北村正裕BLOG

童話作家&シンガーソングライター、北村正裕のブログです。 北村正裕ホームページ(北村正裕アート空間) http://masahirokitamura.art.coocan.jp/ もよろしく。 X(旧ツイッター)アカウントは「@masahirokitamra」です。

『エヴァンゲリオン』30周年、映画6作品順番に上映

1995年10月4日に『新世紀エヴァンゲリオン』TVシリーズ第壱話が放送されてスタートしたアニメ『エヴァンゲリオン』シリーズ。来月、30周年を迎え、様々な企画が発表されています。

2025年10月から2026年2月までの間、各月に1作品(10月は2作品)、それぞれ1週間ずつの期間限定で、『エヴァンゲリオン』シリーズ6作品が全国の劇場にて上映。「月1エヴァ EVANGELION 30th MOVIE Fest.2025-2026」。『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生』は10月10日(金)スタート。
『エヴァンゲリオン』を初めて見る人の場合は、『新世紀エヴァンゲリオン劇場版』鑑賞前に『新世紀エヴァンゲリオン』TVシリーズ鑑賞が必須ですが、その後は、映画6作品をわずか半年足らずで順番に映画館で鑑賞できるというチャンス!
【『エヴァンゲリオン』シリーズ映画6作品、上映順】
①『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生』
②『新世紀エヴァンゲリオン Air/まごころを、君に』
③『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』
④『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』
⑤『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』
⑥『シン・エヴァンゲリオン劇場版』

*『新世紀エヴァンゲリオン劇場版』鑑賞の前に『新世紀エヴァンゲリオン』TVシリーズ鑑賞は必須(『シト新生』前半でTVシリーズの一部回想、『Air/まごころを、君に』はTVシリーズの続き)。
*『新世紀エヴァンゲリオン』未鑑賞のまま先に新劇場版シリーズを鑑賞することも一応は可能(『シン・エヴァンゲリオン劇場版』には新劇場版だけでなく『新世紀エヴァンゲリオン』の内容を前提とした部分もあり)。

*『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生』の上映バージョンは、改訂版、
「DEATH (TRUE)²&REBIRTH」。

上映日程、上映バージョン、上映劇場の情報
https://www.evangelion.jp/30th_movie_fest.html

「新世紀エヴァンゲリオン」BD情報のページ
https://www.evangelion.jp/ng.html

NETFLIXの「新世紀エヴァンゲリオン」(TVシリーズ)のページ
https://www.netflix.com/jp/title/81033445

amazonプライムビデオの「新世紀エヴァンゲリオン」(TVシリーズ)のページ
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B01EW8ETNO/


『新世紀エヴァンゲリオン 劇場版』は、1997年に『シト新生』と『THE END OF EVANGELION(Air/まごころを、君に)』が上映されて完結した後、1998年に、『シト新生』の前半分の「DEATH」の改訂版(DEATH (TRUE)²バージョン)と『『THE END OF EVANGELION(Air/まごころを、君に)』をつなげて、『REVIVAL OF EVANGELION(DEATH (TRUE)²/Air/まごころを、君に)』として上映されましたが、今回の上映では、『DEATH』が1998年の (TRUE)²バージョンになるものの、『Air/まごころを、君に』とつなげての上映ではなく、『シト新生』と『Air/まごころを、君に』を、別々に上映するようです。そのため、『REVIVAL OF EVANGELION』の形では見られない『シト新生』の後半部の『REBIRTH』(『Air/まごころを、君に』の前半『Air』の途中までの内容で、最後に挿入歌『魂のルフラン』が流れる作品)が映画館で見られることになります。

今回の映画上映以外にも、「30周年記念展」など、来年にかかて様々なイベントが企画されているようで、30周年特設サイトに情報が出ています(詳細はこれから発表されると思います)。


30周年記念展 ALL OF EVANGELION 公式サイト
https://ao-eva.exhibit.jp/

30周年特設サイト
https://30th.evangelion.jp/


『完本 エヴァンゲリオン解読』(『エヴァンゲリオン解読』文庫版)重版情報(HP内)
http://masahirokitamura.art.coocan.jp/eva-kaidoku.htm

