北村正裕BLOG

【北村正裕のナンセンスダイアリー】童話作家&シンガーソングライター、北村正裕のブログです。 執筆情報用ホームページ(童話作家・北村正裕のナンセンスの部屋) http://masahirokitamura.my.coocan.jp/ と、音楽情報用HP(北村正裕アート空間) http://masahirokitamura.art.coocan.jp/ もよろしく。 ツイッターアカウントは「@masahirokitamra」です。

新世紀エヴァンゲリオン謎解釈解説

「新世紀エヴァンゲリオン」TV版&映画(劇場版完結編)動画無料配信

4月30日から5月6日まで、AbemaTVで、アニメ 「新世紀エヴァンゲリオン」TVシリーズと映画(劇場版完結編)動画が無料配信されるようです。

「エヴァ・インフォメーション」のページ
http://www.eva-info.jp/4184
ツイート
https://twitter.com/eva_information/status/989368616071020544
に情報が出ています。

BD、DVDを持っていない人にとってはチャンスかもしれませんね。

「新世紀エヴァンゲリオン」については、HPの中の「エヴァンゲリオンの基礎解説」のページ
http://masahirokitamura.my.coocan.jp/eva-g.htm
にも書いたように、TVシリーズの第弐拾壱話から第弐拾四話ついては、放送(オンエア)バージョン(OAフォーマット版)とビデオフォーマット版には違いがあるので、放送版をご覧になってから、興味感じた方には、放送後に修正されて発表されたビデオフォーマット版もご覧になるとよいと思います。また、映画「シト新生」の一部である「DEATH」については、1997年の公開時の原典版が1998年の上映に際して改訂され「TRUE2」バージョンと呼ばれるものになり、今回配信されるものもそのバージョンですが、2015年に発売されたBDボックスには、原典版の映像もはいっていて、これについては、Amazonの商品ページに、2015年8月25日に、「DEATH原典版、ラストシーン別台詞版等貴重な映像」というタイトルでカスターレビュー
https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R14NTUXS42DGMP/
を書いておきましたので、ご参照ください。

三一書房版「エヴァンゲリオン解読」(北村正裕著)の文庫版として、2010年に発行された「完本 エヴァンゲリオン解読」(静山社文庫)が、2015年8月の重版で第2版が出たさいに、上記BDボックスの情報を含めて、ビデオソフトの情報を載せています。
これについては、当ブログの15年8月の記事
http://masahirokitamura.dreamlog.jp/archives/52375383.html
に書いてあります。

この本について、最近でも、読者の方のツイート
https://twitter.com/chiharutamago/status/923366958606647297
などに感想が書かれています。
また、三一書房版についても、
https://twitter.com/tadasunakaragi/status/958686012556812288
などに感想が載っています。
97年ごろには、大量の「エヴァ本」が出版されていましたが、そのことについての感想が、つい最近の読者のツイート
https://twitter.com/5wfhNJKVzGvaBZ2/status/987142554666680320
に載っています。

〔HPのエヴァンゲリオンコーナー〕
http://masahirokitamura.my.coocan.jp/eva.htm

〔北村正裕ツイッター〕
https://twitter.com/masahirokitamra

『ゴジラ』より断然『エヴァンゲリオン』!

映画『シン・ゴジラ』、人気ありますね。
先月下旬、ライブハウスに出演したときには、楽屋で『シン・ゴジラ』について熱く語るミュージシャンがいたり、それに呼応して「ゴジラが夢に出た」と言っていたミュージシャンもいました。このお二人は、いずれも女性シンガーソングライターの方でしたが、他にも、色々なところで、『シン・ゴジラ』が話題になっています。
ネットでもこの映画を取り上げた記事がちらほら。
黒嵜想(くろさきそう)さんのnote
「ゴジラは沈黙する。」
https://note.mu/kurosoo/n/n6c3d79f5bb9e
も、そうしたネットでの批評のひとつですが、この批評の中のアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」批評について触れた部分について、ツイッターで半木糺さんが疑問を投げかけるツイートをしていて、9月18日の一連のツイートの中のひとつ
https://twitter.com/tadasunakaragi/status/777499215182213120
の中に、
「『エヴァ』批評に関しては2001年に出版された北村正裕『エヴァンゲリオン解読―そして夢の続き』が今に至るまで一番形を成した批評であると私は思っている」
と、あり、
「おおっ!」と、感心してしまいました。
さすが!読むべきものをしっかりお読みになっていますね。
著者として、ありがたいと思います。
この『エヴァンゲリオン解読』は、2001年に三一書房から初版本が出た後、重版を繰り返し、2007年には改訂を加えて「新版」が発行され、2010年には静山社から文庫版(「完本 エヴァンゲリオン解読」)が出て、2015年8月に、その文庫版が重版となったさいに、さらに加筆改訂が加えられ、「文庫版第2版」が出ています。改訂のたびに、新しい「あとがき」を追加しているので、これから購入される方には、「文庫版第2版」をおすすめします。これには、それまでの版の「あとがき」もすべて収録されています。例えば、アマゾンでは、重版出来前に、一度、品切れになっているので、今、アマゾンで静山社文庫版の『完本 エヴァンゲリオン解読』を注文すれば、「文庫版第2版」が入手できるはずです。中古品は、ほとんどが、改訂前の古いものだと思うのでご注意を。

