンゲリオンコーナー〕
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/eva.htm

〔ツイッターの関連ツイート〕
https://twitter.com/masahirokitamra/status/562084318084726785

ミラノ座ラストショー「新世紀エヴァンゲリオン劇場版」終劇後拍手の客席

12月31日で閉館となる座席数日本最大の映画館、新宿ミラノ座のラストショー、24作品のうちのひとつに選ばれた「THE END OF EVANGELION」(「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に」、97年公開)、25日の上映を見てきました。
『エヴァンゲリオン解読』の序章(静山社文庫版『完本 エヴァンゲリオン解読』ではP.33)にも書いた通り、僕は、97~98年に、東映パラスなどで12回見ていますが、ミラノ座では見ていませんでした。今回、ついに、新宿ミラノ座での鑑賞。そして、映画館での鑑賞13回となって、自己記録を更新してしまいました。
ある意味で未完に終わったTVシリーズ「新世紀エヴァンゲリオン」の結末を描くこの映画は、日本のアニメ映画の歴史的傑作だと言っていいでしょう。また、実写部分に登場する映画館の客席の映像が新宿ミラノ座のものだということはよく知られていますが、今回、上映前に、館長さんが挨拶に立ち、「ご存じと思いますが」と前置きした上で、改めて「当館で撮影されたものです」と明言していました。ミラノ座のラストショーには最適な映画のひとつですね。
上映が終わると、控えめに始まった拍手が、少しずつ広がり、客席全体が拍手に包まれました。もちろん、僕も、拍手に参加しました。
さらに、多くの観客が、スクリーンの前に立って、客席を撮影していました。

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上映前には、スクリーンに「新宿ミラノ座より愛をこめて~LAST SHOW~」

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上映終了後、多くの観客がスクリーンの前から客席を撮影していました。


昨年は、「劇場版魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語」という傑作アニメ映画が誕生しましたが、「THE END OF EVANGELION」がなかったら、たぶん、あの傑作も生まれなかったでしょう。昨年12月のブログ記事
http://masahirokitamura.dreamlog.jp/archives/52315781.html
にも書いたように、「叛逆の物語」は、童話とバレエ「くるみ割り人形」の影響を強く受けていると思いますが、「エヴァンゲリオン」の影響を強く受けているということにも疑いの余地はないでしょう。「劇場版魔法少女まどか☆マギカ」の「前編」と「後編」の宣伝用パンフには、「エヴァンゲリオン」の監督(総監督)の庵野秀明さんのコメントが載っており、庵野さんにコメントを依頼した「まどか☆マギカ」スタッフの庵野さんへの尊敬の念が感じられます。

ところで、12月1日のエヴァンゲリオン公式サイトのニュースでの発表
http://www.evangelion.co.jp/3_0/news/det_11355.html
によると、2015年夏に、『新世紀エヴァンゲリオン』HDリマスターBlu-ray BOXが発売され、これまでビデオソフトが発売されていなかった修正前の「DEATH」(映画「シト新生」の前半部)も収録されるとのこと。また、2003年発売のリニューアル版DVDには収録されなかった「REBIRTH」も収録されるとのことなので、名曲「魂のルフラン」の流れる映像も復活することになります。『エヴァンゲリオン解読』(初版2001年、三一書房)の2007年新版発行のさい、「資料に関する補足(2007年)」として、「『魂のルフラン』の流れる劇場版ソフトを入手したいという場合には、1999年に発売された古い劇場版DVDか、2000年に限定発売された『セカンドインパクトボックス』の下巻を探さなければならない」と書き、この「補足」は、この本の文庫版である『完本 エヴァンゲリオン解読』(静山社文庫、2010年)でもP.243に載っていますが、2015年にブルーレイが発売されたら、そちらをおすすめしなくてはならなくなります。
HPのエヴァンゲリオンコーナー
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/eva.htm
の中の「エヴァンゲリオンの基礎知識」のページ
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/eva-g.htm
には、すでに、「2015年夏、新世紀エヴァンゲリオン Blu-ray BOX発売予定」の情報追加しました。

静山社文庫版『完本 エヴァンゲリオン解読』の読者の感想は、たとえば、ブクログのページ
http://booklog.jp/item/1/4863890486
などにいくつか出ています。