『「かがみの孤城」奇跡のラストの誕生-源流「エヴァンゲリオン」「まどかマギカ」と虚構と現実の芸術論』(北村正裕著、2023年、彩流社刊)の情報(23年8月X投稿)
https://x.com/masahirokitamra/status/1692167603853422743

北村正裕ホームページの『エヴァンゲリオン』コーナー
http://masahirokitamura.art.coocan.jp/eva.htm


〔北村正裕X〕
https://x.com/masahirokitamra

〔北村正裕HP&SNS紹介サイト〕
https://masahirokitamura33.wixsite.com/masahirokitamura

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1998年の『新世紀エヴァンゲリオン劇場版』リバイバル上映のチケット

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2014年、「ラストショー」で『Air/まごころを、君に』が上映された新宿ミラノ座

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2021年3月、コロナ渦の中『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が上映された映画館(TOHOシネマズ池袋)

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映画の風景のモデルの一つ、天浜線鉄道歴史館(2024年2月17日撮影→記事

【2025年9月23日追記】
9月28日(日)、深夜1時50分~テレ東で「エヴァンゲリオン30周年特別番組 残酷な天使のテーゼ 時代も国境も超えて」が放送されるとのことです。
https://www.tv-tokyo.co.jp/anime/eva30th-zante/
また、2025年10月から2026年3月まで、TOKYO FM等で、毎週土曜22時30分~「FM EVA 30.0」(エフエム・エヴァ・サーティ)が放送されるとのことです。
https://www.evangelion.jp/news/250922-1/
(25.9.23追記)

【2025.10. 1追記】
『新世紀エヴァンゲリオン』TVシリーズ全26話と劇場版2作、『ENAVGELIOM:DEATH(TRUE2)』、『Air/まごころを、君に』のamazonプライムなどでの見放題配信がスタートしました。

公式サイトの配信情報ページ
https://www.evangelion.jp/od.html

AV Watchの情報
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/2051477.html

ホームページの「エヴァンゲリオンの基礎知識」のページ
https://masahirokitamura.art.coocan.jp/eva-g.htm
(25.10. 1追記)

【2025.10. 4追記】
note記事掲載しました。
エヴァンゲリオン30周年、TVシリーズ+映画、順番に鑑賞のチャンスも
https://note.com/kitamuramasahiro/n/nf1c44bb20c9d
(25.10. 4追記)

【2025年10月13日追記】
10月10日に『エヴァンゲリオン』映画リバイバル上映「月1エヴァ」スタート。12日、『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生』リバイバル上映を見てきました。上映前日にはチケット完売、満席でした。30周年ということで、30年前からのファンの比重が高いのかと思いきや、全く違っていました。97年の映画初公開当時には生まれていなかったような若い観客が大半。また、当時の『エヴァ』の観客は男性が9割以上でしたが、今回は半数くらいが女性でした。ファン層大幅拡大ですね。
X投稿
https://x.com/masahirokitamra/status/1977552690248040463
(25.10.13追記)

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25年10月12日、グランドシネマサンシャイン池袋

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1998年のリバイバルチケット(左)と2025年リバイバルチケット(右)


【2025年10月17日追記】
note記事
「『新世紀エヴァンゲリオン』、零号機のコアの魂の秘密を知らなかったリツコの悲劇にも注目」
https://note.com/kitamuramasahiro/n/n80b7024e7793
掲載しました。
記事の中で、先日、9月30日の、やたじろうさんのnote記事
「『新世紀エヴァンゲリオン』 再考察で得る絶望と希望」
https://note.com/keen_koala2438/n/n07eddea4cdbb
を紹介しています。
やたじろうさんは、『完本 エヴァンゲリオン解読』(北村正裕著、静山社文庫)を読んだのがきっかけで『新世紀エヴァンゲリオン』を見返したとのことで、記事の中では、『完本エヴァンゲリオン解読』の中のいくつかの内容が紹介され、
「これらの内容を踏まえた上で、「新世紀エヴァンゲリオン」並びに「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」を鑑賞すると、感慨もひとしおです」
と、書かれています。
10月10日から始まった『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生』のリバイバル上映は、当初、一週間ということでしたが、全国で完売、満席続出で、多くの映画館で一週間延長となったようです。
「エヴァ・インフォメーション」のページ
https://www.eva-info.jp/25310
などに情報が出ています。一週間チケットとれなかった人にもまだチャンスあります!
(25.10.17追記)