ところで、『シン・ゴジラ』が『エヴァンゲリオン』と比較されるのは、監督が、同じ庵野秀明さんなので、当然のことでしょうし、僕も、庵野さんの作品ということで、先月、映画館で見てきました。しかし、僕の場合は、断然、『新世紀エヴァンゲリオン』ですね!しかも、僕が気に入っている部分は、『新世紀エヴァンゲリオン』の中でも、『シン・ゴジラ』と似ていない部分と言えそうです。例えば、使徒との戦闘シーン等には、あまり興味はないのです。
『エヴァンゲリオン解読―そして夢の続き』にも書いたことですが、「エヴァ」で特に気に入っているシーンというと、例えば、夕日に照らされた列車のシーンとか、劇場版「DEATH」の中でパッヘルベルのカノンをバックに現れる無人の教室のシーンなどです。そして、劇場版完結編の「まごころを、君に」の中でバッハの「主よ、人の望みのよろこびよ」がインストゥルメンタルで流れる中で始まるシンジとレイのほとんど支離滅裂な対話(これ、褒め言葉ですよ!)、さらに、カヲルも加わっての心の対話とバックの音楽などなど。戦闘シーン等とは全く違うところに魅力を感じます。
『エヴァンゲリオン解読―そして夢の続き』は、ひとりのファンの立場で、作品の中にはいって、その世界を考えるというスタンスで書かれています。それ故、新聞や雑誌などに書かれる評論家の方々による、「エヴァ」を高い視点から見下ろすような批評とは一線を画すものになっていると思います。そして、あくまでも、97年の映画で完結し、99年にDVDも出そろった『新世紀エヴァンゲリオン』の解釈論です。わざわざ、そうことわるのは、時々、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズと『新世紀エヴァンゲリオン』を混同しているような記述を見かけることがあるからです。もちろん、「新劇場版」は、『新世紀エヴァンゲリオン』という土台の上に作られた、いわば、「もうひとつのエヴァ」であって、『新世紀エヴァンゲリオン』と関係はあるわけですが、上記の黒嵜さんのnoteに『新世紀エヴァンゲリオン』について書かれている「『新劇場版』として作り直されている」という表現には疑問を感じます。「作り直されている」のではなく、あくまで、「新作」が作られていると言うべきだろうと思います。ついでに言えば、「新劇場版」のタイトルには「新世紀」の三文字はついていません。『新世紀エヴァンゲリオン』と言ったら、それは、97年の映画で完結し、99年にDVDも出そろったあの歴史的作品のことです。先日、そのテレビシリーズのNHKBSプレミアムでの放送が始まった、あの作品です。テレビシリーズの後、回想的劇場版「DEATH」、劇場版完結編「Air/まごころを、君に」は放送されるのかどうか、それはわかりません。

〔HPのエヴァンゲリオンコーナー〕
http://masahirokitamura.my.coocan.jp/eva.htm

〔HPの中の「エヴァンゲリオン解読」出版情報のページ〕
http://masahirokitamura.my.coocan.jp/eva-kaidoku.htm

〔関連ツイート〕
https://twitter.com/masahirokitamra/status/776736525534896128

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『完本 エヴァンゲリオン解読』文庫版第2版の裏面(クリックで拡大可)

『完本 エヴァンゲリオン解読』重版(改訂あり)