1995年にTVシリーズの放送が始まった「新世紀エヴァンゲリオン」の舞台は「西暦2015年」ということで、放送開始25周年にあたる2015年は、「エヴァンゲリオン」にとって特別な年。そういうわけで、「ヱヴァンゲリヲン公式インフォメーションセンター」のウェブサイトには、エヴァ20周年記念特設ページ「EVANGELION 2015」
http://www.eva-info.jp/20th/
が、12月24日に開設されました。

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズのほうは、「新世紀エヴァンゲリオン」の世界に対するパラレルワールドのような感じで、そちらの「完結編」(「シン・エヴァンゲリオン劇場版:❘❙」、EVANGELION:3.0+1.0)で「新世紀エヴァンゲリオン」の世界との関係が鮮明になるのかどうか、また、そもそも、いつ公開になるかもまだわかりませんが、
「みんなのエヴァファン」というブログの12月25日の記事
http://neweva.blog103.fc2.com/blog-entry-3498.html
には、「2015年秋~冬に公開予定?」という情報が載っています。

「今日の日はさようなら」とエヴァンゲリオン&ヱヴァンゲリヲン

先日、9月4日に、テレビ朝日の新番組「侃侃諤諤 (かんかんがくがく)」のスタッフの方がうちに来てくれて、アニメ「エヴァンゲリオン」をテーマにしたインタビューを受けました。「ガンダムvsエヴァンゲリオン」というテーマでの放送を企画しているとのことで、スタッフのひとりは、僕の著書「完本エヴァンゲリオン解読」(静山社文庫)を読んでいただいたようで、それに興味を持っていただいたのはうれしいことです。
放送は、主に「エヴァンゲリオン」を見ていない人が見ることを前提にしているようで、インタビューワーも見ていないないとのことだったので、「エヴァンゲリオンの魅力は?」と言われても、短時間では難しいですね。
途中で、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」での「今日の日はさようなら」(金子詔一作詞・作曲)の使用の秀逸さについて話したら、そこは、インタビューワーが興味を持ってくれたようで、「その曲、歌ってください」と言われ、練習なしで、ギター弾き語りで歌ってしまい、そこもビデオ収録されてしまいました。
「今日の日はさようなら」の使用については、2011年8月9日に、ブログ
http://masahirokitamura.dreamlog.jp/archives/52122803.html
に書きましたが、「完本エヴァンゲリオン解読」(静山社文庫)では、「文庫版あとがき」で、直感的に、「内包する悲しみをクローズアップさせられたこの曲も、また、『エヴァ』によって新たな命を吹き込まれたように思える」と書いただけで、その後、作詞作曲者の金子詔一さんのエッセイを読んで曲の成立の背景を知って、ブログに紹介記事を書いたというわけです。
この曲の使用だけで、エヴァンゲリオンやヱヴァンゲリヲンシリーズの魅力を語るなどということは不可能ですが、でも、作品を見ていない人に、エヴァ&ヱヴァシリーズの非凡さについて具体的に語ろうとしたときには、ちょっと面白いかなと思い、そういう話をしました。平和な感じの歌詞の背景の意味を残酷な映像が見事に描き出していると思います。
30分番組でありながら多くの人に取材しているようなので、僕の話を取り上げていただけるかどうかはわかりませんが。
番組は、10月3日(木)深夜25:51(4日、金、未明1:51)に始まるようです。

ところで、「完本 エヴァンゲリオン解読」(静山社文庫)は、ハードカバーの単行本の第一版が2001年に三一書房から出た「エヴァンゲリオン解読」の文庫版で、ハードカバーのほうは、すでに一般書店では入手できなくなっていますが、静山社文庫版のほうは入手可能で、また、上記の「文庫版あとがき」などが追加されている他、編集者の方が作ってくれた「DVDガイド」なども追加されているので、これからお求めの方には文庫版のほうをおすすめします。