25年4月・8月ライブ記録映像一部公開

2025年4月20日と8月17日ライブの記録映像をYouTubeの@北村正裕チャンネル
https://www.youtube.com/@北村正裕
https://www.youtube.com/channel/UCtsFGii6IOR0L_0sFGHmLYQ
で公開しました。

2025年4月20日、Iwoo NOGATAでのライブ記録映像より

「全然オッケー」(北村正裕作詞・作曲・歌)
https://youtu.be/R7YYGWYYax8
https://youtu.be/R7YYGWYYax8

「あの角を曲がれば」(北村正裕作詞・作曲・歌)
https://youtu.be/-x7tdpGQW1w
https://youtu.be/-x7tdpGQW1w


2025年8月17日ライブ、Iwoo NOGATAでのライブ記録映像より

「乙女座の女の子」(北村正裕作詞・作曲・歌)
https://youtu.be/wmuppAkB4kQ
https://youtu.be/wmuppAkB4kQ

「二人乗りの気球」(北村正裕作詞・作曲・歌)
https://youtu.be/jNuMZJ29N44
https://youtu.be/jNuMZJ29N44

「君に似合った花は」(北村正裕作詞・作曲・歌)
https://youtu.be/-ErhcVSZJ0Q
https://youtu.be/-ErhcVSZJ0Q

「君が教えてくれた道」(北村正裕作詞・作曲・歌)
https://youtu.be/BhwO6SSpNSA
https://youtu.be/BhwO6SSpNSA


また、北村正裕ライブ宣伝用動画「北村正裕ライブ【50秒バージョン】」
(音源は、北村正裕作詞・作曲・歌「遠き夢」、2024年7月21日ライブ音源)
https://youtu.be/8wA6J6ckrnY
https://youtu.be/8wA6J6ckrnY
も公開しています。


ライブ情報は、北村正裕ホームページ
http://masahirokitamura.art.coocan.jp/
に、随時、掲載しています。ライブそのものについてももちろんですが、動画についても感想お待ちしています(ホームページご覧ください)。


〔関連ブログ記事〕
「2024.12.7ライブ映像公開」(24.12.20の記事)
https://masahirokitamura.dreamlog.jp/archives/52542797.html

〔北村正裕X〕
https://x.com/masahirokitamra

〔北村正裕HP&SNS紹介サイト〕
https://masahirokitamura33.wixsite.com/masahirokitamura

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死んだ赤い清太の幽霊視点、映画『火垂るの墓』8月15日放送、7月には配信も

戦争孤児の兄妹、清太と節子の二人が栄養失調で亡くなるまでを淡々と描く野坂昭如作の小説『火垂るの墓』を、死んだ清太の亡霊の回想として描く高畑勲監督によるアニメ映画『火垂るの墓』。2018年4月に高畑勲監督の追悼番組のように日テレ(地上波)、金曜ロードショーで放送され、このブログにも記事掲載しましたが、戦後80年の今年の終戦の日、8月15日(金)の金曜ロードショーで、ひさしぶりに、映画『火垂るの墓』が放送されるようです。5月に早々と発表されましたが、戦後80年の今年の終戦の日が金曜となると、放送する映画は、たしかにこれしかないだろうと、納得の選択です。
7月15日にはnetflixでの配信も始まるようです。
8月2日(土)には、NHK-EテレでETV特集「”火垂るの墓”に込めたメッセージ~高畑勲が残した7冊のノート」の放送も予告されています(23:00~23:59)。