静山社文庫版『完本 エヴァンゲリオン解読』(北村正裕著、2010年)が、15年6月に版元品切れになってしまいましたが、資料についての改訂を加え、「文庫版第2版」として重版となりました。資料のページに「新世紀エヴァンゲリオンブルーレイボックス」発売情報を加え、8ページの「文庫版第2版あとがき」を追加しました。「文庫版第2版あとがき」では、アニメ映画『劇場版魔法少女まどか☆マギカ』や、オペラやバレエの現代演出にも触れています。もちろん、これらも、「エヴァ」解釈の一助とすべく盛り込んだ内容で、「エヴァ」と無関係の話ではありません。どうぞ、ご期待ください。
書店によっては、まだ、文庫版第1版が残っている可能性がありますが、文庫版第2版(15年8月発行の改訂版)は、帯の下のほうに「時に、西暦2015年 未知なる領域へ!」という文言があるので、書店店頭で購入される場合は、それで区別できます。また、Amazon、楽天ブックスでは、古い版の在庫はなくなっているようなので、今、ご注文いただければ、文庫版第2版が入手できると思います。
奥付記載の第2版発行日は2015年8月24日となっていますが、書店によって、入手可能日に多少のズレは生じると思います。今回は、改訂は加えてありますが、新刊ではなく、重版(増刷)という扱いになっているので、大規模書店やアニメ関係本の品ぞろえが豊富な書店以外では、ご注文いただかないと入手できないと思いますのでご承知おきください。これまでの例から見ると、店頭で見つけやすい書店の例としては、東京の場合、たとえば、書泉ブックタワー(秋葉原)、ジュンク堂池袋本店などでは、店頭で入手できる可能性が高いと思います。

〔ホームページの情報ページ〕
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/eva-kaidoku.htm

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帯を付けた状態の画像です(クリックで拡大できます)

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帯を付けた状態での裏側の画像です(クリックで拡大できます)

【追記】2016年2月11日移転によるホームページの新URLは
http://masahirokitamura.my.coocan.jp/
エヴァンゲリオンコーナーの新URLは
http://masahirokitamura.my.coocan.jp/eva.htm
です。

「新世紀エヴァンゲリオン」ラストシーン別台詞版情報

2015年6月17日にエヴァンゲリオン公式サイト
http://www.evangelion.co.jp/
で発表された「新世紀エヴァンゲリオンBlu-ray BOX」の詳細情報によると、映像特典として、「ラストシーン 別台詞版」も収録されるとのことです。
『エヴァンゲリオン解読』(初版2001年)には、「まごころを、君に」のラストシーンの台詞「気持ち悪い」が、原案では「あんたなんかに殺されるのは、まっぴらよ!」であったらしいということも書きましたが(2010年静山社文庫版ではP.154)、当時、そのバージョンの音声も収録されていて、今回、その音声を用いたラストシーン映像が、初登場するということかもしれません。
8月26日発売予定というこのブルーレイボックスについては、このブログの2月22日の記事
http://masahirokitamura.dreamlog.jp/archives/52358519.html
に、「DEATH初ソフト化」などについて書きましたが、今回、新たに映像特典も発表され、ますます、価値ある1点になりそうです。

ところで、『エヴァンゲリオン解読』は、2010年に『完本 エヴァンゲリオン解読』というタイトルになって、静山社文庫の一冊となり、単行本((三一書房版ハードカバー)は絶版になっていますが、「新世紀エヴァンゲリオンBlu-ray BOX」を前に、2010年静山社文庫版
http://test.sayzansha.com/jp/books/978-4-86389-048-0.html
も版元品切れになってしまったようです。
現在、ブルーレイ発売情報等を追加した改訂版(文庫版第2版)の発行について、静山社で検討中とのことですので、改訂版発行が決まれば、僕のホームページの『エヴァンゲリオン解読』出版情報のページ
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/eva-kaidoku.htm
または、ツイッター
https://twitter.com/masahirokitamra
等でお知らせしようと思っていますが、まだ、どうなるかわかりません。

なお、今回発表された映像特典の情報については、
「エヴァ緊急ニュース」というファンのブログの6月17の記事
http://evangeliwon.blog107.fc2.com/blog-entry-2454.html
など、エヴァファンのブログやツイッターで、すでに、話題になっているようです。
僕自身もツイート
https://twitter.com/masahirokitamra/status/611898302930366465
しています。