〔ツイッターの関連ツイート〕
https://twitter.com/masahirokitamra/status/383503997132226560

〔HP内の著書紹介のページ〕
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/chosho.htm

〔HP内のエヴァンゲリオンコーナー〕
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/eva.htm

〔三一書房版「エヴァンゲリオン解読」の最近の感想ブログ記事〕
http://evaspell.blog.fc2.com/blog-entry-105.html

『完本エヴァンゲリオン解読』の韓国版刊行-謎解釈解説-

『完本 エヴァンゲリオン解読』(北村正裕著、静山社文庫、2010年)の韓国版が、2012年3月9日の発行日で韓国の出版社YOOUNGSANG PUBLISHING COMPANYから出版されました。『完本 エヴァンゲリオン解読』は、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」(95~99年版)の解釈本『エヴァンゲリオン解読 そして夢の続き』(北村正裕著、三一書房、第1版=2001年、新版=2007年)に、加筆修正を加えた2010年発行の文庫版です。謎本とか謎解き本などと言われるタイプの解釈本です。これの韓国版が出たと言っても、僕には読めないので、日韓(日朝)バイリンガルの方に読み比べていただきたいところです。しかし、韓国で「エヴァンゲリオン」、どんなふうに見られているのでしょう?僕の日本語の解釈本の翻訳本を出そうという人がいるくらいだから、それなりに見られているのでしょうが。
静山社文庫版は、本体価格705円で、国内各書店で入手可能です。2010年の文庫化のさいに、単行本のミスプリを訂正したほか、テレビシリーズの放送や完結編映画「THE END OF EVANGELION」公開や、DVD発売の経緯などについての解説や、DVD紹介ページを加えるなどの改訂をしていますが、解釈そのものは、2001年の第1版と同じです。「文庫版あとがき」で、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」の音楽などにも触れています。

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〔HP内の「エヴァンゲリオン解読」出版情報ページ〕
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/eva-kaidoku.htm

〔音楽HP内の「エヴァンゲリオン解読」紹介ページ〕
http://masahirokitamura.art.coocan.jp/evangelion.html

●『完本 エヴァンゲリオン解読』(北村正裕著、静山社文庫、2010年)目次●

文庫版のために-『新世紀エヴァンゲリオン』の経緯(放送、上映、ソフト発売)
『新世紀エヴァンゲリオン』(95~99年版を読み解くためのDVDガイド
序章 解釈とは何か
第一章 ゼーレがカヲルに「託」したこと …序章○「予定をひとつ繰り上げる」とはどういうことか?○「初号機による遂行」とは何を意味しているのか?○ビデオ発売にあたってテレビ放映版から修正された部分の意味は何か?○ゼーレとゲンドウの補完計画の違いと共通点は…
第二章 零号機のコアの秘密 …○リツコは零号機のコアの秘密を知っていたのか?○互換試験のとき零号機からシンジに流入したレイのイメージの正体は?○「まさか…いえ…そんなはずはないわ」とは、どういうことか?○第弐拾参話での「このことは極秘とします」とはどういうことか?…
第三章 第拾九話「だめなのね……もう」の真相 …○エヴァの「パーソナルパターン」とは何か?○第拾九話でのレイの初号機とのシンクロ失敗の本当の原因は?…
第四章 鈴原トウジ選出の舞台裏 …○エヴァパイロットが一四歳であることには意味があるのか?○エヴァパイロット選考の基準は?○アスカ選出のタイミングは?…
第五章 シンジがアスカの首を絞めた理由 …○「気持ち悪い」という台詞の意味は?○包帯の意味は?…
第六章 ミサト、カーペット発言の意味 …○マンションでの首絞めのイメージ・シーンは、何故、リアルに描かれているのか?○シンジの「アスカにひどいこと」とは何か?○ミサトの絶命寸前の「カーペット」発言は何を意味しているのか?○DEATH編の弦楽四重奏シーンは、何を意味しているのか?…
第七章 「パターン青」の謎 …○「君は僕と同じだね」とは?○「まごころを、君に」で、リリス=レイが「パターン青」と分析されながら「人間」と断定されたのは何故か?…
第八章 使徒襲来の謎 …○使徒が徐々に進化しているように見えるのは何故か?○(裏)死海文書は、何故、使徒の襲来を、その数にいたるまで正確に予言できたのか?○使徒とは何か?…
資料編-資料
資料に関する補足(2007年)
あとがき-〔単行本旧版〕あとがき
〔単行本新版〕あとがき
文庫版あとがき

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