原作にはない清太の亡霊(幽霊)は赤い色で表現され、ラストでは、死んだ妹の節子とともに丘の上から現代の都会の夜景を眺めているようなシーンが印象的です。戦争の犠牲になった彼らは、現代の日本をどう見ているのでしょう?
「栄養失調による衰弱死」という二人の死因は、小説の序盤ですでに示されていましたが、年齢については、原作では、節夫が「四歳」、清太については、「中学三年」と書かれています。原作の描写は、高畑勲によるアニメ映画の色彩豊かな表現とは違って、淡々としたものと感じられますが、それでも、そこに記されているセリフなどは、簡素であるがゆえにインパクトが感じられます。二人の家が焼け、母の死の原因にもなった空襲は、「六月五日神戸」の空襲と書かれ、節子の死は「八月二十二日」、清太の死は「九月二十二日」と、記述はリアルです。
戦災孤児となり西宮の親戚のおばさんのところに身をよせていた清太と節子が、その西宮のおばさんの家には「これ以上長くはいられないだろう」と悟り、「ぼくらよそへ移ります」とおばさんに告げたときのおばさんと清太との会話は、「よそて、どこ行くの」「まだはっきりしませんけど」「はあ、まあ気イつけてな、節ちゃんさいなら」と記され、二人は追い出されたのだということがはっきりしますが、記述は淡々としたものです。その会話の少し前には、おばさんの二人への「ほんまにえらい疫病神がまいこんで来たもんや、空襲いうたって役にも立たんし、そんなに命惜しいねんやったら、横穴で住んどったらええのに」という言葉もあり、清太は、ほんとうに、警報が鳴ったときに逃げ込んでいた「池の先にある深い横穴」で暮らすことになります。その少し前には、おばさんの娘には「こいさんお国のための勤労動員やもん、ようけ食べて力つけてもらわんと」と言って飯をよそい、「清太節子にはすいとつまみ葉ばかり汁」という記述もあります。「お国のため」の役に立っていなければ生きる権利もないという恐ろしさ。そして、「小母さんとこもういやや」と清太に訴えて泣くと、さらに「うるそうて寝られへん」と追い打ちをかけられています。そして、ただの洞穴(横穴防空壕)で暮らすことになって、清太は「ここへ住むかと思うと気が滅入った」という記述もありますが、「節子がはしゃぎまわり」という記述もあり、それが清太の心の支えになっていたことがわかります。
その後、「水汲みの姿を近所の人に見られたから、二人壕で暮すとたちまちわかったが、誰もあらわれず」といった記述もあり、また、闇市での食料調達について、「ルートつかまねば高嶺の花」という記述もあり、知識のない清太にとって食料調達が困難になっていく様子も短く記されていて、「二か月ほど前かて、お母ちゃん桃を砂糖で煮たり、カニ缶を開けたりしとったのに」という記述もあり、休息に悪化していく食料事情が書かれています。
洞穴での生活を始めたとき、夜空に特攻機と思われる光を見つけた清太は、かつて見た軍艦を思い出し、父も乗っているはずの軍艦の姿を思い浮かべますが、映画の軍艦の絵は、後にアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の監督として活躍する庵野秀明さんの担当。
二人は、蛍をつかまえて蚊帳の中にいれ、それで灯をとりますが、朝になると、蛍の半分は死んでしまい、節子はその死骸を壕の入口に埋め、清太が「何しとんねん」と訊ねると「蛍のお墓つくってんねん」と答えます。さらに、「お母ちゃんもお墓にはいってんやろ」と言い、清太が隠していたことをおばさんから聴いてしまったことが、ここで判明します。映画では、まだ二人がおばさんの家にいたころ、節子が激しく泣いていてそれを赤い清太の亡霊が見て驚いているシーンがあり、それが、節子が母の死を知ってしまった場面なのかもしれないと思えるのですが、清太が隠しているのにそれを教えてしまうおばさんへの怒りと、やはり、おばさんのところでは生きていけないのだという悟りと、そして、母の死を隠している清太への配慮から、しばらくは知ってしまったことを清太に隠していた節子への思いが、知っていたことが明かされたところで噴き出してきます。
終盤、死の直前の節子が、石を拾って「兄ちゃんどうぞ」と差し出し、ままごとのように「どうそ、お上がり、食べへんのん?」と言うシーン、節子の「兄ちゃん、おおきに」という言葉には、もはや、コメントのしようがありません。
最後、節子に続いて清太が死んだとき、「他にニ、三十はあった浮浪児の死体と共に、布引の上の寺で荼毘に付され、骨は無縁仏として納骨堂へおさめられた」という一文で小説は終わっています。