【15. 7.10追記】
先月(6月)、版元品切れになってしまった静山社文庫版『完本 エヴァンゲリオン解読』(2010年)が、改訂を加え、「文庫版第2版」として重版されることになりました。7月10日現在、静山社のページを見ると、まだ、「重版未定」となっていますが、順調にいけば、来月(15年8月)に重版ということになると思います。「新世紀エヴァンゲリオンブルーレイボックス」発売情報を加え、8ページの「文庫版第2版あとがき」を追加することになっており、現在、執筆中です。「文庫版第2版あとがき」には、アニメ『劇場版魔法少女まどか☆マギカ』などにも触れる予定です。
HPの『エヴァンゲリオン解読』出版情報のページ
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/eva-kaidoku.htm
に情報掲載しています。
(15. 7.10追記)

【15. 8.27追記】静山社文庫版『完本 エヴァンゲリオン解読』(2010年)の「文庫版第2版」、8月24日発行となりました。
http://masahirokitamura.dreamlog.jp/archives/52375383.html
に情報掲載しています。
また、「新世紀エヴァンゲリオンBlu-ray BOX」、26日発売になっています。映像特典として収録されている「ラストシーン 別台詞版」は、やはり、「あんたなんかに殺されるのはまっぴらよ」でした。これは、絵コンテとも一致しています。
(15. 8.27追記)

【追記】2016年2月11日移転によるホームページの新URLは
http://masahirokitamura.my.coocan.jp/
エヴァンゲリオンコーナーの新URLは
http://masahirokitamura.my.coocan.jp/eva.htm
です。

「今日の日はさようなら」とエヴァンゲリオン&ヱヴァンゲリヲン

先日、9月4日に、テレビ朝日の新番組「侃侃諤諤 (かんかんがくがく)」のスタッフの方がうちに来てくれて、アニメ「エヴァンゲリオン」をテーマにしたインタビューを受けました。「ガンダムvsエヴァンゲリオン」というテーマでの放送を企画しているとのことで、スタッフのひとりは、僕の著書「完本エヴァンゲリオン解読」(静山社文庫)を読んでいただいたようで、それに興味を持っていただいたのはうれしいことです。
放送は、主に「エヴァンゲリオン」を見ていない人が見ることを前提にしているようで、インタビューワーも見ていないないとのことだったので、「エヴァンゲリオンの魅力は?」と言われても、短時間では難しいですね。
途中で、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」での「今日の日はさようなら」(金子詔一作詞・作曲)の使用の秀逸さについて話したら、そこは、インタビューワーが興味を持ってくれたようで、「その曲、歌ってください」と言われ、練習なしで、ギター弾き語りで歌ってしまい、そこもビデオ収録されてしまいました。
「今日の日はさようなら」の使用については、2011年8月9日に、ブログ
http://masahirokitamura.dreamlog.jp/archives/52122803.html
に書きましたが、「完本エヴァンゲリオン解読」(静山社文庫)では、「文庫版あとがき」で、直感的に、「内包する悲しみをクローズアップさせられたこの曲も、また、『エヴァ』によって新たな命を吹き込まれたように思える」と書いただけで、その後、作詞作曲者の金子詔一さんのエッセイを読んで曲の成立の背景を知って、ブログに紹介記事を書いたというわけです。
この曲の使用だけで、エヴァンゲリオンやヱヴァンゲリヲンシリーズの魅力を語るなどということは不可能ですが、でも、作品を見ていない人に、エヴァ&ヱヴァシリーズの非凡さについて具体的に語ろうとしたときには、ちょっと面白いかなと思い、そういう話をしました。平和な感じの歌詞の背景の意味を残酷な映像が見事に描き出していると思います。
30分番組でありながら多くの人に取材しているようなので、僕の話を取り上げていただけるかどうかはわかりませんが。
番組は、10月3日(木)深夜25:51(4日、金、未明1:51)に始まるようです。

ところで、「完本 エヴァンゲリオン解読」(静山社文庫)は、ハードカバーの単行本の第一版が2001年に三一書房から出た「エヴァンゲリオン解読」の文庫版で、ハードカバーのほうは、すでに一般書店では入手できなくなっていますが、静山社文庫版のほうは入手可能で、また、上記の「文庫版あとがき」などが追加されている他、編集者の方が作ってくれた「DVDガイド」なども追加されているので、これからお求めの方には文庫版のほうをおすすめします。

