2003年プルミエの粟國淳演出によるプロダクション、これまでに、色々な出演者による舞台を見てきましたが、今回は、ミミ役がマリーナ・コスタ=ジャクソン、ロドルフォ役がルチアーノ・ガンチ、指揮がパオロ・オルミ。
マリーナ・コスタ=ジャクソンは、アリア以外でも綺麗な声の魅力があり、第一幕の登場直後からその美声に惹かれました。やや控え目な声量で、第一幕のアリアでは、もう少しパワーも欲しいと感じるところもありましたが、美しい声質を維持しながらていねいに歌ってくれたので、第4幕でショナールが退室してから再入室するまでのロドルフォと二人になる感動的なシーンなど、たっぷり楽しめました。
ロドルフォ役のルチアーノ・ガンチ、指揮のパオロ・オルミも、ていねいな歌唱、演奏を聴かせてくれました。
そして、今回、抽選に当たって、終演後の「バックステージツアー」に参加することができ、大道具が収納されているステージ横の部分などを見学させていただき、大道具をどう動かすのかなど、劇場スタッフの方に説明していただきました。
今回は5回の公演のうち、終演後にバックステージツアーが開催されるのは10月9日の1回のみ。このように、バックステージツアーは限られた日にしか開催されず、しかも、人数制限があるため(今回は60人)、そもそもバックステージツアー開催日に観劇しないと応募もできないのは当然ですが、応募できても抽選に当たらないと参加できません。そんなわけで、今回、抽選に当たったのはかなりラッキーなことだったと思います(今回は定員60名に対して応募287名)。参加費は300円でした。舞台内部の撮影はNGですが、舞台上からの客席の撮影のみ許可され、撮影タイムまで設けられました。
1997年10月に開場記念公演のバレエ『眠れる森の美女』(オレグ・ヴィノグラードフ演出)を観劇して以来、新国立劇場では、オペラとバレエの舞台を、何十回も観劇していますが、今回のプロダクション、2003年プルミエの粟國淳演出による『ラ・ボエーム』は、観劇回数がもっとも多いものです。本公演だけでなく、「高校生のためのオペラ鑑賞教室」として上演された公演も、高校生向け販売の後の残席の一般販売でチケット入手して、しかも、ダブルキャストの両方とも観劇するなどしてきましたが、今回、また、新たなミミの『ボエーム』を鑑賞することができた上に、今回、初めて、バックステージツアーにも参加できて舞台裏の見学までできて、大きな収穫でした。




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