自分の場合、亡くなった母から、5月25日の山の手空襲の体験を何度も聴かされていて、表参道を走って明治神宮に逃げ込むまでの焼夷弾の雨と、翌朝の変わり果てた表参道の様子を何度も聞かされていたため、映画『火垂るの墓』の空襲シーンは、母から聴いた山の手空襲のようでリアリティを感じます。原作が描いているのは神戸の空襲であり、映画の高畑勲監督の場合には岡山での空襲体験がベースになっているのでしょうが、その恐ろしさは、東京も神戸も岡山も同じだったのだと思います。

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2018年4月のブログ記事
「火垂るの墓」赤茶色の服の清太、中盤の登場にも注目
https://masahirokitamura.dreamlog.jp/archives/52432096.html

25年5月26日の金曜ロードショー公式X投稿
https://x.com/kinro_ntv/status/1926891579584778288

netflixでの25年7月15日配信開始のニュース
https://about.netflix.com/ja/news/grave-of-the-fireflies

25年7月6日NHK「ETV特集」公式Xの投稿
https://x.com/nhk_Etoku/status/1941788900059734338

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【2025. 8. 8追記】
映画『火垂るの墓』の原作との大きな違いは、清太の幽霊を登場させている点だと思いますが、googleで検索してみると、日によって、「AIによる概要」として、「映画『火垂るの墓』には、清太が幽霊として登場するシーンはありません」だとか、「映画『火垂るの墓』では、清太は亡霊として描かれているわけではありません」などという大うそがページ最上部に!ネット上には偽情報が多いですが、AIのウソががさらに拍車をかけているという実態を見せつけられます。つい先日、Eテレ、ETV特集で放送された「火垂るの墓と高畑勲と7冊のノート」でも、清太の幽霊を登場させたことを、高畑勲監督による映画『火垂るの墓』の大きなポイントとしてクローズアップしていましたが、AIにも見て欲しかったですね。AIによる「解説」はネット上の情報のうけうりのようなので、うそを増幅させる働きをしてしまうようですが、AIが知ったかぶりをしているとしか思えないような表示内容もよく見かけます。日によって表示内容が変わるほか、同じ日でも、検索語を少し変えるだけで表示内容が豹変したりもするようです。
(25. 8. 8追記)

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無料学習支援ボランティア募集(25年夏)

2年前にも無料学習支援会のボランティア募集の記事掲載しましたが、自分もボランティアとして参加している東京都豊島区で活動している地域の小中学生を対象とした無料学習支援会、クローバーのボランティア募集のチラシを、今年も、池袋周辺の大学などに配布中で、掲示など、依頼しています。大学生と社会人のボランティアを募集しています。

自分の場合は2017年にこの団体のことを知り、同年12月からの参加ですが、団体(子どもサポーターズとしま)自体は2010年7月から活動をしている団体で、今では全国に広がっている無料学習支援会の草分け的な存在ということになりそうです。経済事情などで塾に通うのが難しい子どもたちの学習支援ということでスタートした活動ですが、勉強だけでなく、子どもたちの居場所としての意義もあり、参加する大人にとってもよい勉強になります。自分の場合、長い間、予備校で講師として大学受験生に数学を教える仕事をしていて、それは、今も続けていますが、学習支援ボランティア団体では、予備校などでは味わえない活動が出来ます。
学生ボランティアの場合、卒業、就職で、ボランティア活動への参加が一度終了となる場合が多いですが、日曜のイベントなどに応援参加してくれる人もいます。学生ボランティアとして活動していた人たちの卒業後の進路は様々のようですが、卒業後、教師や保育士として活躍されている人もいます。特別、教育関係の仕事に就くのでなくても、ボランティア活動の経験は貴重な財産になるのではないかと思います。もちろん、社会人ボランティアにとっても、ボランティア活動はよい経験、よい勉強になると思います。