〔ツイッターの関連ツイート〕
https://twitter.com/masahirokitamra/status/383503997132226560

〔HP内の著書紹介のページ〕
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/chosho.htm

〔HP内のエヴァンゲリオンコーナー〕
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/eva.htm

〔三一書房版「エヴァンゲリオン解読」の最近の感想ブログ記事〕
http://evaspell.blog.fc2.com/blog-entry-105.html

『完本エヴァンゲリオン解読』の韓国版刊行-謎解釈解説-

『完本 エヴァンゲリオン解読』(北村正裕著、静山社文庫、2010年)の韓国版が、2012年3月9日の発行日で韓国の出版社YOOUNGSANG PUBLISHING COMPANYから出版されました。『完本 エヴァンゲリオン解読』は、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」(95~99年版)の解釈本『エヴァンゲリオン解読 そして夢の続き』(北村正裕著、三一書房、第1版=2001年、新版=2007年)に、加筆修正を加えた2010年発行の文庫版です。謎本とか謎解き本などと言われるタイプの解釈本です。これの韓国版が出たと言っても、僕には読めないので、日韓(日朝)バイリンガルの方に読み比べていただきたいところです。しかし、韓国で「エヴァンゲリオン」、どんなふうに見られているのでしょう?僕の日本語の解釈本の翻訳本を出そうという人がいるくらいだから、それなりに見られているのでしょうが。
静山社文庫版は、本体価格705円で、国内各書店で入手可能です。2010年の文庫化のさいに、単行本のミスプリを訂正したほか、テレビシリーズの放送や完結編映画「THE END OF EVANGELION」公開や、DVD発売の経緯などについての解説や、DVD紹介ページを加えるなどの改訂をしていますが、解釈そのものは、2001年の第1版と同じです。「文庫版あとがき」で、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」の音楽などにも触れています。

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〔HP内の「エヴァンゲリオン解読」出版情報ページ〕
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/eva-kaidoku.htm

〔音楽HP内の「エヴァンゲリオン解読」紹介ページ〕
http://masahirokitamura.art.coocan.jp/evangelion.html

●『完本 エヴァンゲリオン解読』(北村正裕著、静山社文庫、2010年)目次●

文庫版のために-『新世紀エヴァンゲリオン』の経緯(放送、上映、ソフト発売)
『新世紀エヴァンゲリオン』(95~99年版を読み解くためのDVDガイド
序章 解釈とは何か
第一章 ゼーレがカヲルに「託」したこと …序章○「予定をひとつ繰り上げる」とはどういうことか?○「初号機による遂行」とは何を意味しているのか?○ビデオ発売にあたってテレビ放映版から修正された部分の意味は何か?○ゼーレとゲンドウの補完計画の違いと共通点は…
第二章 零号機のコアの秘密 …○リツコは零号機のコアの秘密を知っていたのか?○互換試験のとき零号機からシンジに流入したレイのイメージの正体は?○「まさか…いえ…そんなはずはないわ」とは、どういうことか?○第弐拾参話での「このことは極秘とします」とはどういうことか?…
第三章 第拾九話「だめなのね……もう」の真相 …○エヴァの「パーソナルパターン」とは何か?○第拾九話でのレイの初号機とのシンクロ失敗の本当の原因は?…
第四章 鈴原トウジ選出の舞台裏 …○エヴァパイロットが一四歳であることには意味があるのか?○エヴァパイロット選考の基準は?○アスカ選出のタイミングは?…
第五章 シンジがアスカの首を絞めた理由 …○「気持ち悪い」という台詞の意味は?○包帯の意味は?…
第六章 ミサト、カーペット発言の意味 …○マンションでの首絞めのイメージ・シーンは、何故、リアルに描かれているのか?○シンジの「アスカにひどいこと」とは何か?○ミサトの絶命寸前の「カーペット」発言は何を意味しているのか?○DEATH編の弦楽四重奏シーンは、何を意味しているのか?…
第七章 「パターン青」の謎 …○「君は僕と同じだね」とは?○「まごころを、君に」で、リリス=レイが「パターン青」と分析されながら「人間」と断定されたのは何故か?…
第八章 使徒襲来の謎 …○使徒が徐々に進化しているように見えるのは何故か?○(裏)死海文書は、何故、使徒の襲来を、その数にいたるまで正確に予言できたのか?○使徒とは何か?…
資料編-資料
資料に関する補足(2007年)
あとがき-〔単行本旧版〕あとがき
〔単行本新版〕あとがき
文庫版あとがき

新劇場版序破急Q公開機にエヴァンゲリオン謎解釈解説本

「三千世界、辻観察ブログ」というブログの11年1月6日の記事
http://electric-nokogiri.at.webry.info/201101/article_3.html
に、映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」を見たのを機に、「新世紀エヴァンゲリオン」の解釈本、「新世紀エヴァンゲリオン完全攻略読本」を読んだという趣旨のことが書かれていました。この本は、複数の著者による本で、1997年3月、つまり完結編の映画の公開前に三一書房から発行されたものですが、当時のエヴァンゲリオン解釈本の中では、ていねいに作られていて、当時、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」がどのように見られていたのかを振り返るための資料としても価値があるかもしれません。
僕が「エヴァンゲリオン解読」を出版したのは、劇場版完結編が公開され、さらに、テレビ版に修正が加えられた映像と劇場版完結編の映像のDVDビデオが発売された後の2001年でしたが、版元は、「新世紀エヴァンゲリオン完全攻略読本」と同じ三一書房でした。僕の本は、出版社の依頼で書いたものではなく、いわゆる持ち込み企画だったのですが、原稿の持ち込み先として三一書房を選んだ理由の第一は、ここが、「新世紀エヴァンゲリオン完全攻略読本」の版元だったからです。そして、同じ編集者が担当してくれることになり、その後、その編集者には、他の本などでもお世話になっています。「エヴァンゲリオン解読」が2010年に文庫化され、「完本 エヴァンゲリオン解読」というタイトルになって、静山社文庫として、静山社から一部加筆修正の上発行されたときにも、フリーの編集者となった同じ編集者にお世話になっています。そして、そんなおつきあいも、1997年に、僕が「新世紀エヴァンゲリオン完全攻略読本」を読んだことがきっかけだったわけです。
2007年にスタートした新作アニメ「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」(序・破・急(Q)+完結、4部作)シリーズは、「新世紀エヴァンゲリオン」のキャラクターたちが活躍する、いわば、もうひとつの「エヴァ」とも呼ぶべきものですが、現在、第二作「破」まで公開されているこの新作の公開を機に、その原作であるアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」について、改めてじっくり考えてみるのは、とてもおもしろいことだと思います。

僕の、静山社文庫版の「完本 エヴァンゲリオン解読」についても、いくつかのブログ記事で紹介されているようですが、新しいところでは、
「hi-sai BLOG」というブログの11年1月1日の記事
http://hi-sai.blog.so-net.ne.jp/2011-01-01
で紹介されています。
テレビシリーズの放送が始まった95年当時から「エヴァンゲリオン」を見ていた方のようで、「あきらめていた謎解きに触れ、忘れていた興味が一気に復活した」とのこと。新しい味わい方を発見するきっかけになってくれたのならうれしいです。

[HP内のエヴァンゲリオンコーナー]
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/eva.htm

静山社文庫版『(完本)エヴァンゲリオン解読』発売

アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」(95~99年版)の解釈本、『エヴァンゲリオン解読』(北村正裕著)については、三一書房からハードカバーで発行された2001年の第1版、2007年の「新版」ともすでに版元品切れ、絶版となっていましたが、2007年新版にさらに加筆修正を加えた新編集版が、『完本 エヴァンゲリオン解読』というタイトルで、静山社文庫の1冊として、発行されました。
文庫化にあたっての主な加筆、修正点は、まず、序章の前に、「新世紀エヴァンゲリオン」の放送、映画公開、ビデオソフト発売の経緯などを簡単にまとめた1ページをおいたこと。また、2003年版のDVDの紹介ページを設けたこと。そして、「文庫版あとがき」の中で、2009年の「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」について触れたことなどです。

詳しい情報は、ホームページ内の「『エヴァンゲリオン解読』出版情報」のページ
http://homepage3.nifty.com/masahirokitamura/eva-kaidoku.htm
に掲載しています。

[当ブログ内の関連記事]
http://masahirokitamura.dreamlog.jp/archives/51606143.html
http://masahirokitamura.dreamlog.jp/archives/51606154.html
など

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