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23年7月21日の記事(無料学習支援ボランティア募集)
https://masahirokitamura.dreamlog.jp/archives/52499848.html

学習支援クローバーHP
https://clovertoshima.wixsite.com/toshimaku-clover

北村正裕HP内の教育・子ども学習支援情報リンクのページ
http://masahirokitamura.my.coocan.jp/edu-l.htm

北村正裕ホームページ紹介サイト
https://masahirokitamura33.wixsite.com/masahirokitamura

北村正裕X
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沼尻竜典指揮、神奈川フィル、セミステージ「ラインの黄金」観劇

6月21日(土)、みなとみらいホールで、沼尻竜典指揮、神奈川フィルハーモニー管弦楽団によるセミステージ形式の「ラインの黄金」観劇。
今年は、4月に藤原歌劇団のセミステージ形式での「ロメオとジュリエット」(グノー作曲)を観劇しているので、コンサート形式やセミステージ形式でのオペラ上演はスルーしてしまうことが多い自分としては、短期間で2つのセミステージ形式公演の観劇というのは珍しいことですが、4月の「ロメオとジュリエット」の場合は、セミステージ形式であっても、そもそも上演機会が少ないオペラであり、今回の「ラインの黄金」の場合は、「ロメオとジュリエット」ほど上演機会が少ないというわけではないものの、自分の場合、2015年10月に新国立劇場での公演(ゲッツ・フリードリヒ演出、飯守泰次郎指揮)を見て以来、しばらく観劇機会がない状態が続いていたという事情もあります。
さて、今回の公演、演奏は堅実で、充実感があるものでしたが、演技のほうは、「セミステージ形式」といっても、ほとんど「コンサート形式」のような感じで、最小限の演技にとどまり、衣装もコンサートの衣装だし、舞台装置も一切なしという簡素なもので、視覚的に面白いというものではありませんでした。アルベリッヒ役の志村文彦さんに至っては、譜面台を置いて、譜面を見ながらの歌唱になっていたので、ラインの黄金の強奪などの重要シーンでも、演技は半分という感じになってしまっていたと思います。
そんな中、通常の公演では味わえない効果が味わえたのは、ラストシーン。3人のラインの娘が「偽りと卑怯が上では支配している」と歌うシーン。これは、ラインの娘たちが、ライン河で歌っている歌声で、舞台上のヴォータンとローゲが、山頂で、はるか下からかすかに聞こえてくる声を聴くというものなので、通常の公演では、舞台裏で歌われ、あまり強くは聞こえてこない歌声ですが、今回の公演では、オーケストラ後方部分のコンサート時には客席になるスペースの左に3人が登場して歌い、ヴォータンたちよりもむしろ高い位置から、客席にも非常によく響く歌声を披露してくれました。そして、コンサート時には客席になるオーケストラ後方の中央部分に字幕表示版が設置されていたため、「ラインの黄金」のみならず、「ニーベルングの指環」4部作の世界全体を象徴しているようなこのラストの歌詞が、ラインの娘たちの美しい歌声とともに強く印象づけられるという効果をもたらしているように感じました。その3人のラインの娘たちのうち、特に、「ラインの黄金」の最初の一声を発することになるヴォークリンデ役の九嶋香奈枝さんの美声は、冒頭から今回の公演の大きな支えになっていたように感じました。

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〔北村正裕HPの中のバレエ・オペラコーナー〕
http://masahirokitamura.my.coocan.jp/swanlake.htm

〔北村正裕ホームページ紹介サイト〕
https://masahirokitamura33.wixsite.com/masahirokitamura

〔北村正裕X〕
https://x.com/masahirokitamra

【2025年8月21日追記】
北村正裕ホームページ(音楽情報用と執筆情報用)の統合にともない、
バレエ・オペラコーナーのURLが変更になりました。
新しいURLは
http://masahirokitamura.art.coocan.jp/swanlake.htm
です。
(25. 8.21追記)

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